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ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68 ムーティ/フィラデルフィア管

雨が降りました。連日の梅雨空、ブラームスを聴くにはふさわしい空模様かもしれません。

さて、ブラームスの交響曲第1番 ハ短調 作品68。
リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
1989年9月、フィラデルフィアのメモリアル・ホールので録音。フィリップス盤。

フィラデルフィア管の音が素晴らしい。
ゴージャスと云うより、シックでしっとりとしている。ふっくらと暖かく、残響豊かなヨーロッパトーン。フィリップスらしい響きと云うべきか。
この柔らかさ、温かみはとても心地よく、聴きやすい。リラックスして聴けるブラームスになっている。晦渋で難しい顔をしているブラームスではなく、穏和な紳士のブラームスという感じ。

ムーティの指揮は大変スマート。颯爽とした若武者の趣き。
特に弦楽セクションのたっぷりとした歌わせ方が印象的。ああ、ムーティは歌劇場の人だった。

ブラームスは作曲家として一本立ちしても、なかなか交響曲を書かなかった。その分、ようやく完成したこの第1交響曲には、ブラームスの思い入れがいっぱい詰まっているのだが、ムーティは敢えて、そのあたりの粘着質的な表現になることを避けて、スタイリッシュにまとめていこうとしている感じ。サラッとした流麗感が特徴とも云えそう。
特に第1楽章は、そんな風な演奏になっている。

第2楽章は心安まるアンダンテ・ソステヌート。
ゆったりとした弦楽セクションが美しいし、ヴァイオリン・ソロも格別の味わい。その歌い方は、淡いロマン。ブラームスのロマンが(濃厚ではない)、伝わってくる。
ホルンとの掛け合いも見事なもの。

第3楽章でフィラデルフィア管の美しいアンサンブルを堪能して、第4楽章へ。
これは、音が良すぎるのか、ブラームスのゴツゴツ感よりもなめらかな肌触りが前面に出た、いわば歌うブラームス。スマートなフィナーレになっている。
フィラデルフィア管は、弦も管も大変に巧い。合奏も緊密だし、音も前に張り出してくる。クッキリとしたイタリア的な感じの演奏、明朗で大きく盛り上がるラストも感動的。

録音は今も極上レベル。
フィリップスの録音はホンマにエエですね。
いつ聴いても感心します。


休日だったので、整形外科に行ってきました。久しぶりの医者であります。
レントゲン4枚の結果、骨に異常なしとのこと。牽引18㎏で、だいぶ楽になりました。
痛みが減りました。
今日もゴロゴロしつつ、音楽三昧であります。


AUTHOR: ひろはや DATE: 07/08/2007 07:18:16 おはようございます。
ブラームスの交響曲第1番は、特に終楽章に向けた盛り上がりが好きで、昔からいろいろなLPやCDで聴いていますが、ムーティ盤は未聴です。
いま、私が好んで聴いているのは、ハイティンクがシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した2002年9月ライヴ盤。冒頭のウェーバー『オベロン序曲』ともども素晴らしいと思っています。
ハイティンクとSKDのベストカップルが解消されて本当に残念ですが、今後は現在のシカゴ響との間で結実していく作品群に期待したいです。(というのもデビューCDである2006年10月ライヴ盤でのマーラー交響曲第3番が良かった!!)
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コメント

腰、ひどくはなさそうですね、良かった。
でも、油断禁物。経験者は語る…

こんにちは。
私は牽引でかえって酷くした経験があります┐(*´д`)┌
歳をとると腰を支える筋力が落ちて痛め易くなるようです。
慢性化しやすいのでお大事にどうぞ。

ベーム/ウィーンフィルのNHKライブ、ミュンシュ/パリ管 セル/クリーブランド この3枚が印象に残っています、がよく聴くのはヴァント/NDRの旧盤です。

こんばんは。
1番はムーティですか、すみません未聴なんです。フィラデルフィアの美しいサウンドに包まれて幸せな気分になれそうですね。この録音、本拠地のアカデミー・オブ・ミュージックではないんですね。

腰の件、お大事にしてください。以前運動好きの友人が、野球後の風呂上りに下着を履こうと片足を上げた瞬間に『ぎっくり腰』になった例がります。

mozart1889さん、こんばんは。
整形外科に行かれて骨にも異常がなく、ほんとに良かったですね。
後は、ゆっくり直されますように・・・

>ひろはや 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
そうでした、ハイティンクがSKDと当たらし録音のCDを出していますね。これは聴いてみたいですね。そして、ひろはやさんご推薦のマーラーの3番も。ハイティンクのマラ3は、BPOとのCDがもの凄かったので、今のところ満足はしているんですが・・・。シカゴとの演奏も聴いてみたいですね。

ムーティ盤は、あまり目立たないですが、フィラデルフィア管が非常に巧く、全集としても上出来の仕上がりと思っています。

>猫よしお 様
おはようございます。コメント感謝です。
ムーティ盤は世評高くなく、新しい録音の割には忘れ去られた感もありますが、渋くて奥行きのある好録音もあって、仕上がりのいい演奏と思います。アクが強くないですし、よく歌うブラームスかと思います。ジュリーニほど歌わないですが。

ブレインのお話、興味深く読ませていただきました。
あの大名盤、モーツァルトのホルン協奏曲集(カラヤンがバックの!)を聴きたくなりました。

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
東京文化会館なんて、オケの聖地とは云わないまでも、素晴らしい会場ですし、そこで演奏できるアマオケもスゴイですね。生演奏は素晴らしいでしょう。弦が6プルとというのもスゴイですね。

ワルター盤は2番と4番が好きです。

>ensemble 様
おはようございます。お見舞いご助言感謝です。
ジョギングを控え、ウォーキングも控え、しばらく加齢生活の準備、心の用意をしようと思います。
無理な運動はやめです。じっくり音楽生活にします(^^)。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕の場合は牽引がちょうど良い加重で、適当だったようです。無理はしないように気をつけます。有り難うございました。

>ベーム/ウィーンフィルのNHKライブ、ミュンシュ/パリ管 セル/クリーブランド・・・・・・全面的に賛成です。特にベームは感動の思い出の1枚です。
ヴァントの旧盤は峻厳で素っ気ないくらいに進んでいきますね。そこが魅力と思います。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメント感謝です。
もう野球・ソフトボールはしないようにします。無理はしない生活を心がけましょう。ご助言、有り難うございます。ギックリには注意したいと思います。

ムーティ盤、録音は本拠地ではないようですが、フィリップスらしいエエ音してます。音は好みです。

>yuri 様
おはようございます。コメント感謝です。
お見舞い、どうも有り難うございました。恥ずかしながら、腰を痛めてこの数日はのたうち回っておりました。トシですねぇ。
加齢生活を考えなくちゃイカンですね。
おかげさまで、大分良くなりまして、日常生活には支障がありませんです。
有り難うございました。

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