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ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ハ短調 ペーター・レーゼル(Pf) ザンデルリンク/ベルリン響

土用丑の日。鰻の蒲焼き、喰いました。
近所の魚屋が売りに来るんです。旨かったですな。
ところが、我が家には女が二人おります。わが妻と母。
さすが、魚屋も商売、ちゃんと二人に売りつけました。一人は家で、一人は近所のスーパーの出店先で。やるもんだなぁ・・・・・・。
結局、ワタクシは蒲焼きをダブルで食いました。家族みんなダブルであります。

目覚めた今、身体が少々脂っこい感じがしますので、今朝はランニングを増やしましょう・・・・・(^^ゞ。

さて、猛暑が続きます。涼しい音楽を聴きましょう。

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18。
ペーター・レーゼルのピアノ独奏、クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団の演奏。
1981年、東ベルリンのキリスト教会でのアナログ録音。独シャルプラッテン原盤。例のedelのBOXセットで超廉価販売されているもの。

第1楽章から、レーゼルの冴え冴えとして端正なピアノがとてもイイ。
型くずれせず、泣き喚くともなく、上品にまとめ上げてゆくピアノなので、やや自己主張に欠けるきらいもあるが、何回か聴き返していると、独特の味わいが出てくる。スルメのような噛みごたえというか(あとからジワジワと美味がこみ上げてくるような)、熟成した銘酒のようなというか・・・・そんな感じ。

ザンデルリンク/ベルリンSOの伴奏は、大変重厚でどっしりしたものだが、アンサンブルはもう一歩かなという気もする。
個々の楽器の音色の魅力は後退している感じなのだが、その分、均整の取れた演奏という感じ。

第2楽章のオーケストラは真摯で素直な演奏。レーゼルのピアノも同様で、癖がない。プレーン・オムレツの味わい。こういうシンプルなラフマニノフもイイ。
レーゼルはロシアで学んだピアニストだが、あまりロシア臭がない。
ただ、この楽章特有の憂愁の思いとロマンティックな憧憬は、非常に美しい。ムード音楽寸前の危うさを秘めつつ、レーゼルは美しく歌い上げてゆく。
オケは弦楽器が秀逸。ふっくらと包み込む美しさ。

第3楽章はゆったりとしたテンポで、ピアノもオケも抒情的に歌い上げる。
素晴らしい協奏、そして美しい演奏。
レーゼルのピアノは、ここでも端正で素直な感じ。弾き崩さないのがイイ。こういう演奏は好感が持てる。
ザンデルリンクの指揮は立派。重量感のある伴奏は、フィナーレに相応しい。

録音状態は今も素晴らしい。
アナログ録音だが、解像度高く、十分に美しい。
アナログ録音時代の最末期、柔らかくふっくらしたエエ音です。



AUTHOR: 峠茶屋の爺 DATE: 07/31/2007 18:54:09 『暑おすナァ。また、どうぞ』とは、某店から届いた暑中見舞い。簡潔さゆえに却って京の暑さが感じられ、いいコピーじゃとひとり悦に入ってる爺でござる。昨日は鰻の蒲焼を堪能されたようで何よりじゃ。これで夏バテも大丈夫ですな。あんな美味いものをとよくいわれるが、爺はどうも苦手でな。
さて今日は霧雨に煙る秋を思わせる選曲ですな。物憂い旋律が心を震わせるほど美しく、上質な映画音楽のような実に分かりやすい音楽ですな。人気のある曲じゃが、この曲を録音した大指揮者や名ピアニストが意外と少ないのは不思議な気がするのう。爺のお気に入りはルービンシュタインの演奏が奔放なオーマンディ盤。もう一枚アシュケナージ盤を持っておるが、ルービンシュタインを聴いてしまうと物足りんほど大人しく聞こえるのじゃが。
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コメント

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。毎日暑いですね。
コメントを有り難うございました。

ラフマニノフのピアノ協奏曲は、そうそう、霧に煙る秋のような音楽ですね。少し部屋が涼しくなりました。
ルービンシュタイン盤は聴いたことがありません。今まで手にする機会がありませんでした。是非聴いてみたいです。
アシュケナージ盤は大好きです。プレヴィン、ハイティンクどちらの演奏も素晴らしいなと思います。一番好きなのはアシュケナージ盤ですね。

>猫よしお 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
いつもお世話になります。
レーゼルの協奏曲集ボックスは楽しめました。オケと指揮者がそれぞれ違うので、それも楽しみの一つでした。
ザンデルリンク/ベルリン響の伴奏は重厚で渋くていかにもドイツ的でした。想像ができるくらいのドイツ風です。ザンデルリンクという人は誠実で、融通のきかない人だったのかなとも思いました。

>ひろはや 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
レーゼルはあまり有名ではないようですが、イイ指揮者ですね。僕はこの3つのボックスをぽつぽつ聴きながら、見直しているところです。
録音も良いですね。僕もiPodに入れて、ウォーキングしてます(^^)V
アシュケナージ盤はもう最高の演奏です。

ルービンシュタイン盤・・・・・ひろはやさんと峠茶屋さんのご推奨です。
これは聴いてみなイカンですね♪

こんばんは。こちらにもお邪魔します。
この曲実は、映画で知りました。マリリン・モンロー主演の作品です。
『この音楽をかけると、女の子はいちころさ!』といって第二楽章を・・・。
私もルービンシュタインなのですが、指揮者が・・・ライナーの盤です。プレヴィン&アシュケナージ盤も魅力です。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
マリリン・モンローの映画のことは知りませんでした。デイヴィッド・リーン監督の「逢引き」は観たんですが・・・・・・。
ルーヴィンシュタイン盤は聴いたことがないんです。これは是非探してみましょう、
アシュケナージは昔から大好きです。結局プレヴィン、ハイティンクどちらの全集も買ってしまいました。プレヴィン盤はレコードですけれど。

こんばんは。
影響されまして、レーゼルの協奏曲集、先程、HMVで注文してしまいました。(本当に激安ですね!)
今からとっても楽しみです。
また聴きましたら感想を書き込みさせていただきます。

>すけ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
レーゼルのボックス・セットはホンマに激安です。バーゲンだと1枚200円くらいですね。驚いてしまいます。
でも、演奏はなかなか端正でよろしいです。
それぞれ違ったオーケストラを楽しめますしね。

こんばんは。
レーゼルの協奏曲ボックス、やっと届きました。
皆さんが言っておられるように、実にいい演奏です。これから聴き進めていくのが楽しみです。
今、HMVを見ると完売になっているようで、間に合って良かったです。このブログのお陰です。ありがとうございました。
トラバもさせていただきました。では。

>すけ 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。TBもお世話になります。
HMV、完売前に入手できたこと、良かったですね。あれはホンマに激安でしたし、演奏は好演が多くて、結局僕も協奏曲・独奏曲・室内楽曲の3ボックスを買ってしまいました。
これから、のんびり楽しんでいこうと思います。
協奏曲編は、オケがそれぞれ違うので、聴き比べる楽しみがありますね。

レーゼルのラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番

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mozart1889さんのブログで取り上げられていまして、コメントを寄せられる皆

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