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モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」 ワルター/コロンビア響

冬枯れの季節です。
早朝のジョギング道は、今、枯れ葉で一杯。四国は日の出が遅いので、まだ真っ暗の舗道をカサカサと落ち葉を踏みつけて走るのもエエもんです。
季節は冬。ますます寒くなっていきます。

さて、今日はLPです。いつも古いLPでスミマセン。
このごろ懐かしい演奏ばかりですねぇ・・・・・・(^^ゞ

モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」。
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏。
1960年2月25日の録音(1日でのテイク)。CBS原盤。
懐かしいソニーのLPであります。

第1楽章、ワルターの自在なテンポが印象的。ロマンティックといってもいいくらいのルバートがかかって、たまらない魅力。
音楽はとても優美で、表情は柔和で暖かい。そして、ワルターの「歌」。じつによく歌うモーツァルト。巨匠ワルターの、モーツァルトへの限りない愛情を感じさせる暖かい表現。慈愛に満ちたモーツァルトと云うべきだろう。
懐かしさもあって、胸に熱いものがこみ上げてくる。

第2楽章は、大変穏やか、円満なモーツァルトであって、しみじみとした情感が伝わってくる。コロンビア響のアンサンブルは少し緩めなのだが、その緩さが、聴けば聴くほど味わい深い表現となって胸に響いてくる。
木管がとても良い。ヴァイオリンは響きが薄いのだが、それが音の細さとなって、しなやかによく伸びる感じ。
そして、ここでも「歌」。ワルターの歌わせ方は、巨匠の芸・大家の表現であって、心憎いばかり。

第3楽章はメヌエット。この楽章は立派な表現で、堅牢な建築を想起させるもの。大柄で健康的、そして響くはアポロン的な歌。
さんさんと輝く陽光の輝き、空の青、雲の白・・・・・明朗な感情が漂う。

そして堂々たるフィナーレ。ロマンの香りさえ漂う。
フーガが美しい。モーツァルトが書いた至高の音楽と思う。
テンポはゆったりとして決して急がず、ワルターの歌があふれる終曲となっている。明朗快活な演奏で、コーダはスケールも大きく感動的。

録音状態良好であります。
さすがに50年近く昔の録音、しかもLPなので、ヒスノイズが目立ちますが、音の鮮度は上々。
生々しい音で鳴っているのが気持ちエエです。


AUTHOR: ぱぐ URL: http://bluestick.jp/pug/blog/ DATE: 12/08/2007 08:44:29 おはようございます。全生園の木は色とりどりの葉っぱをはらはら落としています。道路の側溝にたまると雨の日に水たまりができて歩けないので、最近は夜中にお掃除車が走っていますよ。

「ジュピター」は演奏した経験があります。高校の音楽の時間。わたしは小太鼓でした。全曲ではなく一部ですが。今確認のために聴いたら第3楽章でした。
手元のCDはホグウッド&エンシェント、1982です。ゆったりした演奏ですね。
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コメント

おはようございます。
モーツァルトの「ジュピター」交響曲。クラシックが好きになって、何を聴いたら良いのか、手当り次第に聴きまくっていた頃を思い出します。あの頃に聴いていたのが、オーマンディ/フィラデルフィア管のLP(RCA)。
その後、CDになってからは、ベーム/ベルリン・フィル、テイト/イギリス室内管で聴いています。
手元にあるモーツァルトのワルター/コロンビア響では、交響曲第36番「リンツ」と第38番「プラハ」のCDがありますが、これは大変気に入っています。残念ながら、「ジュピター」は未聴なんで、是非聴いてみなくては。

おはようございます。
我が家にもこのレコードが有ります。
もう少し前の立派なダブルジャケットに入ったものです。
もう30年以上聴いていることになります。

ワルターのモーツァルトは40番ばかり聴いていたような気がします。
昨年やっと後期交響曲が全部揃いましたので、これからは他の曲も聴いて行こうと思っています。

41番は昨年セルの演奏を聴いて以来、ベートーヴェンの「英雄」同様、自分の中ではかなりランクアップしてます。
セルさまさまかも。

こんにちは

ワルターのLP、確か(うる覚えです)ワタシのは39・40番がカップリングで、41番はB面が「フィガロの結婚序曲」と「アイネクライネ」だったと思います。70年代初頭ですね。

みんな持ってるLPは違うけども、音源がおんなじワルター、ですかね。
この演奏を聴くと得もいえぬ安心感があります。

こんにちは。
昔よく聴いたLPです。懐かしいな。
でもCDは持っていません。
「ジュピター」で最近聴くのは、ブリュッヘンとかインマゼールとか
古楽系の演奏が多くなってしまいました。
ワルター、ベームなど、いまならかえって新鮮かも。
久しぶりに聴いてみたいものです。

寒さも緩んで、いい日和でしたな。
トスカニーニやレイボヴィッツでベートーヴェンの交響曲に一時期聴き耽った後、初めて入手したモーツァルトの交響曲がまさしくこのLPじゃ。実に懐かしい。当時はモーツァルトと言えばまずワルター。きびきびしたベートーヴェン演奏に慣れた耳には、ふんわりと柔らかというか穏やかな響きがある意味驚きじゃった。モーツァルトの真髄はオペラとピアノ・管楽器の協奏曲にあると感じて、その後交響曲からはまた遠ざかってしまっておる。先日話題となったショルティが自伝の中でワルターの指揮はリズムが不明瞭であると指揮者の立場から書いておるが、ど素人の爺にはよう分からんことじゃ。ショルティは自伝の最終推敲が終わって数時間後に突然亡くなったとか。なんかブルックナーの最期と似てますな。

>ぱぐ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
東村山も冬枯れの季節ですか。全生園のあたりは武蔵野の雑木林が残っているんですね。昔住んでいた久米川町、ケヤキの木が沢山あったことを思い出しました。
あ、ぱぐさんは「ジュピター」を演奏したことがあるんですね。それはいいですね。ホグウッド盤はモーツァルトの古楽器演奏のはしりだったと思います。今聴いても新鮮ですね。LP時代からの愛聴盤です。

>猫よしお 様
おはようございます。コメント感謝です。
おっしゃるように、ワルターにはステレオの良好な音質のLP・CDが沢山ありますので、トスカニーニやフルトヴェングラーより親しみやすかったですね。何より音楽が暖かく優しいのがイイです。
心地よく聴ける楽しさ、今もワルター盤で心やすめています。

>天ぬき 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
さすが天ぬきさん、ソニー以前のコロンビア時代の、しかもOS番号。筋金入りのクラシック音楽ファンですね。
モーツァルトの交響曲は、ワルターとベームが定番でした。この二人の演奏を聴きながら僕はクラシック音楽ファンとして育ってきたんですが、そういう人、多いんじゃないかと思います。
ワルターのモーツァルト、エヴァーグリーン的な名盤ですね。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
クラシック音楽を聴き始めた頃、モーツァルトの交響曲といえばベームかワルター。世評の押すところはこの二人でして、あとはスウィトナー、変わったところではマリナーなどでした。ステレオ盤ですが。
ですから、ベームとワルター盤が僕には懐かしいです。
今は湯水のごとくCDを買いますので。テイト/イギリス室内管盤などもボックスで所有しているんですが、きちんと聴いていないことを恥ずかしく思います・・・・・・。
オーマンディ盤は未聴です。オーマンディにしては、レコードだと珍しいレパートリーではないでしょうか。

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ワルターのモーツァルトは、まず40番だったですね。ホンマによく聴きました。第1楽章の展開部で出てくる微妙なルバートまで身体に染みついたほど・・・・。
「ジュピター」もその裏面ですので、よく聴きました。
ジャケットも美しく、今も愛着があります。
Summyさんのはダブルジャケット・・・・・・豪華版ですね。

>にこらす 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ワルターのモーツァルトは心の故郷・・・・。懐かしく温かい気持ちで聴けます。
にこらすさんのが、本来のカップリングかもしれませんね。僕はこの40番とジュピターの組み合わせ、それから2枚組でハフナー以降の6大交響曲セット、さらにはCDの2枚組で同じセット・・・・沢山持ってます。無駄遣いですが・・・・(^^ゞ。

好録音だと思います。今もいい音で聴けますね。

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ワルター盤は懐かしいですね。クラシック音楽を聴き始めた頃は、この演奏とベーム/BPO盤ばかり聴いていました。
ブリュッヘン盤は、当時としては衝撃の一枚でした。勢いのある鮮やかな演奏でした。
インマゼールは聴いたことがないんですが、同じ傾向でしょうか。彼のシューベルトは何枚か持っているんですが、大変ショッキングな演奏でした。素晴らしいと思いました。

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。コメント感謝です。
ワルターのモーツァルトは懐かしの名盤と思います。今聴いても、心温まる演奏ですね。
モーツァルトの真髄は歌劇と協奏曲、と思っていましたので、僕も交響曲から少し離れた時期があるんですが、「リンツ」と40番、ジュピターは大好きなので聴き続けてきました。
ところで、ショルティのエピソード、面白いですね。有り難うございました。我が家にはショルティ/ヨーロッパ室内管の演奏で、40番とジュピターのCDがあります。聞き返してみようと思います。
有り難うございました。

こんにちは!
来ましたね!ワルターの「ジュピター」。
ワルターと言えば、自分が幼い頃に父が持っていた赤いコロンビア盤の「田園」。自分が聴くようになってからも、モーツァルトと言えば、ワルター!。当時の自分は確かに、ベーム盤よりはワルターでいくつかの交響曲と、序曲集、アイネ・クライネ・ハナトムジークを揃えました(最も田園に関しては、後の圧倒的にベーム盤びいきになったのですが・・・笑)。
最近久々に、ワルター演奏を聴こうと思い、「運命」を聴きました。
冒頭の運命の鼓動の部分、ようけフェルマータが伸びてます(笑)。最近伸ばさない演奏ばかり聴いてたので新鮮でした。
明日あたり、ブラ4でも聴いてみます。

mozart1889さん、こんばんは。
こちらも日の出が遅く、舗道も落ち葉で一杯です。
真っ暗な中でのジョギング、どうぞお気を付け下さいね。

モーツァルトの交響曲の中で、一番最初に聴いた交響曲が「ジュピター」でした。
最初はテレビで、そして知人に頂いたCDで・・・
その後、演奏会で聴いた時は感無量でした。
こちらを拝読させて頂いて、この後、久しぶりに聴いてみようと思います。

>TATSUYA@ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ワルターのモーツァルト40番と41番、それに「田園」、シューベルトでは「未完成」、マーラーの「巨人」など、最晩年、コロンビア響との録音はどれも素晴らしいですね。
特にモーツァルトは絶品、40番もジュピターも名演、今後とも聴き続けていきたいと思います。
「運命」のフェルマータも懐かしいですね。

そうそう、ブラームスの4番交響曲も先日久しぶりに聴きましたが、哀愁漂う優しい名演。ワルターってホンマにエエですね。

>yuri 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
モーツァルトの「ジュピター」、yuriさんには思い出深い曲なんですね。
僕はこの曲の第4楽章のフーガが特に好きで、よく聴きます。ワルターのは、懐かしさ一杯、若い頃はホンマによく聴きました。

早朝のジョグもエエんですが、夜のウォーキングもこの時期は楽しいです。イルミネーションを飾る家が四国の田舎でも増えてきまして、のんびり眺めながら歩いております。クリスマスまでは目の保養になります。

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