スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ワーグナーの管弦楽曲集 若杉弘/ドレスデン・シュターツカペレ

連日のワーグナーであります。
バイロイトの音楽祭のFM放送始まりました。まずは、「リング」、指揮はティーレマン。・・・・・と言いつつ、ワタクシは寝てしまいました。
早朝覚醒の習慣で、夜は10時過ぎると眠くて眠くて・・・・(^^ゞ 

そこで、その前に聴いていたCDを・・・・・・。

ワーグナーの管弦楽曲集。
若杉弘指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1984年12月、ドレスデンのルカ教会での録音。ソニーと独シャルプラッテンの共同制作。原盤はアカンタだったか。
日本国内発売は1985年だったと思うが、このころは、LPも同時発売であって、収録時間はLPにあわせて約50分。今思えば、短いものだった。

若杉弘は1982年以来、ドレスデン国立歌劇場の常任だった。CDやLPがあまり残されていないで寂しいのだが、オペラが振れる日本人指揮者としては、欧州では著名であったと思う。このころ、若杉はにマーラーの「巨人」など充実した録音があり、来日公演も実現させるなど、大活躍だった。

さて、このCD、若杉の指揮が自然であざとくなく、その分、個性的なところがないのだが、ドレスデン・シュターツカペレの美質を存分に生かし切った演奏であって、実に心地よく聴けるもの。ドレスデン・シュターツカペレのワーグナー管弦楽曲集録音は、そう多くないので、貴重と思う。

1曲目は「さまよえるオランダ人」。
ドレスデン・シュターツカペレのまろやかで程よく溶けあうクリーミー・サウンドが展開する。パワー十分。ダイナミック・レンジが広く、フォルティシモでの音量は半端じゃないほど。迫力満点。ピアニシモは大変美しい。金管が全体的に良いが、特にホルンがイイ。ペーター・ダムかな?

2曲目は「タンホイザー」序曲。
ブラス・セクションの迫力が聴きもの。力強いだけでなく、包容力のある音が素晴らしい。ヴィオラやチェロなどの深々とした音もイイ。ドイツの森の奥深さを象徴するかのように、弦楽がしっとりとした音を奏でてゆく。ああ、エエ音やなぁ・・・。
後半では徐々にクレッシェンドして、弦がうねるように旋律を奏でる。これもいい。
ラストはスケール雄大、堂々たる音楽になっている。テンポもグッと落ちて、貫禄の終曲。

3曲目は「リエンツィ」序曲。
この曲は、美しい仕上げ。金管のまろやかな響きが特に印象的、ドレスデン・シュターツカペレは、まず弦楽の柔らかさが耳に飛び込んできて、一聴、心地よくなるのだが、金管の響きも極上。ホルンなど、特によろしい。

4曲目からは「ローエングリン」の2つの前奏曲。
静謐な部分と、フォルティシモとの対比が大きく、ストリングスの響きは最高。
ああ、つくづく、いいオケだなぁ・・・・と感心する次第。

録音は今も素晴らしいです。
20年以上経過したものとはとても思えない、鮮やかで瑞々しい録音。
特にダイナミック・レンジが大きく、音場は広大、ステージを彷彿とさせる臨場感もたまりません。
ルカ教会の残響も見事でありました。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 12/26/2007 08:56:02 おはようございます。
お世話になります。
ティーレマン。あまり好みの指揮者ではないです。
往年の名指揮者たちの演奏と比べるのは悪い気がしますが・・・。
この盤は未聴です。
指揮よりオケと録音に興味ありますね。
やはりドレスデンのオケとルカ教会は魅力です。
スポンサーサイト

コメント

おはようございます。
コメントしようと思ったら 何とを先手を打たれて >天ぬきさま の文字が!!(笑

ワーグナーは苦手なのですが、数年前K君にお付き合いして「ローエングリン」を観てきました。ベルリン・ドイツ・オペラの公演で指揮は若杉弘氏で、タイトロールは福井敬氏が歌いました。
派手さはありませんが静謐で神秘的な響きが印象に残っています。
出無精になってしまった今ではオペラシティは遠すぎて遠慮したかも^^;

こんにちは。私も同じCDを愛聴しております。
若杉/ドレスデンはいいコンビでしたね。エロイカや巨人もありましたが、いずれも廃盤でしょうか。
日本にもこのコンビで凱旋したはずですが、エアチェック音源も残ってませんでした。
飯守さんと並んで、日本人指揮者でドイツオペラが一番振れる人だと思います。
ちょい聴きしてますが、ティーレマンのリングはテンポも遅く重厚で時代が遡ってしまったかのようです。作年よりいいです。
夏の年末は、ワーグナーですね!

> ドレドレ 様
朝のネボケ眼で返信して、宛先を間違えておりました。
削除して、改めてコメントし直します。申し訳ありません。お許しください。

おはようございます。いつもお世話になります。
ヴァルヴィーゾ盤がありましたね・・・・思い出しました。と言いつつ、僕は未聴なんです。
若杉の演奏は自然でダイナミック。ドレスデン・シュターツカペレの演奏も最高に美しいと思いました。ルカ教会の録音もエエですね。
シノーポリ盤もそうですが、日本では廃盤が早いですね。もう少しのんびり売ればいいのに・・・・・と思います。

>天ぬき 様
こんにちは。いつもお世話になります。
早朝のネボケ、宛先違いのコメント、失礼いたしました。

ベルリン・ドイツ・オペラと若杉の公演、羨ましいです。日本人がタイトルロールというのもエエですね。
この年末年始の休暇はじっくりとワーグナーでも聴きたい気分です。
ありがとうございました。

>yokochan 様
こんにちは。コメントとTBを有り難うございました。
若杉弘は、劇場の人ですね。おっしゃるように、オペラを上手に振れる数少ない日本人指揮者と思います。
ドレスデン国立歌劇場で務めたんですから、大したもんですね。
このワーグナーも端正で実に美しく、またルカ教会の残響も綺麗な良い録音でした。廃盤なのは残念ですね。
マーラーの「巨人」も僕は愛聴盤なんです。

ワーグナー IN ドレスデン 若杉弘 指揮

PING:
BLOG NAME
今日の東京地方の天候は春の初めのに逆戻り。寒いし、晴れたと思うとにわか雨。こんな

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。