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シューマンの「子供の情景」作品15 マルタ・アルゲリッチ(Pf)

今日はピアノ曲であります。

シューマンの「子供の情景」作品15。
マルタ・アルゲリッチのピアノ独奏。
1983年4月、ミュンヘンのプレナーザールでの録音。DG盤。
カップリングは「クライスレリアーナ」。

これ、ジャケット写真が印象的なレコードだった。
アルゲリッチは何を考えていたのだろう。瞑想しているような、ボンヤリと何かを眺めているような・・・。心はここにない。魂はどこを浮遊しているのだろう・・・・・。

などと僕は考えながら、このレコードを手にした時を思い出す。

演奏はいたってクール。
感興の赴くままに弾いてゆくアルゲリッチではなく(実演の時など、全くスリリングなピアニストだ)、高度に計算され、理性的に解釈され尽くした感じの演奏。
だから、堅苦しい演奏かというと、全然そんなことはなく、きわめて詩情に富んだ演奏であって、これぞシューマンと云えるロマンの迸りも随所に聴ける。名演と思う。

ピアノの音が綺麗。文句なくキレイ。
アルゲリッチのピアノの音は、白く透明、澄んだ色合いで、そしてその音が適度の潤いとぬくもりを持っている。
惚れ惚れするほどイイ音。この音が、シューマンのファンタジーを紡ぎ出してゆく。

1曲目の「知らない国々」から、アルゲリッチの描くメルヘンの世界に誘われる。全く美しいピアノ。

「トロイメライ」は最高。名手が名曲を弾くと、ありふれたメロディも新鮮に聞こえてくるから不思議。夢見るような味わいが、たまらない。

「詩人のお話」のロマンティックな表現。ラストでは厳かな雰囲気さえ漂う。
「鬼ごっこ」の軽快さ、「おねだり」の柔らかさもイイ。

録音は今聴いても素晴らしい状態。
アルゲリッチの、たぶんスタインウェイでしょう、ピアノが余すところなく収録されていて、特に余韻が綺麗なのがエエです。


土日は出勤と相成りました。
まじめに働きまっしょい!・・・・(^^ゞ。


AUTHOR: Verdi DATE: 09/29/2007 09:45:21 こんにちは。
 これまた名盤中の名盤、ですねぇ。「子供の情景」だと、ホロヴィッツのが名高いですが、アルゲリッチのもどうしてどうして。
 個人的には、「クライスレリアーナ」の方がインパクトが強いです。こちらはもう「アルゲリッチ参上!」みたいな感じの演奏で(生で聞いたことは無いですが、生だともっと激しいんでしょうかね?)、「子供の情景」とのコントラストがあって面白かったな、という印象があります。

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コメント

こんにちは。
これはCD初期の名演、名録音でしょうか。
切れ味鋭い音が飛び交う奔放な演奏で
やり過ぎと思えるところもありますが
そこが良くも悪くもアルゲリッチなのでしょう。

今晩は、昨日に比べて16℃も最高気温が下がって、雨模様にブルブルです。このCD、国内盤では3500円でした。子供の情景はアルヘリッチでよく聴きます。録音も24年前とは思えません。クライスレリアーナはLPサンプル盤(SONY)のホロヴィッツを(1曲目のみ)、バカみたいに繰り返し聴いたせいで(中学生の頃)・・・ホロヴィッツなんか聴くんじゃなかった。

>Verdi 様
おはようございます。コメント感謝です。
アルゲリッチのシューマン、20年以上も経過したんですが、今も新鮮な名演と思います。
「クライスレリアーナ」もすてきですよね。大好きです。
ただ、「トロイメライ」が僕は好きなんです。そこで今回は「子供の情景」を聴いてみました。
この人、ナマではもっと激しいんでしょうね・・・・・・。一度聴いてみたいと思います。

>Summy 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
さすが、Summyさん、LPでお持ちなんですね。僕はCDになって随分経過してから購入しました。

中古市、エエですね。11枚で3800円・・・・なかなか良心的な価格ですね。現代曲は苦手で僕は殆ど聴きません。
食わず嫌いなんでしょうが・・・・・・(^^ゞ。

>ひろはや 様
おはようございます。お久しぶりです。コメント感謝です。
四国も急に気温が下がりました。肌寒さを感じるくらいで、前日より10度くらい下がったようです。

アルゲリッチのシューマンは、自在な名演と思います。カップリングの「クライスレリアーナ」の方が奔放な演奏でした。
ホロヴィッツは聴いたことがあるんですがあまり記憶にありません。たぶん持っているはずなんですが・・・・・・(^^ゞ

アラウ盤は未聴ですが、これ是非聴いてみたいですね。
アラウだとどんなシューマンになるのか・・・・・協奏曲の演奏からすると、大らかでオトナのシューマンを想像します。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
アルゲリッチの奔放な演奏を、僕らはつい期待してしまいます。自由自在、天衣無縫・・・・・だからこそ、アルゲリッチ盤を買うんだと思います。
このシューマンは、「子供の情景」は抑制をきかし、「クライスレリアーナ」が自在な演奏と思いました。
CD初期、往年の名盤ですね。

>ドレドレ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
四国もだいぶ気温が下がりました。10度も低くなって肌寒さを感じました。しかし、16度は下がりすぎですね。風邪を引かないように気をつけてください。
3500円CD・・・・・そうですよね、昔DG国内盤の定価は(消費税以前)は3500円でしたよね。高かったなぁ・・・・・そういうCD、我が家にもゴロゴロあります。今思えば、涙が出るような話です。
アルゲリッチ盤、録音も良く名演ですね。24年前のものとは思えません。

ホロヴィッツ盤は、持っているはずなんですが・・・・どうも記憶がありません・・・・(^^ゞ。

お世話になります。
時間がないので・・・私の愛聴盤の紹介のみを。
「子供の情景」は、最近廉価盤でも出た田部京子盤(カップリングで交響的練習曲もきけます。また、他デンオン録音のシューベルトや吉松隆もいいですよ)。
クライスレリアーナは、ブレンデルやシフ、ルプー、それにアシュケナージ盤も、それぞれ味わいが有っていいですよ。

風邪やインフルエンザ、東京も流行ってます。
お気を付けて、お大事に。


>鞍馬天狗 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
田部京子さんのは、DENONのクレスト1000シリーズにあるんですね。廉価盤ということなので、1枚入手してみようかな・・・・と思います。
「子供の情景」はふだんはこのアルゲリッチ盤かアラウの演奏で聴いてます。
「クライスレリアーナ」はブレンデルのもあります。ルプーやアンドラーシュ・シフのはないんですが、シューベルトの「即興曲」などを聴くと大変良いので興味あります。
シューマンのピアノ曲はあまり聴かないので、名演奏もよく知らないんです。また教えて下さい。有り難うございました(^.^)

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