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ブラームスのピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15 ゼルキン(Pf)・セル/クリーヴランド管

ダブり買いならぬ、ダブリ書き・・・・・。
エントリー数が増えてきますと、ダブり書きも出そうです。
すでに、「ダブリ買い」については何度か書いてきましたが(トリプル買いもあります・・・・・汗)、記憶力の減退でしょう、このごろは、ここに書いたこともどんどん忘れます。注意してはおりますが、同じCDやLPをダブってエントリーしていることがありましたら、どうぞ笑ってお許しください。
ホンマに、やれやれであります。

さて、今日もゼルキンを聴いてます。

ブラームスのピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15。
ルドルフ・ゼルキンのピアノ独奏、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏。
1968年4月、セヴェランスホールでの録音。CBSソニーのアナログ盤LP。

ゼルキンのピアノは明瞭なタッチで、音色はとても綺麗、響きは混濁せず、実に美しい。そして豪快・積極的な演奏で、聴き手をブラームスの世界に引きずり込んでゆく。
ブラームスの若きロマン・情熱がビンビン伝わってくる。迫力も十分で、燃えたぎる熱気で辺りを睥睨するような力強さがある。

それを支えるセルの指揮も、重厚で格調高く、申し分ない。クリーヴランド管の響きはいつもながらの透明度で、ヴァイオリンの揃い方など息を呑むほどの美しさ。見事な伴奏。

二人の巨人ががっぷり四つで聴かせるブラームス。これは横綱相撲的な名演であって、聴いていると、音楽がどんどん熱を帯びてきて、スタジオ録音の枠をはみ出しそうな感興がわいてくる。「丁々発止」というのは、こういう演奏を云うんじゃないか。
お互いが自己を主張しつつ、音楽は高みに登ってゆく。素晴らしい協奏曲。

また、ゼルキンのピアノだけの時の、音の輝きも素晴らしい。純度が高く、色にたとえれば、光を発する白。高潔な音だと思う。これには、ウットリとさせられる。

全編が聴きどころ。
第1楽章では、ピアノが一台でオーケストラと真っ向から渡り合う緊迫感がスゴイ。
ゼルキンのピアノの逞しさ、強さ、意志の力。これがイイ。

第2楽章では、ロマンが溢れる感動。セル/クリーヴランド管の音が素晴らしい。
満々と水をたたえて、ひっそりと静まる湖水のよう。木管が特に美しい。
ゼルキンのピアノは克明で、これもひときわ冴え冴えとしている。

フィナーレはメランコリックな伴奏旋律に乗って、ゼルキンのピアノが豪快に炸裂する。激しく燃えるような演奏。それをガッチリ支えるセルもさすが。

録音は良好。
この頃、LPを聴くときにはVM型のカートリッジを使うようにしました。
セルのレコードがふっくらとした音になります。
テクニカのカートリッジが、相性が良いようです。


<ブラームスのピアノ協奏曲第1番>過去3枚聴いてます。
○アックス(Pf)・レヴァイン/シカゴ響
○ルービンシュタイン(Pf)・メータ/イスラエル・フィル
○アシュケナージ(Pf)・ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管


AUTHOR: 猫よしお DATE: 07/20/2007 05:54:11 おはようございます。
ゼルキンとセルの組み合わせ。
これまた良いですね。
ブラームスのピアノ協奏曲第1番。
渋い選曲ですね。
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コメント

私も過去のエントリーを忘れていますが聴くたびに印象は変わるものですから何度書いてもかまわないと思っています。
この曲セルとカーゾンのコンビでエントリーしましたがゼルキンとの演奏も見事でしょうね。

LP時代、NHK・FMクラッシクリクエストアワー?ってありました。土曜の3時頃でした。夜8時代もにも、何曜日がわすれましたが、レコードコンサートがありました。ブラームスの1番コンチェルトではセル・ゼルキンが放送されることが、しばしばありましたです。このコンビで初めてこの曲をFMで聴きましたが、「黒々した巨大な岩石」というイメージが残りました。FMで、ステレオ装置も普及品でしたから・・・。ブレンデル・イッセルシュテットをよく聴きました。LPで買えなかった、ジュリーニ・ワイセンベルグ盤を最近CDで聴きましたが、ジュリーニのオケの鳴らし方には感心しました。録音は少し古くなりましたが。

ドレドレ様
>LP時代、NHK・FMクラッシクリクエストアワー?ってありました
ありました。私、モーツァルトのK304のヴァイオリンソナタをリクエストしたら取り上げてもらったのでよく覚えています。名前を読まれた時はドキドキしちゃいました(^^ゞ
あの頃は、いえのお粗末なプレーヤーで聴くより音は良かったし、タダだったのでFMは本当に貴重でした。
ポリーニとサワリッシュ/N響による生中継のブラームスの1番の協奏曲は2トラ38で録りました。DAT→CDとメディアは替わりましたが今でもよく聴きます。若き日のポリーニ、正に行くところ可なざるはなし、圧倒的なピアノです。

お邪魔しますぞ。
これはまさに名曲ですな。ピアノ独奏つきの交響曲ともいえるスケールの大きさ。若きブラームスの悶々とした情熱と苦悩を切々と語るようなピアノ独奏。もうたまりませんな。ゼルキンの端正な演奏は未聴じゃが、爺はルービンシュタインの最晩年のヨレヨレの演奏が好きなのじゃ。ミスタッチがあろうとも、若き日を思い出しながら弾いているような情熱溢れた演奏には胸が熱くなる。国内盤の朝比奈隆と伊藤恵もなかなかの名演だと思うがどうですかのう。演奏会では伊藤恵の女性らしからぬスケールの大きい演奏に感動したことがありますぞ。コンチェルトはピアノもヴァイオリンもブラームスが最高じゃ。

ゼルキン/セルは黄金のコンビですね。文句なしです。
フライシャー/セル盤も持っています。どちらが「好き」か?と問われれば、敢えてフライシャーです。若書きの第1番。まだ初々しかったフライシャーのひたむきなピアノ。もうたまりませんですよ。私の宝物のひとつです。

>丘 様
おはようございます。コメント感謝です。いつも有り難うございます。
ゼルキン盤は今もLPで愛聴しています。聴き終わった後の充実感、エエですね。
VM型のカートリッジは昔からあると思います。MM型と原理は同じようです。オーディオテクニカの製品はMM型ではなくVM型と称しておりました。

>よし 様
おはようございます。いつもお世話になります。
あ、カーゾン盤がありましたね。昔、LPで聴いていたんですが・・・・棚から見つかりません。整理が悪いので、さて、どこに行ってしまったか・・・・(^^ゞ。
見つけたら、早速聴き直してみたいと思います。
有り難うございました。

>ドレドレ 様
おはようございます。懐かしいですね。FMクラシックリクエストアワー、覚えていますよ。
昔はレコードが高かったこともあって、FM番組は第一のソースでした。だから、チューナーやアンテナにお金をかけましたね。エアチェックと称して、相当な数のテープを持っていました。ノイズ・リダクション・システムにもこだわりましたね。
ブレンデルの旧盤は2番(ハイティンクの指揮)とのカップリング2LPシリーズで聴きました。これも懐かしいですね。

>天ぬき 様
おはようございます。
そうです、そうです、FMの方がレコードより良い音がすることもあり、(プレーヤーやカートリッジが貧相だったこともあって)、沢山エアチェックしました。懐かしいです。
学生の頃は暇だったので、学校をさぼって録音していたこともしばしばでした。夜はライヴ番組が多かったですし、今よりはるかにクラシック音楽番組が多かったですしね。

>峠茶屋の爺 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
ブラームスのピアノ協奏曲は第1番も2番もエエですね。ヴァイオリン協奏曲はもっといいかもしれません。名曲やなぁと思います。
1番協奏曲では、ルービンシュタイン・メータ/イスラエル盤やアックス、アシュケナージなどの演奏をすでにエントリーしておりました。
ルービンシュタイン盤が素晴らしいですね。
(ゼルキン盤のところにリンクをつけておきました)

>hiromk35 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ああ、レオン・フライシャー盤がありました。・・・・と言いつつも、持っていないんです。
LP1300円盤でソニーから出ていたんですが、ついつい買いそびれてしまいました。そのうちに買おう・・・・・・なんて思っていると、なくなってしまう(廃盤になってしまう)もんですね。
若書きの、しかもひたむきさ・・・・興味あります。
有り難うございました。

こんにちは。
懐かしいですねこのゼルキンの頭から後光がさしているジャケット。
初めて買ったブラームスの1番のコンチェルトがこれでした。
もちろんLP。
CDで買いなおしてないので、どんな演奏だったか忘れてしまいましたが、
とてもスケールの大きい豪快な演奏だったような記憶があります。

私もLPとカセットテープで聴いております(^_^;)>poripori
昔、子供のスポ少で練習試合に乗せて行く途中、このブラームスの一番の協奏曲を聴きながら行ったのですが、「しみじみしすぎて、闘争心が全然わかなかった」そうで。以後、スポ少時には曲目を考えるようにしました(^o^)/
ほんとにいい演奏ですね。第2楽章など、しみじみと聴き入ってしまいます。

>木曽のあばら屋 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
ゼルキンのLP、僕にとっても懐かしい1枚です。中古盤で購入したものなんですが(中古盤でしか買えなかったんです)、今も愛聴しています。
男性的な、芯の強いブラームスでした。
セルの伴奏も強力でしたね。セルは、オイストラフとのヴァイオリン協奏曲でもそうですが、大変スッキリと男らしい伴奏を聴かせてくれました。

>narkejp 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
この協奏曲第1番の第2楽章、大好きなんです。ブラームスのロマンが溢れる名曲だと思います。
ゼルキンとセルのコンビも強力でした。
今後とも聞き続けていきたい名演奏と思います。

このジャケット、印象が強かったです。
写真を見た途端にゼルキンとクリーブランドの音が蘇ってきます。
これは、30cmのLPジャケットの威力でしょうかね
CDの方がよほど聴いているはずですが、
ジャケットのイメージ、思い出せません。。。
とにかく、安心して聴ける良い盤だったと思います。

>e g u c h i 様
こちらにもコメントを有り難うございました。
この演奏は今もLPで聴いているんですが、ジャケットは印象的です。ゼルキンの顔に光がかかって、覚えやすいんでしょう。
演奏は立派なもので、セル/クリーヴランド管弦楽団の伴奏も素晴らしいものでした。
おっしゃるように、今も安心して聴けますね。

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