スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

J・S・バッハのブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046 レパード/イギリス室内管

昔、クラシック音楽入門したての頃は、バッハをよく聴きました。
管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲などは、読めもしないのに楽譜を買ってきて、同曲異演盤の聴き比べを楽しんだりしたもんです。
曲が短いのがよろしい。当時は、マーラーやブルックナーなどの長い曲は、途中で飽きてしまって僕はよう聴かんかったのです。現代音楽は難しかったですし(今もよく分からん)、モーツァルトでさえ平板で退屈だと初めは思っておりましたから・・・・・(^^ゞ。

だから、バロックは聴きやすかったです。旋律も美しいし、よく流れるし・・・。
そういえば、このごろバロックはあまり聴いていないような気もします。

で、懐かしい1枚を。

J・S・バッハのブランデンブルク協奏曲 第1番 ヘ長調 BWV1046。
レイモンド・レパード指揮イギリス室内管弦楽団の演奏の2枚組の全曲盤から。
1974年11月、ロンドンでの収録。フィリップス原盤。
全曲盤のソリストは、ホセ・ルイス・ガルシア(Vn)、ジョン・ウィルブラハム(Tp)、、デヴィッド・マンロー(リコーダー)、ニール・ブラック(Ob)などが参加している。LP時代には13PCの型番で、廉価盤で出ていたものだったが、僕は結局買いそびれてしまい、CD化された輸入廉価盤SOLOシリーズで購入したもの。

このブランデンブルク協奏曲全曲盤は、全体的には、リズムがよく弾んでキレがあり、快活な曲の運びが特徴なのだが、表情は穏健で端正なもの。
レパードの溌剌とした指揮ぶりには好感が持てるし、イギリス室内管も実に達者な演奏を聴かせてくれる。
イギリス室内管の結成は1960年。その後、1960年代後半からの、バレンボイムによる弾き振りでのモーツァルト・ピアノ協奏曲全集で一気に名声を博したのだが、1970年代のこのブランデンブルク協奏曲録音当時は、英国内ではマリナー/アカデミー室内管と並び称される人気だったと思う。

今日聴いているブランデンブルク協奏曲の第1番は、イギリス室内管の良いところが十分に発揮された好演と思う。明晰で爽快、軽やかにバッハが歌う。

イタリアの演奏団体だと(例えばイ・ムジチなら)、スッカラカンと晴れ上がった青空のような演奏になるのだが(それはそれでイイのだが)、イギリス室内管だと、少々雲が浮かんでいる青空の爽快さで、多少の陰影を感じるところもある。
ドイツの団体のようなリズムの重さはないし、謹厳な風もない。

レパードとイギリス室内管の表情は柔和で、中庸の表現。万人納得の穏やかさ、そして無理せず、自然な息づかいで音楽をつくってゆく柔らかさ、
味わい深い、滋味あふれる大人の音楽とでも云おうか。ハーフ・ビターのチョコレートという感じかな。

録音状態は標準的と思います。楽器の定位が今一歩かなとも思いますが、響きは素晴らしいと思います。
録音から30年以上経過しても、十分美しくバッハが再現されます。



AUTHOR: 猫よしお DATE: 11/08/2007 19:06:56 いつもお世話になります。
レッパードはイギリス室内管と他にも、いろんな曲を録音していますね。
イギリス室内管には、ブリテンやパイヤールが指揮した
モーツァルトの名演もあります。
スポンサーサイト

コメント

今晩は、レッパード・イギリス室内管 バッハではアメリンクのカンタータ
やモーツアルトのコンサートアリアを聴いています。レッパードはアメリカのメジャー・オケも振ってますし、マタイ受難曲は北ドイツ放響他でEMIに録音してました。

こんにちは。
 これまた懐かしいところで....(笑)
 レパード指揮イギリス室内管。例によって今では流行らない「小編成の現代オケによるバロック音楽」ですね。まぁ、このパターン、個人的にはアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの方が好きですが...
 異論はあるでしょうけれど、この時代のバッハ等の演奏の方が、今の古楽奏法を意識した数々の演奏より、自由度が実は高かったんだろうな、と思わずにいられません。程良くふくよかなバッハ、というの、今では許されないって感じですしね。



>猫よしお 様
おはようございます。いつもお世話になります。
イギリス室内管、パイヤールが振ったモーツァルトは良かったです。ブリテン指揮のブランデンブルク協奏曲やモーツァルトがありましたが、僕は聴いていないんです。これはいつか聴いてみたいと思っています。
カーゾンと協演したモーツァルトのピアノ協奏曲は良かったですね。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ああ、ヨセフ・スークにカール・ミュンヒンガー・・・・これも懐かしい名前ですね。このごろ、とんと聴かなくなりました。
ミュンヒンガーでは、バッハの管弦楽組曲をよく聴いていました。
スークは、ルドルフ・バウムガルトナーとルツェルン祝祭管とのヴィヴァルディ「調和の幻想」を、よく聴いています。
往年の名手たちですね。

>hiromk35 様
おはようございます。いつもお世話になります。
イル・ジャルディーノ・アルモニコ・・・・・いいですね。溌剌とした演奏が印象的、というより衝撃でした。ヴィヴァルディの「四季」で聴いています。
この団体のブランデンブルク協奏曲は未聴なんですが、是非聴いてみたと思います。

>ドレドレ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
レパードのディスコグラフィーは殆ど知らなかったんですが、なるほど、いろいろな録音があるんですね。情報、有り難うございました。
アメリンクのカンタータ・・・・これは聴いてみたいと思います。

>Verdi 様
おはようございます。コメント感謝です。
「程よくふくよかなバッハ」・・・・ホンマに、今では許されない感じですね。
今の演奏は、僕には少しキツイ感じがします。呑気に聴いていられない演奏が多く、聴いていて耳がチクチク痛い感じもありまして・・・・・ついつい過去の名演奏、懐メロを取り出してしまいます(^^ゞ。
レパードやアカデミー室内管・・・・良かったですね。
今も愛聴しているのは、あの頃の演奏なんです。

こんばんは。

この演奏、『マンロー』の名前を見つけ購入したセットです。アットホームでみんなが曲を楽しんでいることが、手に取るように分かる素晴らしい演奏だと思います。たしか3番に、ピノックとのコンビで素晴らしいピリオド演奏をバイオリンで聴かせた、サイモン・スタンデージの名前があったと思います。
ちなみに私、マンローのファンです。ブランデンブルク協奏曲では他に、サー・ボールトやダート&マリナー盤でもリコーダーを担当しています。みな素晴らしい演奏です。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
確かに、サイモン・スタンデージなども参加していたんですね。ピノックとのヴァイオリン協奏曲などは見事な演奏でしたね。
デヴィッド・マンロウのリコーダーも良かったですが、彼の自殺は残念なことだったと思います。
このレパードとのブランデンブルク協奏曲は、マンローの死の前年だったでしょうか。遺作に近い作品なんですね。
サーストン・ダートとマリナーのブランデンブルク協奏曲、どこかにあったような気もしますので、ラックを探してみますね。有り難うございました(^^)V

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。