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ハイドンの交響曲第59番 イ長調「火事」 マリナー/アカデミー室内管

日曜日の朝はハイドンを聴いておりました。
爽やかなサッパリ系の室内管弦楽団で聴きたいなと思ったのです。

今では古楽器団体ばかり目立つようになりましたが、昔は、ヨーロッパそれぞれの国に著名なる室内管弦楽団があって、楽しく聴けたものです。

フランスにはまずパイヤール室内管弦楽団、バロックからハイドン、モーツァルトに見事な演奏を録音していた。あと、ルイ・オーリアコンブ指揮するトゥールーズ市室内管も佳演を聴かせてくれた。
ドイツではミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管かな。ガッチリしたバッハやヴィヴァルディだった。ヘルムート・ヴィンシャーマン/ドイツ・バッハゾリステンもガッチリとした演奏を聴かせてくれた。
リヒター/ミュンヘン・バッハ管弦楽団はちと別格かな。
イタリアではイ・ムジチ合奏団。レガートを多用した流麗な演奏は、ちょうどミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内管と好対照だった。
イギリスではマリナー/アカデミー室内管とレパード/イギリス室内管。どちらも中庸の爽やかな演奏を聴かせれくれた。

就中、アカデミー室内管は、レコードが多く、廉価盤になることも多かったので、最も親しんだオケだった。マリナー指揮のものが最も多いのだが、女流ヴァイオリニストのアイオナ・ブラウン指揮するレコードも楽しかった。

今日は、そんな訳で、マリナー/アカデミー室内管のハイドンを聴こうと思ったのです。
ハイドンの交響曲第59番 イ長調「火事」。
ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団の演奏。
1975年の録音。フィリップス原盤のLP。
「火事」のニックネームは、第1楽章プレストの勢いの良さから来ているらしい。ハイドンの疾風怒濤期の作品になる。約20分の可愛らしい曲。

第1楽章は軽快。リズムがよく弾んで爽快な気分になる。
アカデミー室内管の響きも爽やかそのもの。見通しよくスッキリ、透明度の高い響きで駆け抜けてゆく。弦楽アンサンブルが見事なので、あまり目立たないのだが、後方で鳴る管楽器も巧いもんだ。

第2楽章は典雅な音楽。ハイドン独特の暖かみと微笑がある。
こういう音楽をやらせると、マリナーは上手い。端正で上品。微温的な演奏だとは思うが、寛いで聴くには最高。ハイドンを聴くのに、眉間に皺を寄せて聴いても仕方ないしね。
第3楽章は見事なメヌエット。さすが、ハイドンはメヌエットの作曲だ、心弾むリズム、穏やかな表情、しみじみとした味わい深いメロディ、どれをとっても素晴らしい。
マリナーもその辺は心得ていて、テンポは中庸だし、仕上げは克明。

フィナーレは推進力溢れる快速さ。アレグロ/アッサイ。管楽器の活躍も目立ってくる終曲だ。

オランダ・フィリップスの輸入盤LPであります。
その昔、石丸電気のキズ物バーゲンで買いました。今聴くと、そのことも懐かしく思い出されます。そういえば、その頃の石丸の宣伝文句は「ヨーロッパに感激」でありました。奥行き・高さがあって、音場は広大。音はしっとりと落ち着きがあって、アナログLPらしい穏やかな音で楽しめます。
爽やかなハイドンでありました。


日曜日はお墓の掃除。亡父の供養もすませました。
四国伊予西条では、12月12日が今年亡くなった人のお正月。「巳午(みうま)}と称して、親類縁者が墓にしめ縄を飾りに行きます。
その準備をしておりました。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 12/10/2007 17:59:22 お世話になります。
室内オケによるハイドン。いいですね。
やはりフルオーケストラだと編成が大き過ぎて
響きや見通しがやや悪くなります。
だからと言って古楽器は不得手なので
編成の小規模な室内管はいいですね。
マリナーも手兵のアカデミー室内管を振って
優れた演奏をしています。
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コメント

今晩は、マリナーのハイドン 名前付き交響曲シリーズ
懐かしいです。LPを何枚か所有してますが、ジャケット絵も楽しかったです。好録音・好演奏だったと記憶してますが、CDは検索してみても、あたらず、廃盤のようですね。

こんにちは。

 パイヤール室内管、トゥールーズ室内管、シュトゥットガルト室内管、ドイツ・バッハゾリステン、ミュンヘン・バッハ管、イ・ムジチ、アカデミー室内管、イギリス室内管.......
 一つ忘れてやしませんか?
 ルツェルン祝祭管。
 森の石松だったら怒り出す所ですかねぇ(笑)
 イ・ムジチはこの間来ていたらしいですが、全然話題にならなかったらしいです。子供向けのコンサートをやっていたらしいですが、行けりゃ行きたかったなぁ.....


>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。感謝です。
アダム・フィッシャーのハイドン全集、僕も買いまして、「これでずっと楽しめるな」と思ってはみたものの、なかなか試聴が進みません。挫折中です(^^ゞ。
腰を入れて聴かなくちゃアカンですね。
ひろはやさんは立派です。もう最後の方まで来てますね・・・・・27枚めは
スゴイです。
僕も頑張ろう・・・・・!! 有り難うございました。

>ドレドレ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
こちら四国の朝は時雨れております。

マリナーのハイドン・シリーズはおっしゃるようにジャケットも美しく、録音も良好、何よりアカデミー室内管が絶好調で楽しかったですね。
CDは廃盤とのこと、それは惜しいですね。
フィリップスでは、C・デイヴィスのハイドン・シリーズもジャケット・演奏とも美しい物だったことを思い出しました。

>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕の祖父の名は「石松」といいます。ええ、それこそ、森の石松に怒られそうですね。
・・・・忘れてませんよぉ・・・・ルツェルン祝祭合奏団!
指揮はもちろんルドルフ・バウムガルトナー。
実はあえて書かなかったんです。というのは、クラシック音楽入門のLPが、DGの廉価盤グラモフォン・スペシャルの「ヨーロッパのバロック音楽」だったんです。ホンマに何度も聴きました。
「アルビノーニのアダージョ」を聴いてみたくて買ったのですが、他の曲にも魅了されて僕はクラシック音楽の世界に入っていったんです・・・・と書けば長くなりますので、どこかでエントリーしますね。

バウムガルトナー/ルツェルン祝祭合奏団、ご存じの方がいらして、僕は大変に嬉しいです(^^)V

こんにちは。
 たまたま今朝車でラジオを付けたら、月曜日の再放送で、名曲アルバムみたいなのをやってました。カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲とか、アルビノーニのアダージョとか、パッヘルベルのカノンとか、G線上のアリアとか.......アカデミー室内管やルツェルン祝祭管も登場しておりました。

 いいですね、なんだかんだ言っても「名曲」は(笑)


>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
名曲集、大好きです。バロック系の名曲集は、各社が発売してました。
イ・ムジチ、ルツェルン祝祭合奏団、マリナー/アカデミー室内管、ミュンヒンガーに、ピノックなどもエエです。
入門曲ばかりといいつつも、イイ演奏で聴くと、心洗われます。

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