スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

J・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第1番 ピエール・フルニエ(Vc)

今日はバッハを聴いてます。

J・S・バッハの無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007。
ピエール・フルニエのチェロ独奏。
1976年12月、スイス・ジュネーヴの聖ボニフェイス(ボニファティウス?)教会での録音。フィリップス盤の2枚組から。

ピエール・フルニエは「チェロの貴公子」。フランス生まれ、9歳で小児麻痺になってピアノを断念してチェロに転向。しかし、ステージ姿は、ホンマに凛としてカッコイイ。1976年、録音当時70歳のベテラン。この2枚組は再録音になるのかな。1960年代のDG盤が名盤として誉れ高いが、この演奏も大変素晴らしい。

上品で端正、穏やかで紳士的。そして何より、バッハに対する真摯な想いが伝わってくるのがイイ。
チェロの響きは凛々しく美しい。物腰穏やかに、落ち着いたテンポでバッハを歌ってゆく。
大声を出すわけでもなく、派手に着飾るわけでもなく、ただ真面目にバッハに対峙し、ひたむきにその音楽に打ち込んできた・・・・・そんなことを思わせる演奏。人生の深さ、豊かさというのは、こういう演奏を聴いた時に感じるものかもしれない。

それにしても、チェロの深々とした響きは感動的。
心落ち着く音。フルニエの技巧は少々衰えているのかもしれないが、音楽は衰えるどころか、かえって若々しく、瑞々しい。汲めども尽きぬ味わいがある。

心を開いて、耳を傾けて、その響き、その音を聴きたい。

プレリュードの大らかさ、伸びやかさが良い。
アルマンドの軽快さの中から響いてくる渋い音には、心洗われる。
メヌエットは懐の深さがイイ。

録音は上々であります。
チェロの音は再生しやすいんでしょうか。
バッハの無伴奏を聴いた時、あまり不満がありません。
イイ音で鳴ってくれます。



AUTHOR: 猫よしお DATE: 12/07/2007 06:55:25 おはようございます。
フルニエのチェロ。いいですね。
おっしゃるようにチェロの音は再生しやすいのだと思います。
カザルスのバッハの無伴奏などSP録音なのに良い音がしますね。
スポンサーサイト

コメント

フルニエの無伴奏、気力充実、いいですね。ただしかなりロマンティックな方向に傾斜した演奏と思いますが・・・。
伝統的スタイルではトルトゥリエも好きです。
ピリオド楽器ではビルスマを聴きこんでいます。新しい発見もあって、なかなか面白いですヨ。

こんばんは、
ビルスマの新・旧、フルニエのDG盤をよく聴いています。
この曲をヴィオラで演奏したCDもありますが、チェロと比べてヴィオラの音を上手く録音したものは少ないですね。

こんばんは。
フルニエのこの音盤は、Archiv盤と聴き比べて、後者の方が
好みに合っていたので手放してしまいました。
かなり以前のことでしたが、mozart1889さんのコメントを読んで
またもう一度聴き直したいと思いました。

ちなみにわたしは、マイナーですが、Andrzej Bauer (CD ACCORD)の
ものが気に入っています。
ご存知かもしれませんが、バッハの無伴奏に関しては
http://www.sam.hi-ho.ne.jp/t-suzuki/index.html
というものすごいサイトもあります。

>猫よしお 様
おはようございます。いつも、コメント感謝です。お世話になります。
チェロの音は再生しやすく、だいたいエエ音に聞こえます。
周波数の関係でしょうか。
フルニエの音は特に好きです。演奏の態度も素晴らしいです。
まさにプリンス、端正なものでした。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。
バッハの無伴奏チェロ組曲、あまり持っていないんですが、ヨー・ヨーマのデビューした頃の演奏は(1982年盤ですね)、大好きでよく聴きます。
ビルスマは、彼の激安ボックスの中に入っていました。92年盤ではないようですが。バロック・チェロの響きを、これから楽しんでみようと思います。

それにしても、チェロの響きはエエですね。おおらかな気持ちになります。
いわゆる「癒し系」の音なんでしょうね。

>よんちゃん 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
バッハの無伴奏チェロ組曲、ひろはやさんのところでも書いたんですが、あれにカザルスを加えたのが僕の所蔵盤です。
ロストロポーヴィチとミッシャ・マイスキー盤、聴いてみたいですね。世評高い演奏ですね。これは一度、是非耳にしたいと思っています。
・・・・ナンボでも聴いてみたい演奏があります・・・・・これぞ、クラシック音楽好きの「業」です・・・・(^^ゞ

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ビルスマは激安ボックスの中に入っているのを持っていますが、あまり聴いていませんでした。この週末、じっくり聴いてみたいと思います。ご推薦、有り難うございました。
トルトゥリエ・・・・・これは懐かしい名前です。バッハは持っていないんですが、ベートーヴェンのチェロ・ソナタはよく聴きます。

>ドレドレ 様
おはようございます。コメント感謝です。
この曲のヴィオラ版、聴いたことがないんです。一度聴いてみたいなと思いつつ(日本人のヴィオラ奏者も結構録音してますね)、まだなんです。なるほど、あまり良くはないですか。
フルニエのDG盤、一度聴いてみたいと思います。フルニエだとこちらの方が良いという人が多いようなのです。

>balsamicosu 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。感謝です。
URL、有り難うございました。知りませんでした。ものすごいですね。
ああ、バッハの無伴奏チェロ組曲、沢山ありますね。僕はその中の4種類ほどしか聴いていないんですね・・・・。参りました。

フルニエのは、アルヒーフ(DG)盤も素晴らしい演奏だそうですね。一度聴いてみたいと思います。
Andrzej Bauer (CD ACCORD)については、全く知りませんでした。名前はなんて読むんでしょう。ACCORDレーベルなら、HMVあたりで入手できそうですね、
有り難うございました。

こんにちは。
 フルニエとは、これも懐かしい名前の一つです。昔、聞き始めの頃、グラモフォン盤でバッハやベートーヴェンを聞いていました。このフィリップスの録音も、続けて聞きましたっけ。
 この曲集も、名曲ですから録音も膨大な数がありますね。第1番のプレリュード、波間に漂うが如き曲想と、低めのチェロの音がマッチしていて、落ち着きますね。

 最近はフルニエは流行らないんでしょうか。私が買った頃は、結構人口に膾炙してましたが、最近はあまり見ませんね。まぁ、次から次へ演奏が出て来るから、なかなか生き残りが大変なのやも。



>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
フルニエ、最近は流行らないですね。僕もそんなに沢山持っているわけではありませんが、セル/BPOとのドヴォルザークの協奏曲などは、実に良かったと思います。LPからの愛聴盤です。
無伴奏チェロ組曲も沢山種類がありますが。ヨー・ヨーマの旧盤とこのフルニエ盤で、だいたい満足しているところなんです。

私も、バッハの無伴奏は、チェロとヴァイオリンの両方ともに大好きで、ディスクが随分と集まってしまいました。
どなたかのコメに、ヴィオラが話題に載っていましたが、今井信子の1~3番は実に素晴らしい演奏だと思いますよ。当然、ヴィオラだからチェロよりも軽い印象を受ける演奏なのですが、単にチャラチャラした軽薄な演奏ではなく、軽やかななかにも『バッハの精神』を聴くことができる充実した演奏。
フルニエの、端正でじっくりと構えた無伴奏も良いですね。
私も、この76年盤(新盤)を持っていますが、CDが少なかった昭和60年代初め頃には、フルニエはこれしか発売されてなかったんですよね。やはり、フルニエは60年盤(旧盤・アルヒーフ盤)の方が素晴らしいように思われます。
しかし、好きな曲は、LPではもの足りずにCDも買ってしまうため、ディスクが溜まって整理が大変になりませんか?

>アローイ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
フルニエのフィリップス盤、おっしゃるように、昭和60年代初めには、DG盤がCD化されていなかったので、フルニエの無伴奏チェロ組曲はこれしかなかったんです。我が家の2枚のCDをよく見てみますと、数寄屋橋ハンターの値札がありました。2枚で1,500円の中古盤だったようです。昭和60年代当時としては激安ですね。
今井信子さんのヴィオラでの無伴奏チェロ組曲、これは聴いてみたいですね。フィリップス盤だったでしょうか。彼女のベルリオーズ「イタリアのハロルド」はとても良かった記憶があります。
探してみたいと思います。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。