スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベートーヴェンの交響曲第8番 ヘ長調 スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレ

今日は大好きな演奏を。

ベートーヴェンの交響曲第8番 ヘ長調 作品93。
オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレの演奏。
1983年9月、東ベルリンのイエス・キリスト教会での録音。DENON盤。

ベルリン・シュターツカペレの音が素晴らしい。
第1楽章の最初の音が出た瞬間から、柔らかく暖かく、そして渋く落ち着いた響きでリスニングルームが満たされる。この幸福感・充実感はかけがえのないもの。
ふだんからお互いの音を聴きあって、長い年月の間に作り出した響きだろう。「プロイセン以来の伝統」などと、東洋の島国のさらにまた離れ小島の住人が、軽々しく云いたくはないが、この音は、長い伝統の響きとしか云いようがない。
教会でのロケーションも功を奏してるし、何よりDENONの録音技術は当時世界最高水準にあったと思う。
(1980年代前半のDENONのレコード・CDは、全く素晴らしい音がしていたと思う。我が家では、他のレーベルに圧倒的に凌駕するイイ音で鳴ったものだった)

スウィトナーの指揮は、伝統の中に清潔な新しい空気を吹き込んだ感じ。
テンポは中庸だが、リズムはよく弾み、7番交響曲との連続性を感じさせる。ストリングスの響きは新鮮、構成も安定感があって盤石。
解釈は古典的様式を離れず、現代のスタイルと比べれば古いのだろうが、僕にとってはこのくらいがちょうどいい。
豊かな響きでベートーヴェンが鳴る。

第1楽章は、格調の高さがイイ。
第2楽章は、メトロノーム・リズムの見事な処理。
第3楽章は安定したメヌエット。ベルリン・シュターツカペレの音が素晴らしく、時がたつのを忘れてしまう。管楽器が特に良い。木管も金管もイイ音だが、特にホルンが絶品。
フィナーレは着実な終曲。この安定感は、格別だと思う。

録音は今も極上です。
我が家のシステムと相性がいいんでしょうが、東独・プロイセンの響きが蘇る感じです。今も、最も良い音で聴けるベートーヴェン全集の一つと思います。


スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレのベートーヴェン全集
■第1番・第2番
■第3番「英雄」
■第4番
■第5番「運命」
■第6番「田園」
■第7番
エントリーで残すは第9番「合唱」のみとなりました。



AUTHOR: 猫よしお DATE: 09/14/2007 11:41:20 お世話になります。
毎日更新ご苦労様です。
毎回好選曲、好演奏ばかりで素晴らしいですね。
スウィトナーの8番。いいですね。
演奏も解釈も中庸で落ち着きがあります。
柔らかい響きに安心感があります。
古楽器のベートーヴェンはイマイチ不得手なので
モダンフルオケのベートーヴェンの方が魅力的です。
曲自体は7番と9番との間の
親しみやすく分かりやすい作品です。
4番も似たようなことが言えます。
3番と5番に挟まれて安らぐ曲です。
スポンサーサイト

コメント

>ドレドレ 様
こんにちは。コメント感謝です。
多摩川の清流、いいですね。昔、埼玉・入間に住んでいた頃は、秋川渓谷にしばしば釣りに行きました。懐かしいです。
さて、スウィトナー盤のベルリン・シュターツカペレは、ホンマに渋くていい音してます。
ご紹介の「ウィンザーの陽気な女房たち」は聴いたことがありません。持ってもいないんですが、現役CD盤で入手可能なんでしょうか。
聴いてみたいですね。

ウィンザーの陽気な女房たち B.クレー盤 HMVオンラインでは、全曲盤
抜粋盤とも、在庫はあるようです。

>ドレドレ 様
こんばんは。ご教示、有り難うございました。
HMVで見つけました。早速カートに入れました。
2枚組全曲盤ですね。

こんにちは。
スウィトナー/シュターツカペレのベト全集は良いですね。
このテンポ、ぴったりきます。
録音も素晴らしく、LP時代からの愛聴盤です。

こんにちは。またDENONですね(笑)

 スゥィトナーは旧東独系の華ですね。日本ならDENONか徳間、独輸入盤ならBerlin Classicsでしょうか。上質廉価盤の常連になってますね。このスゥィトナーのベートーヴェンは自分も持ってたのじゃないかと思うのですが、どうだっけな?

DENONは最近は新録音も多くなくて、結構厳しいのかも知れませんね。まぁ、天下のEMIやグラモフォンだって、クラシック部門は厳しいのでしょうから、まだよくやってると言っていいのかも知れませんね。



>木曽のあばら屋 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
木曽さんも、スウィトナー盤を愛聴されてるんですか。イヤ、嬉しいです。同好の方がいらしてくれるのは、実に嬉しいです。
クラシック音楽を聴き始めた頃、スウィトナーのベートーヴェンが一枚、また一枚と発売されていきましたので、「いつかは全部手にしたい」とあこがれの気持ちで眺めていました。当時はビンボー学生でした。

DENONのPCM録音の「LP」・・・・いい音でしたね。ホンマにいい音でした。

>Verdi 様
こんばんは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
そうです、またDENONです(笑)。クラシック・レーベル右翼のmozart1889です(笑)。
DENONのLPはエエです。音もイイですし、ジャケットのデザインもいいです。それに、LPの中袋も上質の物を使っていました。レコード作りの良心を感じましたね。
今は、クラシック不況なんでしょうか、DENONも危ないんだろうと思うんですが、頑張って欲しいものです。

スウィトナーは、おっしゃるように上質廉価盤の星ですね。ボックスで彼の演奏を沢山聴くことが出来ました。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。