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イベールの交響組曲「寄港地」 バレンボイム/パリ管

朝晩が涼しくなりました。ようやく秋が来たようです。

さて、今日は小品を。
「フランス管弦楽曲集」などによく入っているものです。
(最近は、こういう小品集があまりはやらないようですが、昔は沢山ありました。)

イベールの交響組曲「寄港地」。
ダニエル・バレンボイム指揮パリ管弦楽団の演奏。
1980年頃の録音。
CBSソニーの名曲全集からの1枚。

交響組曲は楽しい。目の前に風景が広がる。
この「寄港地」はイベール自身が海軍士官であった経験を生かして、地中海の各港を鮮やかに描き出している。

第1曲「ローマ~パレルモ」。
異国情緒漂う音楽。パリ管の管楽器は大変巧いし、弦楽セクションの合奏もとても美しい。後半では鮮烈なフォルティシモを楽しめる。色彩豊かで、しかもパリ管のパワーが炸裂して気持ちよい。

第2曲は「チェニス~ネフタ」
北アフリカ・エジプトから、やがてイスラーム系に向かってゆく、エキゾチックな音楽が続く。オーボエの鼻にかかったような音色が特にイイ。蛇遣いのようなところもあるのだが、オーボエの名技が楽しめるのは間違いない。

第3曲「バレンシア」。
スペインの舞曲風の音楽。オーケストラが気持ちよく鳴り渡るとともに、ソロの管楽器が、それぞれの表情で歌うのが楽しい。
パリ管の管楽器は巧い。やはり、フランスは「管」だ。

バレンボイムの指揮はあまりくどくならずに、アッサリと進めてゆく感じ。もっとも、この曲自体がアクが強いので(異国情緒満載だものね)、バレンボイムとしては手練手管を発揮しなくても、十分に鮮やかな音楽になったということかな。
ドイツ系を振って良し、フランスものやロシアものも巧い。バレンボイムは何でも屋だ。この「寄港地」は、パリ管の常任として、お国ものを無難に料理した一品とでも云うべきかな。


録音はまずまずといったところ。
パリ管の、独特の管の響きはよく捉えられていると思います。


AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 09/28/2007 09:47:56 なかなかいい曲ですね。冒頭フルートで始まったり、打楽器とオーボエの
東洋的旋律、色彩感豊かなスペインの明るさ、どれも異国情緒に溢れていて楽しめますね。
マルティノンとモントゥを持っていますが、モントゥの私の盤は音質が
劣悪で残念です。
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コメント

Blogを拝見し、同曲をミュンシュ指揮ボストン交響楽団のLPを引っ張り出して久し振りに聴きました。
イベールの曲では、フルートとギターのための「間奏曲」も有名ではないかと思います。これも洒落た曲です。ペーター=ルーカス・グラーフ(fl)、ラゴスニッヒ(ギター)の演奏録音(LP)で聴いています。

>Verdi 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
イベールの「寄港地」は描写力が豊かで面白いですね。フランス音楽は少々苦手なんですが、雰囲気のある曲が多く、この頃楽しめるようになってきました。
サティ、プーランク・・・・・そうですね、イベールなどもっと聴かれてもいいように思いますね。

それにしても名曲集や小品集、減りました。

>HABABI 様
おはようございます。コメント感謝です。有り難うございました。

フルートとギターのための「間奏曲」・・・・・これは聴いたことがありません。今度、是非探してみたいと思います。ラリューのフルートは、カッコ良くて好きです。

ミュンシュ/ボストン響のイベール・・・・・・これも未聴なんですが、鮮やかな演奏を想像します。ミュンシュのフランス音楽は、ベルリオーズにラヴェルなど、一時、大変よく聴きました。鮮やかで豪快、素晴らしい指揮者でしたね。

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