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J・S・バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988(シトコヴェツキ編曲・弦楽三重奏版)

猛暑は続きます。夕方4時に帰宅してみると、わが部屋は36度になっておりました。
この2週間、雨も降らず、屋根も焼けてしまって、クーラーを入れてもなかなか温度が下がりません。
クラシック音楽鑑賞には、辛い時期であります。

さて、今日も懐かしいLPを取り出しております。

J・S・バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988。
(シトコヴェツキ編曲・弦楽三重奏版)「グレン・グールドの思い出のために」。
ドミトリー・シトコヴェツキ(Vn)、ジェラール・コセ(Va)、ミッシャ・マイスキー(Vc)の演奏。
1984年11月、バンベルクでの録音。独オルフェオ原盤のLP。
ジャケットにDMMのロゴ。ダイレクト・メタル・マスタリングの略で、原盤に近いプレスということで、当時、音の良さを強調しようという時代だった。

シトコヴェツキは、グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲を聴いて、この編曲を思い立ったという。1982年に死んだグールドに捧げられた編曲で、3人の奏者がそれぞれに好演。協調、協奏が美しい。

シトコヴェツキのヴァイオリンは、自身の編曲だけに、細かなところまで気持ちのこもった演奏。安定した技巧も気持ちよい。そう難曲ではないのだろう。
ヴィオラのコセは落ち着いた演奏。ヴィオラの演奏家概して慎ましい。精神的に大人なんだろうか。
チェロは熱演。日本でのレコード・デビュー間もなくのマイスキーのチェロは、太々として情熱的、ロマンティックな香りさえ漂わせる。これこそ、彼の本領だろう。

編曲が素晴らしい。弦の美しい響き、余韻に浸っていると、これが原曲かと思ってしまいそうなくらい、堂に入ったものだ。
変奏曲のどこがどう良い、というより、変奏のままに身を浸す感じで聴くのがよろしいようで。

録音はあまり音場を広げず、こじんまりとした感じがする。
高音と低音の伸びは十分で、特に余韻が美しい。
LPらしい倍音成分を沢山含んだ好録音であります。肉付きがよい、豊かな音で鳴ってくれるので、聴いているうちに陶然となります。
1984年のデジタル録音ですが、あまりデジタル臭がしません。アナログLPの強みでしょうか。




AUTHOR: Verdi DATE: 08/19/2007 09:03:18 こんにちは。これまた懐かしいLPですね。
この録音あたりだと辛うじてほぼリアルタイムです(笑) 石丸辺りでLPをそろそろ投げ売りしようかという頃、ORFEOのLPが結構な数入荷していて、ちょっと安めのお値段で売られていた中にこのLPもありました。
 でも、当時はまだまだ聞き始めで、かつお金がない高校生の悲しさ、それでもまだ日本の名曲廉価盤より高いよ.....ということで敬遠してしまったのでした。とほほほ。
 まぁ、仕方ないですよね。限られた枚数しか買えない中、このLPに手を出すのは苦しかった......

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コメント

>Verdi 様
こんにちは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
これ、懐かしいLPでしょう?
CDが出始める頃、LP最末期の名録音と思います。オルフェオはこのゴルトベルク変奏曲とか、クーベリックのブラームス全集とか、この時期にイイ演奏をLPで発売してくれました。輸入盤で購入したものです。

あ、僕のLPはその石丸電気のバーゲンです。
あの頃の、石丸のバーゲンの熱気は・・・・・遠くになりにけり、です。

>hiromk35 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
ゴルトベルク変奏曲の弦楽三重奏版は、おっしゃるとおり、複数声部の絡み合いが聴き取りやすく、楽しいですね。
シトコヴェツキの編曲も見事だと思います。

このLPは発売当時に結構話題になりました。グールドが死んで間もない頃だったせいでしょう。懐かしいLPです。

>ドレドレ 様
残暑お見舞い申し上げます。熱いですね。
冷たいぶっかけうどんは、この時期、実に旨い食い物です。僕も大好きです。最近は、セルフのうどん屋が多いんですが、ぶっかけの大が300円くらいです。
このLPは輸入盤仕様でして、スコア解説はありませんでした。シンプルにレコードが入っているだけです。
弦楽合奏版などもありましたね。
こういう編曲版を聴くと、原曲をじっくり聴いてみたくなります。
チェンバロは武久源造ですか。探してみたいと思います。
有り難うございました。

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