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~「秋はブラームス」~そのⅡ ブラームスのピアノ協奏曲第2番 ルービンシュタイン(Pf)で

ensembleさんとの共催「秋はブラームス」第2弾・・・・・であります。

と格好つけて書いてますが・・・・、今日の演奏、聴き終わってみると、秋よりも春の方が似合うかな・・・・という感じでした。
明るく爽やかで輝かしく・・・・・ちとブラームスっぽくない感じなんですが・・。では。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83。
アルトゥール・ルービンシュタインのピアノ独奏、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
1971年11月の録音。RCA原盤。

ルービンシュタインのグランドマナーが心地よい演奏。
大らかで風格十分。そしてピアノを弾くことを心から楽しんでいる様子が伝わってくる演奏。

オーケストラも雄弁。オーマンディ/フィラデルフィア管が持ち前の明るく華麗なサウンドを惜しげもなく披露し、ピアノに負けず劣らず煌びやかな伴奏を展開する。かなり派手な色彩なのだが、ピアノも含めて、これぞアメリカン・サウンドという気もする。
技術的にはもう完璧で、申し分ない伴奏と思われる。

ルービンシュタインのピアノは、ヴィルトォーゾ風のピアノであって、音は粒立ち良く、キラキラと輝くばかりで、たいそう美しい。光を受けて、万華鏡のように様々に変化する音色がまた素晴らしい。虹色に輝く・・・という表現は、こういうピアノのためにあるんじゃないか。
ブラームスにしては少し派手すぎるかなとも思うが(ドイツ風とは全く違う・・)、ルービンシュタインのように堂々と、臆面もなく弾いてくれると、かえって、こっちのやり方が本道のように思えてくるから不思議なもんだ。
達人の芸というのは、こういうものなのだろう。

第1楽章は豪華絢爛。
第2楽章も華麗なピアニズムが楽しい。
第3楽章はチェロの響きが素晴らしい。深い音というよりは、ベルベットのような感触で明るめの音。これもフィラデルフィア管の特徴なのかな。
テンポは遅くゆったり、大人の風格。
そしてフィナーレは、未来へ向かう明るいロンド。

そう、ルービンシュタインもオーマンディも、明るいんです。ブラームス的な翳りとか感情の襞とか、そういうものとは遠いんです。
でも、楽しい。聴いていて気持ちが明るくなる演奏です。
そういう演奏は、名演と僕は思います。

録音は少し古びてきました。
もう少し高音も低音も伸びて欲しいところです。
ピアノの音はまずまず。もう一歩、艶があればさらに良かったんでしょうが。


AUTHOR: hiromk35 DATE: 10/12/2007 08:27:57 「でも、楽しい。聴いていて気持ちが明るくなる演奏です」
おっしゃるとおりで、そんなルービンシュタインが大好きです。
ブラームスのピアノ協奏曲もまた大好きですが、ルービンシュタインはライナーとの共演で1番しかもっていません。これも名演と思います。2番もそのうちに~、と思いながらン十年が過ぎてしまいました。これを機会に入手しようと思います。

手元にある2番は、フライシャー/セル、ゼルキン/セル、アラウ/ハイティンク、アラウ/ジュリーニと、われながらかなり偏ったコレクションと思います。
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コメント

>猫よしお 様
おはようございます。いつもお世話になります。
オーマンディは合わせ物が巧かったですね。安心して聴ける協奏曲になっています。
春風駘蕩・・・・ルービンシュタインの2番協奏曲では感じました。ピアニストだけでなく指揮者オーマンディの個性でもあると思います。柔らかく輝かしく明るいブラームスでありました。
これも楽しめました。

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