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ハイドンの交響曲第67番 ヘ長調 A・フィッシャー/オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団

9月です。Septemberです。
朝晩が涼しくなりました。この数日のにわか雨で、気温が少し下がりました。
クラシック音楽を聴くのに、クーラーが要らなくなりました。
夜風を楽しみながら聴いています。ただ、四国の田舎暮らしゆえ、秋の虫の音が盛大であります。
カエルの合唱が終わったと思ったら、今度はコオロギの輪唱です。
まあ、季節の移ろいを楽しむ日本人らしく、虫の音に微笑みながら、クラシック音楽を聴いていきまっしょい・・・・・。

さて、ハイドン全集をポツポツ聴いています。
そうです、あの1万円未満で買えてしまったA・フィッシャーの全集。
これ、ふと思い立って取り出すのにエエですね。
手に取るCDは、どれも違った音楽なのに、やはり聞こえてくるのはハイドンの声。
そして、ハイドンらしく作りが丁寧で、何かしら効果的な工夫があって面白いですな。
これからも、楽しんでいけそうです。

さて、今日はコル・レーニョも出てくる爽快なナンバーを。

ハイドンの交響曲第67番 ヘ長調。
アダム・フィッシャー指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団の演奏。
1997年、オーストリア・アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿での録音。

第1楽章はプレスト。快活で明朗な楽想はいかにもハイドン。ヴァイオリンのキュッと響く音が実に新鮮な感じがする。
演奏は、推進力もあるし、穏やかな微笑もあるし、聴いていて実に楽しい。ラストのヴァイオリンのソロやホルンの咆吼も心地よい。

第2楽章はアダージョ。
余韻たっぷりの響きが美しい。特に弱音がデリケートでイイ。オーボエのよく伸びる音も魅力的。トゥッティでの柔らかく包み込むような温かさも良い。
オーケストラは息があったアンサンブルで好演。達者なオケだと思う。
ラストではビックリ。コル・レーニョが出てくる。異様な響き。スゴイ効果だ。
ハイドンの中に、「前衛」を聴く思いがする。

第3楽章はメヌエット&トリオ。短い曲だが面白い。
トリオではハーディーガーディーのような音がする。いや、これも新鮮。
それに、2本のヴァイオリンだけのトリオも珍しい。

第4楽章フィナーレは肩の凝らない、愉悦に満ちた曲。
中間部での弦楽三重奏は実に美しい。ヴァイオリンとヴィオラ、チェロの3本だけで、何と多くのことを語っていることか。


録音は、残響がめっぽう美しく、心ゆったりと聴けるのがよろしい。
奥行き・高さとも十分で、定位は少し甘い感じだが(残響成分が多いので仕方ない)、家庭でハイドンをこの音で聴ければ全く満足であります。
優秀録音と云えます。
エステルハージ侯になった気分で、聴けてしまいます。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 09/01/2007 08:42:01 お世話様です。
フィッシャーのハイドン交響曲全集。
未聴ですが、是非聴いてみたいですね。
以前はハイドンの交響曲全集と言えば
ドラティ盤しかなかったようですから。
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コメント

>よし 様
こんにちは。コメント感謝です。
時々この全集を取り出して、のんびり聴いてます。
67番は、コル・レーニョとかハーディーガーディっぽい音などが入っていて、楽しめました。
さすがハイドン、どの曲でも何かしら試してるんですね。「音楽の父」らしいことと思いました。

今年の初めに買いましたが、60番代あたりで挫折してます。
別に頭から順番んい聞かなくてもいいのですが、、
涼しくなってきたのでそろそろ続きをと思ってました。
 はじめまして、毎日楽しみ読まさせて戴いております。
えっ、こんな曲もあるのかと勉強になります、
今、ビルスマ気にいり毎日のように聞いてます。
これからも読ませて戴きまーす。

>taizo 様
こんばんは。ようこそおいでくださいました。コメント感謝です。
有り難うございました。

ハイドン全集、60番台までいったんですか。スゴイです。僕はもっぱら「つまみ聴き」です。一生かかっても、聴けないかもしれません。アカンですね(^^ゞ。
taizoさんは、アンナ・ビルスマがお気に入りですか。僕もボックス物を持っているんですが、無伴奏チェロ組曲をモゾモゾ聴いているくらいです。しかし、ビルスマのバロック・チェロは面白いですね。新鮮な響きがします。

こんにちは。
 そうですか、あのハイドン全集ですか...........聞き終わらないですよね.....

 時々思うのですが、ハイドンは数十年かけてあんだけ交響曲書いて、弦楽四重奏書いて、オペラ書いて、その他あんなのやこんなのや書いて、それを一体俺は何年掛けてどれだけ聞いたんだ、と。聞く方は更にそれこそバッハから武満まで300年分くらいの作曲家を同時多発的に聞いてますから、とても全部は聞けないですよね。
 なんてことを、この手の全集ではつい思ったりします。


>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。コメントを有り難うございました。
なるほど、全くその通りですね。僕らはハイドンだけ聴いているわけではないですものね。ハイドンは自身で沢山の曲を書きましたが、僕らは他の作曲家を含めて、ナンボでも聴いているわけで、交響曲全集も全部は聴けないですわいね・・・・・・
少し気楽になりました。聴かなイカンと思う肩の力が抜けました(笑)。

しかし、フィッシャーの全集は、ある番号を聴こうと思ったときには、辞書代わりで助かります。

こんにちは。
いつも思うのですがハイドンって沢山の曲がありすぎて損をしているのではないでしょうか? 極論ですが交響曲や弦楽四重奏曲を十数曲づつしか作っていなかったら、もっととっつき易くなって、もっと沢山聴かれ、もっと評価されているような気がするのですが?
軟弱者のワタシは100曲以上の交響曲、80数曲の四重奏曲なんて聞いただけで腰が引けて全集には手が出せません^^;

>天ぬき 様
こんにちは。コメント感謝です。
ハイドンは多作ですよね。交響曲も弦楽四重奏曲も山ほどありますものね。僕はクヮルテットはあまり聴かないんですが、交響曲は大好きなので、全集をぽつぽつ聴いています。
一生かかっても聴ききれないかもしれませんが、何となく、聴いてゆく楽しみがあります。
フィッシャーの全集は残響がよくて、なかなかエエ音してます。

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