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バロック・オーボエ協奏曲集 ハインツ・ホリガー(Ob)

梅雨空が続きます。雨もシトシト降り続いて、水不足の報道がなくなりました。
おかげさまで何とかこの夏は持ちそうです。
と云いつつ、ワタクシの住居は伊予西条ですので、地下水が豊富でU「うちぬき」といいます)、「名水百選」の地でもあります。ほかの四国地方の方には申し訳ないんですが、水には不自由しません。

我が家の水も地下水、つまりタダです。ありがたい話だと思っています。

さて、今日はLPを聴いてます。

「ベニスの愛」バロック・オーボエ協奏曲集。
ハインツ・ホリガーのオーボエ独奏、ヴィットリオ・ネグリ指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1972年5月、ドレスデンのルカ教会での録音。フィリップスと独シャルプラッテンとの共同制作によるもの。フィリップス盤のLPレコード。タスキには「ヴェニスの愛」。

曲目はこんな感じであります。
1 ルクレールのオーボエ協奏曲 ハ長調 作品7の3
2 マルチェルロのオーボエ協奏曲 ニ短調
3 ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲 ニ短調 作品8の9
4 テレマンのオーボエ・ダモーレ協奏曲 ト長調

多彩な音色、圧倒的なテクニック。
ハインツ・ホリガーを聴くのは音と技巧の両方が楽しみだ。

このレコードは、ドレスデンのルカ教会の豊かな残響と、ドレスデン・シュターツカペレの渋い音色とが心地よく、バロックの協奏曲集としては多少華やかさに欠けるのだが、その分しっとりとした潤いのある響きを楽しめるし、落ち着いたリズムも心安まる、好録音盤と思う。

たとえばルクレールの第2楽章アダージョでの歌は、全く素晴らしい。オーボエは歌う楽器なのだとつくづく思う。この作品の第3楽章は、音色が多彩でニュアンスに富む佳品。
マルチェルロのオーボエ協奏曲は人口に膾炙した名品だが、ホリガーのオーボエは、テクニック・響き・音色、どれをとっても最高だと思う。ドレスデン・シュターツカペレのバックも素晴らしく甘い音色で、やや暗めだが暖かい響きで包み込んでゆく。
第2楽章の名旋律など、オーボエの音色が微妙に変化しつつ、実に雄弁。色合いが様々に変わる万華鏡。夕暮れ時の空の色が刻々と変化してゆくような、そんな感じのオーボエであって、一瞬たりとも聴きのがせない。

いや全く素晴らしい。

録音はアナログらしいまったりした感じが好ましいです。
オーボエのソロも、管弦楽も少し太めに聞こえるのは、LPの良さかもしれません。


AUTHOR: ひろはや DATE: 07/11/2007 07:00:44 おはようございます。
昔、FM放送で朝のバロック音楽とかいう番組があったことを思い出しました。
私は、mozart1889さまのご紹介のものは未聴ですが、イ・ムジチ合奏団の『アルビノーニのアダージョ:バロック名曲集』というCD(PHILIPS)(1982年ー1988年録音)を持ってます。その中にマルチェッロのオーボエ協奏曲第2楽章アダージョ(ベニスの愛)がハインツ・ホリガーのオーボエで入ってました。他にホリガーでアルビノーニのオーボエ協奏曲第2楽章アダージョもあります。
久しぶりの朝のバロック音楽、ゆったりと時間が流れる感じで気分がいいですね。
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コメント

>ひろはや 様
こんにちは。コメントをありがとうございました。感謝です。
ホリガーはイ・ムジチとも録音していましたね。

アルビノーニのオーボエ協奏曲は作品9の2が素晴らしいですね。特に第2楽章は、僕は大好きで、数あるバロックの協奏曲の中で最も愛聴しています。
ホリガー/イ・ムジチのアルビノーニはLP3枚組で今も聴いています。
大好きです。

>猫よしお 様
こんにちは。いつもお世話になります。
ルカ教会の録音も素晴らしく、このホリガーの協奏曲集は、今もよく聴く演奏なんです。
おっしゃるように、哀愁を帯びた音色がエエですね。
泣けるような演奏でもありました。

>天ぬき 様
こんいちは。コメント感謝です。ありがとうございました。
ヴィンシャーマンは懐かしいですね。僕もよく聴きました。
アルビノーニも大好きです。作品9はLP3枚組で愛聴しています。ホリガーの演奏はここでも完璧、素晴らしいなぁと思います。

ホリガーのオーボエはよく伸びる独特の音色ですね。
ご紹介のLPは(CDも)もっておりませんが、R. シュトラウスのオーボエ協奏曲 (指揮はデ・ワール) トとか、モーツァルトのオーボエ四重奏曲などはよく聴いています。

こんばんは。
マルチェッロの協奏曲は、アルビノーニの作品9-2、モーツァルトのオーボエ協奏曲との組み合わせで持っています。
オーボエの魅力にはまってしまった一枚でした、

ホリガーには、1986年にイ・ムジチと録音したオーボエ協奏曲集が有りまして、こちらはマルチェッロ、アルビノーニの作品9-8、チマローザなどが収められています。
ホリガーのバロック協奏曲集は、見つけ次第聴くようにしていて、ヴィヴァルディ、アルビノーニの作品7,9など本当に素晴らしいと思います。

あと、ミカラ・ペトリがリコーダーでオーボエ協奏曲を演奏してるアルバムが有るのですが、これが大変に素晴らしい。
シモーネと共演している、アルビノーニの作品7、9からのソロ協奏曲集などは、快速テンポにわくわくします。
URLに紹介記事を書いていますので、お手透きの時にでもご覧になってください。

>hiromk35 様
こんばんは。いつも有り難うございます。感謝です。
ホリガーのオーボエは、ホンマにエエですね。技術・音色とも申し分なく、心温まる演奏です。
R・シュトラウスの協奏曲はホリガーでは聴いたことがないんですが、イ・ムジチとのバロックものは結構所持しています。
どれも素晴らしいですね。大好きな演奏家なんです。

>Summy 様
こんばんは。コメント感謝です、いつもお世話になります。
ホリガーの1986年録音盤はCDで持っているんですが、今回はSKDのバックで聴いてみたいと思い、古いLPを取り出してみました。1986年のも闊達で素晴らしい演奏でした。

ミカラ・ペトリのリコーダーは良かったですね。僕は日本デビュー間もない頃のLPで持っています。フィリップスの輸入盤ですが音も良く、気に入っています。これは一昨年にエントリーしたものです。

http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717/1830678#1830678
ジャケット買いの1枚でした・・・・・・(^^ゞ。
Summyさんのご紹介のアルバムは再録音盤でしょうか。ペトリが色っぽくなっていますね。


>mozartさん
ご紹介のペトリ・リコーダー協奏曲集はCDで買いました。
ジャケットはLPと同じです。
同時期にフィリップスに何枚か録音していますね。

HPで紹介したのは、それから5年くらい後にRCAに録音したもので、アルビノーニの協奏曲を集めたアルバムです。
RCAには、キース・ジャレットとのヘンデル・リコーダーソナタ、シモーネとのヴィヴァルディ・リコーダー協奏曲集などが有ります。

今晩は、ペトリのフィリップス・デビュー盤、1979年頃の録音でしょうか、
サンマルティーニ・ヴィヴァルディ・テレマン・ヘンデル I.ブラウン指揮
アカデミーCO ジャケットはすっぴんのペトリ、学生みたいです。演奏はブッタタマゲましたが・・。RCAのアルビノーニ協奏曲はいいですね。ホリガーのオーボエ、曲によっては、巧すぎて、面白みがないです。

>Summy 様
こんばんは。コメント感謝です。
Summyさんのご紹介CDは、以前にレコード屋で見かけたんですが、買いそびれてしまいました。
とりあえず、フィリップス盤のLPを取り出して時々聴いて楽しんでいます。
リコーダーは簡単そうで難しいんですってね。
そんなことを思いながら、ジャケットを眺めて楽しんでます。

>ドレドレ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
ペトリのリコーダー、アイオナ・ブラウン指揮のバックでもレコードがありましたね。これも、LP時代に見つけながら買いそびれてしまいました。
すんだ美しい音が印象的です。
ホリガーの抜群の技巧のオーボエで聴くのもエエですし、リコーダーのかわいい音で聴くバロックもイイですね。

こんばんは。
台風接近によりようやく雨が降っています。
でも、今までの少雨を一日で一気に解消してしまおうとするような、
つじつまを合わせるような、無謀な降り方にならないで欲しいです。
来年はシトシトと降り続くような普通の梅雨になって欲しいですね。

ホリガーが学生の頃、先生はピエルロで、
「彼には何も言うことはなかった。
レッスンでは毎回リサイタルを聞いていた」と書いていたのを覚えています。
ある作曲家が現代曲を書き、初演のOb奏者に見せると、
難しい奏法にクレームがついたそうで、
その作曲家は「ホリガーならできるのに…」と言ったそうです。
名手には逸話が一杯ですね。

>hsm 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
台風接近中で、昨日からずっと雨です。いつの間にやら松山の水瓶・石手川ダムも貯水率100%になったようです。この夏の水不足は回避できたようです。

ああ、ホリガーらしいエピソードですね。膝を打って読んでいました。
ホンマ、「ホリガーなら出来るのに」・・・・彼のために作曲された音楽も多いそうですね。初演の名誉、あるいは献呈の誉れが多いのもホリガーのスゴイところでしょう。

ピエルロやジャック・シャンボンなどのフランス系のオーボイストも好きです。

トラックバックをありがとうございます。当方も、A.マルチェッロのニ短調のオーボエ協奏曲の記事を投稿したばかりです。葦笛のようなオーボエの音色が、バロック・アンサンブルとよくマッチしますね。ホリガーの名人芸は、驚くばかりです。

>narkejp 様
こんばんは。いつもお世話になります。
TBも有り難うございました。
マルチェルロのオーボエ協奏曲、エエですね。オーボエの音が泣かせます。第2楽章などもう絶品。
ふだんはホリガーで聴きますが、シェレンベルガーやピエール・ピエルロなども素晴らしいと思います。

A.マルチェルロのオーボエ協奏曲ニ短調を聴く

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葦笛のような音のオーボエという楽器は、オーケストラの中でもくっきりと浮かびあがる音です。それだけに、オーボエの協奏曲はたくさんの作曲家が書いています。私もこれまでモーツァルトのオーボエ協奏曲を記事(*)に書いていますが、本日は A.マルチェッロのニ短調のオーボエ協奏曲を聴きました。演奏は、ハンスイェルク・シェレンベルガーという名手、イタリア合奏団がバックをつとめています。
第1楽章、アンダンテ・エ・スピカート。弦の豊かなユニゾンで入る、いかにもバロック音楽らしい始まり。音域を軽やかに駆け回るオーボ...

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