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マーラーの交響曲第4番 ト長調 レヴァイン/シカゴ響

今日から三連休ですが、在宅業務が多く、ちとシンドイですな。
四国も本格的に寒くなりました。皆様、風邪など引きませぬよう。

さて、今日は。マーラーの交響曲第4番 ト長調。
ジュディス・ブレゲンのソプラノ独唱、ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団の演奏。
1974年7月、シカゴのメディナ・テンプルでの録音。RCA盤。
レヴァインのマーラー第1作だったと思う。

レヴァインのマーラーはしなやかによく歌うこと、対向旋律がよく分かること、管楽器のソロが前に出てくる感じで曲の構造がよく見えること、などが特徴で、僕ら素人に優しい(分かりやすい)マーラーになっている。

第1楽章はとても新鮮。あちこちから、初めて聴くような音が出てくる。「へえ、そうなんっていたんだ」という場面がしばしばある。特に管楽器の処理が独特で面白い。
レヴァインがしなやかな感性と持ち前の歌心で、この曲の情緒的な面をうまいこと引き出している。テンポは中庸、やや速めかな。
クドクド説明しないで、自然な感情にまかせているところも良い。

第2楽章。ヴァイオリンのソロは悪魔的に響き、弦楽群は金切り声を上げる。汚い音一歩手前での鋭い刺激音。強烈な印象だが、これぞ若武者レヴァインの演奏なのだろう。このときレヴァイン31歳!若い、若い。
シカゴ響の巧いこと、さすがと思う。特にトランペットやホルンの存在感は凄い。
舌を巻く。

第3楽章は穏やかな表情の中に、しなやかで若々しい歌が流れてゆく。
静謐な抒情は感動的。マーラーが書いた最も美しい音楽の一つだろうな。
レヴァインは旋律をよく歌わせ、特に遅いところでは大変美しく、歌い上げる。

第4楽章のソプラノはジュディス・ブレゲン。とても綺麗な声。プレーン・ヨーグルトのような澄んだ味わい、感触。声質は蒼みがかってクールなのだが、そこがイイ。
レヴァインの指揮は精力的。気合いが入った指揮ぶりで、シカゴ響を見事にドライブしてゆく。熱気十分。覇気一杯。
大したもんだと思う。

録音は少し古びた感じがします。
1970年代のRCA録音は今一歩のものが多いような気がします。
(我が家の装置との相性かもしれません・・・・)
弦がやや乾き気味。金管はまろやかで朗々と響くのですが。
少し惜しいな。


<マーラーの交響曲第4番の自己リンクです>
●ショルティ/シカゴ響
●シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管
●ノイマン/チェコ・フィル
●マゼール/ウィーン・フィル
●インバル/フランクフルト放送響
●タバコフ/ソフィア・フィル
●ベルティーニ/ケルン放送響
●シノーポリ/フィルハーモニア管
●ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
●クーベリック/バイエルン放送響
●カラヤン/ベルリン・フィル


AUTHOR: ひろはや DATE: 11/23/2007 09:19:49 おはようございます。
マーラーの交響曲第4番は、夥しいほどのCDたちに取り囲まれております(ただし、レヴァイン/シカゴ響は未聴なんです)。
その中で、つい最近購入したハイティンク/ACOのACOデビュー50周年記念ライヴ盤(シェーファーのソプラノ)(2006.11.7)にハマっています。
これまで、ハイティンク/ACO盤は、1967年盤(アメリングのソプラノ)、1982年盤(クリスマスマチネ・ライヴ:ユーイングのソプラノ)、1983年盤(アレグザンダーのソプラノ)の3種類を持っておりましたが、この新しい盤を加え、この3連休は楽しい聴き比べといきましょう。
あっと!ハイティンク/ベルリン・フィル盤(マクネアーのソプラノ)(1991年)も忘れられません。
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コメント

>猫よしお 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕は最近は歌劇をあまり聴かないので、レヴァインはもっぱらオーケストラ指揮者です。
若いの頃のRCA録音ではシューマンやブラームス、そしてマーラーが断然面白いです。
DGでのモーツァルトも佳演でした。
歌劇もじっくり聴いてみたいですね。

こんばんは。

レヴァインのマーラー4番私も最近聴きました。
仰るように、第1楽章は他の演奏で聞こえない音が聞こえてきたりしますね。

個人的には録音の仕方もあるのかな(デフォルメされた感じ)と思いました。
演奏はなかなか上手ですね。レヴァインのオペラ指揮者の感性が出ている感じ(といっても私はオペラがわからないので何となく・・ですが)がします。

TBさせていただきました。


>ニョッキ 様
こんばんは。TBとコメントを有り難うございました。
レヴァインのマーラーは、1970年代の彼が若手バリバリだった頃のものだけに、新鮮で爽快、聴いていてワクワクするような面白さがあります。
前向きで明るいのもエエですね。
いろいろなオケで振っているんですが、フィラデルフィア管を振った9番が大変美しい演奏であったこと、印象に残ります。

クラシックCD紹介その165(マーラー 交響曲第4番ト長調)

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