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レスピーギの交響詩「ローマの松」 デュトワ/モントリオール交響楽団

暖かく穏やかな初冬の休日でした。午後から風が強まり、気温も下がり気味。
ジョギングしていると、舗道の落ち葉がカサカサ音を立てます。
ああ、いよいよ冬やなぁと季節の変化を実感する瞬間でもあります。

さて、今日はキラキラした管弦楽を。

レスピーギの交響詩「ローマの松」。
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
1982年6月、モントリオールでの録音。デュトワ/OSMの「ローマ三部作」の中の1曲。DECCA盤。

第1曲「ボルジア荘の松」から、明るく透明な響きで、心地よく開始される。
この曲の明るさ、輝かしさを実に巧く表出した演奏と思う。そして、デリカシーに富んでいる。

第2曲「カタコング付近の松」では、トランペットの歌がイイ。侘びしささえ感じさせるし、バックの弦楽と絶妙のバランスで吹いてくれる。際だつ美しさ。
弦楽セクションの美しさも特筆ものだろう。ブラス・セクションは、いつものモントリオール交響楽団らしく、輝かしく鮮烈なのだが、それ以上に健闘しているのがヴァイオリン群を筆頭とする弦楽。やや乾いた感じの音なのだが、これがまたレスピーギのオーケストレーションに実に合うんだなぁ。

第3曲「ジャニコロの松」は幻想的な音楽。木管の味わい深い演奏が聴ける。フルートなどが特にそう。ソロはティモシー・ハッチンズかな?
ヴァイオリンの美しさはここでも変わらない。頬を撫でるような優しい感触がたまらない。チェロのソロも深々としてエエ音を出していると思う。

終曲は「アッピア街道の松」。光彩陸離たる演奏。
もちろんデュトワのこと、音楽を乱痴気騒ぎにせず、あくまでもスタイリッシュでエレガントにまとめてゆく。この優雅こそ、デュトワの美質であって、特にレスピーギのような色彩的な音楽では彼の力が十分に発揮されるのだと思う。
モントリオール響とも絶妙の呼吸。ソロも巧いし、トゥッティも素晴らしい。

録音は今も抜群であります。
すでに四半世紀を過ぎているのに、今も素晴らしい音で鳴ります。
デュトワ/OSMのCDは、ホンマに良い録音が多いです。
DECCAの見事な録音です。


AUTHOR: ひろはや DATE: 11/18/2007 08:56:05 おはようございます。
レスピーギのローマの松。ローマ三部作の一つとして、いつもまとめて聴いていましたが、ディズニーの「ファンタジア2000」を観た時、この「ローマの松」がクジラの大群が大空に飛んでいくダイナミックな映像とともに奏でられて(レヴァイン/シカゴ響)、印象深くなっています。
LPではオーマンディ/フィラデルフィア管、CDではmozart1889さまのご紹介のデュトワ/モントリオール響を聴いております。どちらも美しい輝きに満ちた演奏で、大変気に入っております。
トスカニーニ/NBC響でも聴いてみたいと思ってますが、まだ未聴です。
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コメント

いつもお世話になります。
レスピーギの「ローマの松」と言えば
私はケルテス盤を忘れることが出来ません。
素晴らしい演奏です。

mozart1889様 こんばんは
最近、この「ローマ三部作」をトスカニーニ氏の演奏で、繰り返し聴いてます。ようやく曲に、少し親しんできた感じです。
 mozart1889様、ご紹介のデュトワ氏の演奏、良さそうですね。それと「三部作」全てを録音していない?カラヤン氏も気になるところです。mozart1889様は、カラヤン氏も聴かれたことがございますか?過去ログを、上手く見つけることが出来なかったので、すみません~。

こんばんは。
亡き父はデュトワやドラティが大好きだったようで、結構CDを揃えていました。
その中にローマ三部作もあり、僕が引き取って聴いています。
カメラもそうなのですが、そうやって遺品を活かしてやることが供養だと思っています。

おっしゃるとおり、録音は抜群だと思います。
ステレオ初期の歌舞伎録音とも言える大見得を切ったような音作りではありませんが、デュトワの録音は、自然な響きの中に素晴らしい切れの良さがあって聴き応えがします。

今日は久しぶりに通販でCDを買いました。
セル/クリーブランドで、プロコフィエフ交響曲第5番、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」。
音がよいので定評のある、ヘリテージシリーズです。
低域の分厚い響きが心地よいです。

もう一組はティルソン・トーマスの指揮で、アイブズ交響曲全集。
こちらはmozartさんの守備範囲外ですね(^^)

>ひろはや 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
ディズニー映画は見ていないんですが、「ローマの松」は映画音楽にも良さそうですね。ダイナミックな音楽ですものね。
この三部作はデュトワとムーティで聴くことが多いです。小澤征爾のもありました。
オーマンディ、トスカニーニは未聴です。どちらも世評高い演奏ですね。いつか聴いてみたいです。

>ヒロノミンV 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
デュトワのCDは録音状態が良く、オーディオのチェックにもってこいですね。僕は「惑星」がテスト盤です。
ラテン系とロシアもの、どちらもデュトワで聴くことが多いです。エレガントで繊細、オーケストラの技量も抜群なので、言うことなしです。

>丘 様
こんばんは。こちらにも有り難うございました。
オーマンディ盤、残念ながら未聴なんです。でも丘さんとひろはやさんご推薦とあらば、是非聴いてみたいです。
探してみます。
ローマ三部作はオーディオ的な快感もあって、楽しいですね。僕も好きになったのは最近なんですが。

>猫よしお 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
ケルテス盤ですか。ロンドン響とのDECCA盤ですね。
廉価盤で買えそうです。今度入手したいと思います。
有り難うございました。

>みー太 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
トスカニーニ盤、未聴なんです。世評高い演奏ですよね。
これは一度、聴いてみなくちゃイカンですね。

カラヤンは三部作を全部録音していないようですね・・・・・といいつつカラヤンのレコード・CDが見つかりません。持っているような気がしていたんですが・・・。
ふだんあまりレスピーギを聴かないので、これを機会にじっくり聴いてみたいと思います。

>Summy 様
こんばんは。いつもお世話になります。
スミマセン、アイブスにバルトークは守備範囲外です(^^ゞ。こればっかりは、なかなかついて行けず、申し訳ありません(笑)。

デュトワで聴くことが供養、親孝行になりますね。録音がよいので、僕はデュトワ盤、沢山入手しました。バルトークの「オケコン」もあります。
どれも優雅な、洗練された音楽になっているのが彼の特徴ですね。踏み込みが甘いところもありかもしれませんが、響きは極上、どれもが美しい演奏になっています。

こんばんは。

>トスカニーニ盤、未聴なんです。世評高い演奏ですよね。
>これは一度、聴いてみなくちゃイカンですね。

おっしゃる通り、トスカニーニ盤は聴いておくべきでしょうね。聴かずに死んだら成仏出来ません。今まで出ていたRCA盤でも十分凄かったのですが、今度出たXRCDはどれだけ凄い事になっているものやら。

三部作中の「祭」が好きなもので新譜が出る度に手を出しているのですが、未だに演奏・録音両面で私を満足させてくれる様なディスクに巡り合えてません。パッパーノには期待していたんですけどねえ・・。

>花岡ジッタ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
そうですか、やはりトスカニーニ盤ですか。
「聴かずに死んだら成仏出来ません」・・・・・あらら、僕は仏教徒真言門徒ですので、成仏できねば困ります。
早速、おすすめのXRCDを探してみようと思います。四国の田舎ショップではなかなかクラシックCDを置いてくれないんですが・・・。
ありがとうございました。

お世話になります。
トスカニーニの「ローマの松」。
上記のサイトで無料で全曲を聴くことが出来ます。

>猫よしお 様
おはようございます。URL有り難うございました。
こういうサイトもあるんですね。全く知りませんでした。
有り難うございました。じっくり聴いてみることにします。

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