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シベリウスの交響曲第1番 ホ短調 バルビローリ/ハレ管

暑い日が続きます。
「暑いねぇ・・・かなわんねぇ・・・」と、人と会うたびに、この会話が挨拶です。
しかも、「暑い」という話題だけで、5分くらい話が持ちます。盛り上がります。
この暑さが、僕の仕事では潤滑油になっているのかな?・・・・・と前向きに思わんと、やってられんですわいね・・・・(^^ゞ。

さて、今日も涼を求めてシベリウスを聴いてます。

シベリウスの交響曲第1番 ホ短調 作品39。
サー・ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団の演奏。
1966年7月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。EMI盤。

バルビローリ晩年の名演。
ほのかに暖かく、そして親しみやすく、それでいて冷涼な北欧の空気が伝わってくるという、相反する要素を見事に止揚させた名演と云っておこうか。

シベリウスは20世紀最大のシンフォニストとはいえ(ショスタコもいるが)、彼にとってはこれは第1作の交響曲。4つの楽章構成だが、一つひとつをじっくり聴いていると、交響詩の集合体のような感じで、(例えば、「フィンランディア」のような)、シベリウスの本領はこれからなのかな、とも思う。
ただ、旋律は親しみやすく、国民楽派的な雰囲気も多々あって、聴きやすいとも云えそう。

さて、バルビローリの演奏は・・・・・。

第1楽章は、精力的な感じ。ハレ管が懸命に演奏しているのが分かる。弦楽セクションは思いを込めて弾き続け、管楽器はひたすら一生懸命吹いている。これがイイ。
バルビローリのレコード・CDを聴くたびに思うのだが、この人はどこのオケにも愛されていたんだなぁ、とつくづく思う。
オケと指揮者、互いの愛情が伝わってくる演奏は、聴いていて実に心地よい。

第2楽章は静かな感情が流れてゆく。幾分、抑圧されたようなところもあるのだが、音楽は素朴で穏やかな表情、バルビローリの愛情が込められているかのよう。
後半は音楽が激しくなるが、あまり劇的になりすぎないところも品が良い。

第3楽章は短いスケルツォ。
土俗的な独特のリズムが印象的。北欧の荒涼たる大地が、この演奏からは見えてくる。

フィナーレは豊かな広がりを持つ演奏。
ハレ管はラストまで大健闘、一生懸命頑張っているのが、好ましい。音楽はクールなのだが、演奏からは学生オケのような熱気が迸る。

録音から40年。
さすがに古くなったかなと思います。
でも、1960年代の録音にしては上々と思います。しかもEMI盤。
後年のEMIのひどさに比べれば、まずまずの出来でしょう。


AUTHOR: ひろはや DATE: 08/23/2007 05:56:42 おはようございます。
暑い日にはシベリウス。いいですね。
シベリウスの交響曲は、7曲いづれも好きですが、その中で第1番は最もメロディアスで親しみやすいので、よく聴いてます。第2楽章などは思わず涙するような切なさを感じまして、大好きです。
mozart1889さまご紹介のバルビローリ/ハレ管(1966年)は私も持っております。その他はアシュケナージ/フィルハーモニア管(1984年)、ベルグルンド/ヘルシンキ・フィル(1986年)、ザンデルリンク/ベルリン響(1976年)。その日の気分でチョイスできる幸せを感じています。
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コメント

>kazu9410008 様
こんばんは。毎日暑いですね。コメント感謝です。
バルビローリのシベリウス全集、これはイイですね。
仰るとおり、弦楽器の涼しさと管の熱演と・・・・・バルビローリ節も時に炸裂します。情のこもったシベリウスも、味わい深いですね。

シベリウスは4番が難解で、何が何だか分からんなぁというのが正直な感想なんですが、他の1~3、5~7番は、実に部屋が涼しくなる佳品です。

このごろ、もっぱらクーラー代わりに聴いてます・・・・・・毎日暑いですから・・・・・・(^^ゞ。

こんばんは。

たびたびお邪魔します。
EMIは確かに昔の方が良かったかもしれないですね。
(ウォルター・レッグという名プロデューサーがいましたね)

デニス・ブレイン=カラヤンのモーツァルトのホルン協奏曲とか50年代の録音ですがいい音ですし。

シベリウスと直接関係ない話でゴメンナサイ。

>ニョッキ 様
こんばんは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
ウォルター・レッグ・・・・・懐かしい名前ですね。名プロデューサーですよね。
EMIはデジタル録音になってから、特にCDになってから、他のレーベルに比べて、録音が落ちたと僕は感じています。残念なんですが。

ブレインのモーツァルトは、モノラルなのに音はエエですよね。
LPで今も堪能しています。

お世話様です。
シベリウスの交響曲としては
このバルビローリ盤も、もちろん素晴らしい出来ですが
アンソニー・コリンズがロンドン響を指揮した演奏が
これまた素晴らしいです。
モノラルながら昔から名演の録音です。

>猫よしお 様
コメントを有り難うございました。
アンソニー・コリンズは、名前だけ知ってます。有名なシベリウス指揮者ですね。モノラル録音なので今まで敬遠してきましたが、名曲本の古いのには沢山載っているひとですね。

お世話様です。
書き忘れました。
上記のサイトでコリンズの指揮で
シベリウスの交響曲が全曲聴けます。

>猫よしお 様
URL、ありがとうございました。
コリンズのシベリウスを、じっくり楽しみたいと思います。
猫よしおさん、いろいろなところをご存じなんですね。
お世話になりました。ありがとうございました。

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