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ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」 ~フランソワとデュトワとで~

ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
クラシック音楽を聴き始めた頃から大好きな曲。

ムード音楽に近い魅惑的な旋律。
ひっそりと、ピアニシモの連続の中で漂うノーブルな雰囲気。

初めて聴いたのはピアノ版だった。
サンソン・フランソワの演奏、EMIから出ていたLPで。


フランソワの演奏は、ピアニシモが綺麗でデリカシーに富む。濃厚な表情は見せず、アッサリ系でテンポも比較的速い。淡々と進んでゆくのだが、ポエジーというか粋というか、何とも言えない音色と、微妙に変化するニュアンスがたまらない。テンポが速いので、あっという間に終わってしまうので、初めは、「何かアッサリした演奏やなぁ」と思っていたが、聴きこむと、この淡々とした表情がいろいろな顔を見せながらこちらに向かってくる(いや、こちらに向かうというより、向こうへどんどん逃げ去ってゆく感じ)。

「亡き王女のためにパヴァーヌ」ピアノ版はいろいろ聴いたが、結局このフランソワ盤に戻ってくる。


オーケストラ・バージョンでは、とりわけ雰囲気豊かなデュトワ盤で。
デュトワ/モントリオールSOの演奏は、弦楽のピアニシモが美しい。時に、青みがかった揺らめく炎のような味わいを醸し出す。テンポはゆったりとして、きれいな旋律がたゆたう。冒頭のホルンなど、優しく甘い響きは最高だ。情感を込めた演奏ではない、淡々と進んでゆくのだが、漂う美しさは素晴らしい。

青葉が目にしみる初夏の昼下がり、ゆったりとラヴェルを聴くのもまた良い。


AUTHOR: 夢騎士 DATE: 05/25/2005 16:40:25 私もこの曲が大好きですが、まだピアノ演奏版は聴いたことが
ないんですよ。ドビュッシーの「月の光」もオケ版でしか聴いたことが
なかったのですが、知り合いのピアニストに弾いてもらったら
これがすばらしかった!涙が出ました。
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コメント

>nmzk 様
おはようございます。近衛秀麿もすごいですが、フランソワのベートーヴェンですか?しかも「皇帝」?・・・凄いです。どんな演奏だったんでしょう?シャンパンの弾けるような皇帝?フランス・パンのパリッとした歯触りのような皇帝?・・・nmzkさん、羨ましいです(^-^)。

こんにちは!私も「亡き王女のためのパヴァーヌ」大好きです。はじめは暗すぎて苦手だったのですが、今ではすっかりこの味の虜といいますか(笑)少しは成長できたのかもしれません...
この曲はピアノでの演奏は聴いたことないですね。サンソン・フランソワさんは、ドビュッシーのピアノ曲でしか聴いたことないのですが、興味がでてきました。
今度チェックしてみようと思います!

>stonez 様
「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ボクは、ピアノ曲で知ってからオーケストラ版を聴きました。ピアノ版はフランソワでしか今は聴きませんが、オケ版はいろいろあって目移り(耳移り?)します。デュトワ以外にも、クリュイタンスやマルティノン、あ、カラヤンもイイです。いろいろと思い出が・・・この曲には詰まっていますので、よく聴きます。

G.GouldとL.Bernsteinのコンサートをイメージして頂ければ近いと思います。
M.Argerichも時々やりますが?
緊張しました。

>nmzk 様
なるほど、グールドとバーンスタインですか。。。。何となく分かるような気がします。アルゲリッチは、1番と2番の協奏曲(シノーポリのバック)をよく聴きます。
有り難うございました。

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