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ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」 ショルティ/シカゴ響

日が暮れてからにわか雨が来ましたが、田舎はのどかな穏やかな休日でありました。
ベートーヴェンの田園を聴いたり、モーツァルトの協奏曲を何曲か聴いてみたり、バッハなども少々・・・。
中ではショルティのブルックナーが良かったです。

ブルックナーの交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(ノヴァーク版)。
ゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団の演奏。
1981年1月、シカゴのオーケストラホールでの収録。DECCA原盤。

ショルティのブルックナーは、豪快豪放。筋骨隆々として逞しく、その姿は実にヒロイック。カッコイイ。力強く、ガッシリと大地を踏みしめ、時に圧倒的なパワーで周囲を睥睨するようなブルックナーでもある。
そして、大変分かりやすい。しんねりむっつりしたブルックナーではなく、ショルティのは根は陽性、前向きで明るく、未来に向けて新しいものを創ろうとする意欲に溢れた感じのブルックナー。楽天的なところもあるが、その明朗なところ・・・積極性とでも云おうか・・・、は良しとすべきだろう。
陰影に乏しいとの不評もあるようなのだが、なぁに、将来を切り開く力強さこそ音楽には必要なんじゃないかな、とも思う。この屈託ない明るさ、アメリカンなブルックナーも実にイイ。

ショルティのとるテンポも良い。だれない運び、基本的にはインテンポなのだが、性急な感じはしない。(ショルティは過去には性急さが顔を出すことが多かった)。自然で心地よいテンポと思う。
第2楽章の弦楽合奏などは、自然な息づかいで味わい深い。心に染みいる感じ。
第3楽章スケルツォでのトリオの部分での素朴なところも、そのテンポがいいのだと思う。

シカゴ響のパワーはいつも通り。金管群の巧さは今さら云うまでもないが(ホルンとトランペット、トロンボーンはホンマにスゴイと思いますな)、木管のしなやかさや弦楽セクションのしっとりと響きも大変よい。こんなオーケストラをフルパワーで聴くのは、快感でもある。
ショルティはすごいオーケストラ・トレーナーだったのだとつくづく思う。

録音も優秀です。
DECCAの輝かしい、キラキラしたサウンドは少々人為的なところもあるんですが、家庭で聴く音として、これだけ鮮やかに再現してくれれば、素人音楽ファンとしてはもう何も言うことはありません。幸福なことです、全く。

シカゴ響の豪快なサウンドを聴く快感、カタルシス。イヤなことなど吹っ飛びますぞ。
モヤモヤして気分がすぐれない人には、是非、この幸福な(アッケラカンとした)ブルックナーを勧めたいです。


★ブルックナーの「ロマンティック」・・・・自己リンク★
■ラトル/ベルリン・フィル
■チェリビダッケ/ミュンヘン・フィル
■クレンペラー/フィルハーモニア管
■カラヤン/ベルリン・フィル
■ベーム/ウィーン・フィル
■ムーティ/ベルリン・フィル
■オーマンディ/フィラデルフィア管
■チェリビダッケ/スウェーデン放送響
■クーベリック/バイエルン放送響
■ハイティンク/ウィーン・フィル
■ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレ
■マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管




AUTHOR: ひろはや DATE: 11/12/2007 07:08:29 おはようございます。
ショルティとブルックナー、この組み合わせはどうも....と思っていましたが、私が以前BSで録画したのがあったはずと、探しました。ありました!
1991年5月16日シュバイアー大聖堂ライヴ(シュヴェチンゲン音楽祭)で、ショルティがシュツットガルト放送管弦楽団を指揮したブルックナー『交響曲第2番ハ短調』です。
今夜じっくり聴いてみたいと思います。
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コメント

>猫よしお 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ショルティのブルックナー、旧盤がは聴いたことがないんですが、DECCAでの1960年代、VPOとの録音はイイ物が多いらしいですね。
機会があればVPOとの7・8番を聴いてみたいです。
ブルックナーの演奏、やはりVPOは一頭地を抜いている感じがします。
僕もVPOで聴くブルックナー、大好きです。

おはようございます。
ダブり投稿になりますが
こちらにも書かせて頂きます。
ブルックナーの「ロマンティック」。
ケルテスが素晴らしい録音を残しています。
イギリスのオケのブルックナーは、あまり好みではないのですが
ケルテス/ロンドン響は別格です。

>猫よしお 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
ケルテスの「ロマンティック」は聴いたことがないんです。オケはロンドン響なんですね。
探してみたいと思います。
有り難うございました。

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