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メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 諏訪内晶子(Vn) アシュケナージ/チェコ・フィル

いよいよ12月。今年も残り少なくなりました。あと1ヶ月。
寒くもなりましたが仕事は忙しい。年末の慌ただしさ、みなさん頑張りましょう♪

さて、今日はヴァイオリン協奏曲です。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64。
諏訪内晶子のヴァイオリン独奏、ウラディーミル・アシュケナージ指揮チェコ・フィルの演奏。
2000年9月、プラハのドヴォルザーク・ホールでの収録。
カップリングはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。すでにエントリー済みであります。
これ諏訪内の名演。チャイコフスキーも素晴らしかったが、こちらの方が諏訪内の気質には合うのではないかと思う。哀愁とメランコリー、心の揺れ動きが真摯に格調高く歌われてゆく。
メンデルスゾーンの宝石をちりばめたような美しいメロディライン、これを諏訪内は透明感のあるヴァイオリンで、実に美しく、時には真面目すぎるくらいに弾きあげる。美女の弾くヴァイオリンは、いや、ホンマにエエもんです。特に諏訪内は美人、少し取り澄ましたところが表情にも演奏も見える、そこがまたよろしい。
高音の細い音がスーッと伸びてゆくところなどは、ゾクゾクするような色気。硬質の美しさ、冷たく燃える妖しさとでも云うべきか。

第2楽章の情緒たっぷりの旋律を、硬質に歌い上げる諏訪内は立派。素晴らしい歌。
その感情はべたつかず、サラサラした叙情的なもので、清潔にして可憐。ほのかな色気がとても良い。
尤も、僕は、もう少し乱れてもいいのにとも思うが・・・・例えば、腰をくねらせるようなところがあっても良いのに。
でも、そこが諏訪内の見識なのかもしれない。

フィナーレでの諏訪内の技巧が冴え渡る。冬の夜の月、煌々と蒼白く輝く月のような怜悧なヴァイオリン。その響きは実に心地よい。緊張感漂う演奏であって、しかもその姿勢は常に真摯。素晴らしい演奏と思う。

アシュケナージの伴奏も美しい。磨き上げた音で、諏訪内を支えてゆく。
チェコ・フィルも好調と見た。

録音は割と平凡。
2000年9月の録音、我が家では最新部類の録音なのだが、ペタッと平板な感じがする。フィリップスの「最新録音」ということで期待しすぎたか、こちらの体調が悪いのか。
普通の録音といった感じでありました。




AUTHOR: ひろはや DATE: 12/01/2007 07:27:39 おはようございます。

諏訪内晶子のこのCD、私も持っております。うれしいですね。
最近購入したヒラリー・ハーン/ヒュー・ウルフ指揮/オスロ・フィル(2002年)のCDも良かったので、今日は美女対決といった趣きで、二人のCDをじっくり聴くことにしたいです。

アシュケナージの指揮は、N響の実演でよく拝見しましたが、今度音楽監督を退き、今シーズンのプログラムには登場しません。寂しい限りです。あのチョコチョコとした歩き方の親しみやすい指揮ぶりが懐かしいです。
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コメント

mozart1889さん、こんばんは。
気が付くと、もう師走ですね。
一年の早さを、つくづく感じる今日この頃です。

メンデルスゾーン*ヴァイオリン協奏曲の第一楽章は、フィギュアスケートでよく耳にしていたので、音楽を聴くと華麗に舞う選手の姿が目に浮かびます。
特に私は、第二楽章の切なく美しいヴァイオリンの音色に、いつも心引かれます。
諏訪内さんのヴァイオリンも一度、聴いてみたいです。

こんばんは。
メンコンですね。ラックを眺めてもこの曲が見つかりません。
メニューヒン&フルヴェン、あとはリーダーズ・ダイジェストの『Treasury of Great Music』(12枚組)に入っているHyman Bress & Leibowitzだけのようです。このCDを含め欲しい演奏はたくさんあるのですが、ついつい後回しになっています。
諏訪内さんの演奏は、たしか『アンサンブル金沢&岩城』の演奏会でメンコンを聴きました。10年以上前のことですから、今ほどインパクトのある演奏ではなかったと記憶しています。

>ひろはや 様
おはようございます。いつもお世話になります。感謝です。
ヒラリー・ハーンとの美女対決、エエですね。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、美女が似合います。諏訪内の演奏は、姿からしてもう美しく、ウットリしてしまう・・・・・という僕はオヤジであります(^^ゞ。
アシュケナージの退任も寂しいですね。デュトワのあと、よくやっていたと思います。この頃はチェコ・フィルとのCDも結構ありますので、そちらで楽しみたいと思います。

>猫よしお 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
チェコ・フィルの響きは独特、弦楽のサラサラしたしなやかさは特に良いですね。素朴な木管なども、いつ聴いてもイイなぁと思います。
諏訪内のメンデルスゾーンは名演と思いました。チャイコフスキーよりも、向いているかもしれません。
メンチャイのLP・CD、我が家にも沢山あります。定盤ですね。

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
諏訪内のシベリウスは未聴なんです。そうですか、相当イイようですね。是非聴いてみたいと思います。サカリ・オラモの指揮も良いとのこと、楽しみです。
音も良いんですね・・・・・といいつつ、我が家にもSACDプレーヤーはありません。SACDも聴けて、普通のCDも極上の音で聴けるプレーヤーがあれば、買い換えを検討しようと思うんですが・・・・エエの、ありますか?・・・・・

>yuri 様
おはようございます。いつもコメントを有り難うございます。
師走ですね。都会の寒さはいかがですか。クリスマスなどのイルミネーションが綺麗なことでしょうね。
田舎でもイルミネーションで飾る家が増えてきました。夜景を楽しんでます。
さて、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、なるほど、フィギュアスケートに合うでしょうね。僕もテレビではよく観るんですが、そういえば、時々耳にしてます。
昨晩の安藤美姫さんは残念でした・・・・とは脱線ですが(^^ゞ。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
メンコンは、中学校の時の音楽鑑賞の時間以来、大好きな曲なんです。LPではまず、ジノ・フランチェスカッティのソニー廉価盤が入門でした。良かったですよ。今聴いても素晴らしいです。
あとは、スターン、オイストラフ、シェリング、グリュミオー、パールマンに鄭京和、ムター・・・・そして諏訪内。キリがありません。大好きなんです(^^ゞ。

メニューヒン&フルトヴェングラーは未聴です。さすが、あるべりっひさん、挙げられるLPが渋いです。拍手!

mozart1889様

御心配いただきありがとうございます。
お陰様ですっかり体調は戻りました
まぁ、若い時とは違って無理は出来ないとは分かっていたのですが、、、
歳はとりたくないものです(´Д`) ヽ

メンデルゾーンはやはり中学の時に音楽の時間に聴いたのが最初でした。その日のうちに近くの本屋さん(レコードも扱っていた)で17センチ盤を買い求めて夢中で聴いたものでした。そのレコードは手元になくてどんな
演奏かも忘れてしまいました。vox盤でバックがウィーンプロムジカ管弦楽団だったようなことは覚えているのですが。。。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
体調が戻った由、良かったですね。急に冷え込んできましたので、風などにも気をつけたいですね。

17インチ盤、しかもvox盤でバックがウィーンプロムジカ管弦楽団・・・・・いやぁ懐かしい名前ですね。演奏者は僕にも分かりませんが、オケの名前やVOXレーベルなどは、昔を思い出します。
有り難うございました。

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