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マーラーの交響曲第9番 ニ長調 シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管

今日は休日につき大曲を。

マーラーの交響曲第9番 ニ長調。
リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管の演奏。
2004年6月、アムステルダム、コンセルトヘボウでのライヴ録音。DECCA盤。

素晴らしい録音であり、音響。
豊かな量感と、艶やかな響きで魅了される1枚。音場は広大で、全体的な迫力は十分だし、しかも個々の楽器も実に美しく捉えられている。
こんな良い音で聴けるシアワセ・・・・・・・・・エエ時代であります。

シャイーの指揮は、ゆったりとしたテンポで、粘り着くようなマーラーの旋律をよく歌わせた演奏。第1楽章の腰の据わった表現と豊かな歌、終楽章の精妙なアダージョが出色の出来ばえと思われる。

ロイヤル・コンセルトヘボウ管の響きは素晴らしいし、技術的にも世界最高峰ものであって、全くよく練られている。
シャイーがじっくりと年月をかけてロイヤル・コンセルトヘボウ管と築いてきた信頼関係と、自身のマーラー観と研究の発露がこの演奏にはある。自信がみなぎって、交響曲全体の隅々まで確信を持ってすすめているのがよく分かる。安定感抜群。
録音が素晴らしいので、そのあたりがよく伝わる。さすがDECCA、しかも最近の録音はどれも素晴らしい。

金管群の安定度も抜群。音は少しくすんだ感じで、これはロイヤル・コンセルトヘボウ管の弦楽セクションにも云えることだが、いたずらに煌びやかではないのがイイ。品がよろしい。
フィリップス録音での豊かなホールトーンを大きく録ったものに対して、DECCAの場合は、オンマイク気味で、響きが明るくなる感じはする。

技術的にも全く破綻なし。ライヴ録音と云うが、そのハンディを感じさせない美しい演奏。
(いや、それにしてもマーラーの第九交響曲は、ライヴ録音の名演が多いものだ。カラヤン/BPOに、バーンスタイン/BPO、古くは戦前のワルター/VPO、最近ではアバド/BPOが凄かった)

思えば、シャイーがコンセルトヘボウの音楽監督に選ばれたのが1988年だった。
メンゲルベルク、ベイヌム、ハイティンクと自国出身の指揮者が続いたロイヤル・コンセルトヘボウ管としては、初めての外国人指揮者だったこともあって、就任当時話題になったものだった。、

この演奏は、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管に移るシャイーの、ラストコンサート。コンセルトヘボウ管との別れの名演と云えるのでしょう。


秋の休日、のどかな一日でありました。
西条祭りのいよいよ始まり、どの屋台も準備に余念がありません。

我が家はこの春に父が死にましたので、服喪中。「だんじり」には触りません。祭りが例年の行事なら、服喪中のつつしみはこれも昔ながらの田舎の習慣です。文化の継承です。

ということで、今年は「かき夫」はせずに、自治会のお弁当当番であります。これも大切な仕事、文化の継承であります。




AUTHOR: 猫よしお DATE: 10/14/2007 06:52:54 おはようございます。
シャイーは何故か苦手なタイプなのですが。
コンセルトへボウ管のマーラーなら
ハイティンクの名演がありますね。
録音もハイティンクはフィリップスらしい
奥行きと柔らかさが感じられて素晴らしい出来ですね。
マーラーの9番なら私は
やはりバルビローリかバーンスタインです。
どちらもベルリン・フィルとの客演ですが。
クーベリック、ホーレンシュタインもいいですね。


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コメント

ブルックナーの8番・9番と並んで交響曲の頂点に燦然と輝くマーラーの9番、ホンマに名曲じゃ。1938年のワルターの初録以来ほとんどの録音がライブ録音じゃから、ライブ録音の名演が多いのも頷ける。これぞ極め付きというのは決めておらんが、ユダヤの血を引くレニー、ジミー、ショルティ、ベルティーニ、ワルターはやっぱり熱いし、ジュリーニやカラヤンの美学にも惹かれるのう。
シャイーは未聴じゃが、このお方が爺にはよう分からん。コンセルトヘボウとは確かにマーラーだけはしっかり振っておるがベートーヴェンやモーツァルトの交響曲の録音もないし、むしろイタリアでプッチーニやヴェルディのオペラを振っている印象のほうが強いのじゃが。

>猫よしお 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
マーラーの9番には名演が多いので、選曲には贅沢ができますね。
バーンスタインにバルビローリ盤は掛け値なしの名演、クーベリックの自然な演奏も大好きです。ホーレンシュタイン盤は聴いたことがありません。
ハイティンクのACO盤は、クリスマスマチネのライヴ盤が見事な演奏でしたが、スタジオ録音全集盤も渋い演奏でした。フィリップスの録音も最高ですね。
シャイー盤の録音はさらにその上を行く、スゴイ録音と思いました。
こんないい音で自宅でクラシック音楽を聴ける幸福、贅沢・・・・有り難いと思います。

>HABABI 様
こんばんは。コメント感謝です。
マイク2本の実況写真、なるほど、そうなんですか。素晴らしい音ですが、おそらく実演だけでなく、録音用のセッションも入っての編集なんでしょうね。
シャイーのブルックナーやブラームスも持っているんですが、頻繁に聴く方ではありません。僕もHABABIさん同様、違和感があるようです。
音はスッキリしてカッコイイですし、ハンサムなイタリアンの演奏という感じで、見事だとは思うんですが、少し明るすぎかなという気がします。
シャイーのマーラーは新しい録音が多く、DECCAの優秀なスタッフのおかげで、家庭で聴ける最高の録音状態のマーラーと思います。

>ひろはや 様
こんばんは。いつもお世話になります。感謝です。
シャイーのマーラー全集は音が素晴らしく良く、聴きごたえがありました。どの曲もスッキリと見通しが良く、またよく歌う演奏でした。

それにしてもマーラーの9番はスゴイ交響曲ですね。終楽章など、人生のなんたるかを考えさせられてしまいます。
ハイティンクのクリスマスマチネ盤、エエですね。大好きです。クレンペラー盤も持っているんですが、あまりよく聴いていません。今度じっくり聴いてみたいです。
バルビローリ盤は往年の名盤、男の涙が聴けるような名演ですね。

>峠茶屋の爺 様
こんばんは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
シャイーのマーラー全集は、美しい音でよく歌う演奏でした。DECCAの録音がスゴイです。
ユダヤ系のマーラーは、やはりワルターとバーンスタインがすごいですね。あとエリアフ・インバルもユダヤ系だと思うんですが、精密で透き通るようなマーラーを聴かせてくれました。5番を実演で聴いたときの感動、忘れられません。

シャイーの古典は聴いたことがないです。ベートーヴェンやモーツァルト、聴いてみたいですね。

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