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ビゼーの「アルルの女」組曲 カラヤン/ベルリン・フィル

久しぶりに、今朝の四国は雨です。大雨です。
乾燥注意報が続いておりましたので、これでおさまるでしょう。


ビゼーの「アルルの女」組曲。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1983年9月~1984年2月、ベルリンのフィルハーモニーでの収録。DG盤。

カラヤンの巧さに脱帽。
美麗豊麗を極めたオーケストラ音楽であって、演出も上手い。特に弱音での色気がたまらない。聴いていると、心の襞をくすぐられるような美しさ。そしてデリカシー。
時にその美しさは官能的でさえある。豊満の美。

まずは第1組曲。
「前奏曲」の中間部、チェロが静かに主題を奏するところなど絶品の美しさ。
サクソフォーンも(ソロはダニエル・ドゥファイエ)実に洗練された響きで、繊細を極める。もう、聴き始めの第1曲から引き込まれてしまう。
「メヌエット」は速めのテンポ。もう少し遅い方が情感が出るのに・・・・とも思うが、カラヤンは甘い抒情には関心がないのか、素っ気ないくらいに飛ばしてゆく。
弦のアインザッツが少し緩いかな。弱音の美しさはこの曲でも見事。
「アダージェット」は一転、甘い抒情歌。この弱音も凄絶な美しさ。
「カリヨン」は勇壮で陽気な音楽が楽しい。中間部での静謐は、心に染みいる。ああ、ビゼーは天才や。フルートなど絶品。いったい、ビゼーの音楽は管楽器の扱いが巧い。美しい旋律のオンパレード。

第2組曲も聴きどころ満載。
「パストラル」もフルートのソロが綺麗。ソロは誰かな?クレジットがないんだが、カールハインツ・ツェラーかな?アンドレアス・ブラウかな?・・・・
「間奏曲」は堂々とした音楽も良いし、サクソフォーンがデリカシーの塊のようになって切々と歌う音楽も良し。
「メヌエット」はいつ聴いても清々しい。清潔清冽なフルートの響きが減衰して消えてゆく時の余韻!この美しさはゾクゾクするくらい。
「ファランドール」は劇的な演奏。カラヤンの演出の巧みさが際だつ。

録音上々であります。
デジタル初期のものですが、あまりデジタル臭さがないです。音も硬くないので、聴きやすいですな。

ところで、本当に素晴らしいのはこのCDに一緒に入っている「カルメン」組曲の第3幕への前奏曲。このフルートは絶品であります。
ソロは誰なのか・・・・ツェラーなのかブラウなのか・・・?
誰かご存じの方がいらっしゃたら、教えてくださいませ。



AUTHOR: Verdi DATE: 12/22/2007 09:50:21 こんにちは。

 フルートソロは......存じません......(.. ;)

 「アルルの女」と言われて頭に浮かぶのは、ファランドールであります。あの、ちょっと騒々しいくらいの音楽が、耳に残っているのです。
 嫌味でなく、ああいうのやらせるとカラヤンは面白いですよね。この手のちょっとした「名曲」の纏め上げ方が絶妙で....... オペラ序曲集とか、オペラの間奏曲集とか、なんでこんなに面白いの、と思ったりします。


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コメント

こんにちは。
ビゼーの「アルルの女」組曲のうち何曲かは、小学校(だったかな)の音楽の授業のレコード鑑賞でもよく聴ききましたね。懐かしいです。
おっしゃるように第1組曲の「前奏曲」から引き込まれて聴いてしまいますね。後半のサクソフォーンの哀しい調べもいいですね。
次々と名曲のオンパレード..。ビゼーは天才!そのとおりですね。
久しぶりに手元にあるクリュイタンス/パリ音楽院管(1964年:EMI)のCDで聴いています。カラヤン盤は未聴ですが、趣きはまた違うのでしょうね。

いつもお世話になります。
おっしゃるように
ビゼーはメロディの天才ですね。
ひろはやさんのコメントにある
クリュイタンス盤はスタンダードな名演だと思います。
カラヤンはこういう曲を振らせると本当にうまいですね。
ベルリン・フィルのアンサンブルも極上です。

今晩は、冷たい雨が降ってます。雪にはならないようですが。
マリナー・ロンドン響(フィリップス)の演奏もよかったです。LPの録音が良く、CD化されたときも真っ先に買い求めました。
LPは長岡鉄男の推薦盤だったから購入したのかも?記憶がはっきりしませんが。
カラヤン名曲集で唯一所有しているのが、「アルビノーニのアダージョ」
サンモリッツ・フランス教会で弦セクションだけの録音(1969年) ボッケリーニの小五重奏曲「マドリードの夜警隊の行進」が聴きたく購入したもの
肉厚の弦の響きに、満腹になった記憶があります。

>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
アルルの女・・・・やはりファランドールですね。あとメヌエットでしょうか。この2曲は、ビゼーに親しむ前から知っていました。
カラヤンは巧いと思います。通俗名曲を振らせて、これだけ一生懸命にやってくれるのはカラヤン/BPOとオーマンディ/フィラデルフィア管だけでしょう・・・・・特にカラヤンは、丁寧で上質な仕上げ、情熱さえ感じます。大指揮者なのに、凄いなぁとつくづく感心します。

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。コメント感謝です。
僕の小学校の下校の音楽は、サン=サーンスの「白鳥」でした。懐かしく思い出されます。
カラヤンはホンマに巧いですし、こういう通俗名曲でも必死に演奏してくれるのが嬉しいです。来年は生誕100年だそうですが、またボックスものを僕は買ってしまいそうです・・・・(^^ゞ。
ムーティ、揉めてるんですか。僕は好きです。フィラデルフィア管とのベートーヴェンなど、世評高くないですが、僕は親しめました。ベームやセルは・・・・・そろそろ忘れられてきているんでしょうか。少し残念ですね。

>望 岳人 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
クリュイタンス/パリ音楽院管の演奏も、良いですね。名盤ですね。
さて、URLを有り難うございました。早速見てみました。じっくり読ませてもらいます。勉強になりました。
カールハインツ・ツェラーかなぁと、実は僕も予想しているんですが、望さんと意見が一緒で嬉しいです。
とにかく巧いです。ソロを聴く楽しみは、やはりさすがにBPOだと思います。
有り難うございました。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
「アルルの女」は学校音楽の鑑賞の時間以来、僕も大好きな曲です。クリュイタンス/パリ音楽院管は、エヴァーグリーン的な名盤。素晴らしい演奏ですね。
カラヤン、オーマンディ、デュトワ、チョン・ミュンフンなどで聴いているんですが、録音が抜群によいのはデュトワ盤でした。エレガントな名演と思います。
カラヤン/BPO盤は、さすがにドイツの重厚さが出てくるようです。ソロは抜群に巧いですね。

>猫よしお 様
おはようございます。いつもお世話になります。
カラヤンの巧さには、脱帽します。上手いもんですね。
BPOの巧さも相変わらずですし、やはりこのコンビは凄かったんだと、つくづく思います。
クリュイタンス/パリ音楽院管の演奏も大好きです。少し録音が古くなりましたが、味わい深いのは変わりませんね。

>ドレドレ 様
おはようございます。冷たい雨の四国です。
カラヤンの「アルビノーニのアダージョ」、LPで持っていたんですが、友人に貸したまま、引っ越しを機に行方不明になってしまいました。
マリナー/ロンドン響盤がありましたね!
長岡鉄男の本を読んで、僕は輸入盤を石丸電気で買いました。国内盤LPも持っていたんですが、輸入盤でないとアカンと書いてあったんですね。そのごCDでも買い直しましたが、サッパリとした演奏で、録音がさすがに良いですね。思い出しました。有り難うございました。
エントリーは、こちらです・・・・・・・。↓
http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717/2623096#2623096

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