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ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 モントゥー/ロンドン響

腰痛であります。
理由は後にするとして・・・・・、今日は渋い演奏を聴いてます。

ブラームスの交響曲第2番 ニ長調 作品73。
ピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団の演奏。
1962年11月、ロンドンでの録音。フィリップス盤。

録音当時、モントゥー87歳。暖かく、渋く、慈しむようなブラームス。
声高ではなく、慎み深い表現が大人風だと思う。人生の何たるか、この世界の何たるかを知り尽くし、それを伝えようとするかのよう。

第1楽章からよく歌う演奏。音色はロンドン響独特と云うべきか、やや暗めで落ち着いた音。これがまた、ブラームスによく合う。モントゥーの採るテンポはやや速めで、はじめは素っ気なく感じるのだが、途中から適度に伸縮るので単調にならない。いくつか、グッとテンポを落として、タメをつくるところもある。そのあたりが実に自然で、無理がない。巧いと思う。
汲めども尽きぬ滋味が、じわじわとにじみ出てくるような演奏と云えると思う。

第2楽章はブラームスのロマンが一杯。
ヴァイオリンの両翼配置が効果的。チェロやホルンの切々とした響きには、涙を誘われる。ああ、これ、モントゥーのブラームスへの愛情表現なんだろうな。
ブラームス特有の幾重にも重なる旋律、それぞれがよく歌って、実に味わい深い。モントゥー練達の芸と云えそう。

第3楽章は一転、輝かしいヴァイオリンに耳を奪われる。すかっと鮮やかな表現。もちろん、ブラームスの音楽だから羽目を外したりはしない、品の良いグラティオーソになっている。

そして、フィナーレは節度とゆとりのある表現。いたずらに騒ぎ立てず、煽らず、じっくりと音符を重ねながら聴かせる。テンポは速めのイン・テンポ。精力的な表現だとは思うが、それ以上に音楽の中身が素晴らしい。充実して、はち切れんばかり。説得力も強い名演と思う。

録音はさすがに古びてきたような気がします。
でも、モントゥーの長寿のおかげで、ステレオ録音が遺されたことを幸運とすべきでしょう。ロンドン響も好演、素晴らしいCDでありました。


昨日は職場対抗のソフトボール大会でありました。
若い士が活躍する場なので、まあ応援に行こうわいとタカをくくっていたら、人手不足とのことで9番指名打者で出場することに・・・・・。やれやれ・・・・。
ゲームは緊迫、1点を争う展開。・・・・・で、そこは昔取った杵柄、チャンスに勝ち越しタイムリー、どうだ、オイチャンを見直したか。ガハハ。

ここまではカッコ良かったんですが、その後連打が出て、アタクシはダイヤモンドを必死に走るハメに・・・生還したはいいものの、腰に激痛が・・・・・。

トシを取ったらアキマヘン。加齢生活を健康に生きましょう。
同世代の方々、無理したらアカンでっせ(^^ゞ。





AUTHOR: 猫よしお DATE: 07/04/2007 07:43:43 おはようございます。
モントゥーは正にブラームス本人の前で演奏したこともあるのです。
それこそ音楽史の生き証人だったのですね。
そのモントゥーがステレオ録音まで残していたのは
紛れもなく当に奇跡です。
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コメント

あらら、いけませんね。
お大事になさってください。
腰は直りにくいですから、くれぐれもお気をつけて。
季節の変わり目には必ず顔を出してくる腰痛持ちですので、人事とは思えません。

mozart1889さん、こんにちは。
ソフトボールで腰を痛められて大変でしたね。
痛みが完全にとれるまで、どうぞ御無理されませんよう、御大事になさって下さいね。

モントゥーのブラ2は評判だけは聞いていたのですが、なんとなくぐずぐずと未聴のままです。ウン、この機会に・・・。
モントゥーはラヴェルとかドビュッシーなどを主に聴いています。ステレオで遺してくれたのはありがたいですね。

>猫よしお 様
こんにちは。こちらにもコメントを有り難うございました。
そうです、そうです、モントゥーはブラームス本人の前で演奏したことがあるのでした。まさに、音楽史の人だったんですね。
最晩年のステレオ録音は、素晴らしいものばかり。神々しい感じさえします。

>よし 様
こんにちは。コメント感謝です。ありがとうございました。
晩年の演奏、僕もLPで持っているのがあります。
どれも素晴らしいです。よくぞステレオ録音を遺してくれたと思います。

腰痛、たまりません。気をつけたいと思います(^^ゞ。
いや、ホンマに痛いです。

>天ぬき 様
こんにちは。いつもお世話になります。コメント感謝です。
モントゥーの長生きで、良い録音が残っていますね。ステレオ録音で聴けるのはホンマにありがたいと思います。

僕はギックリ腰ではないんですが(たぶん、疲労性の腰痛とは思うんですが)、気をつけたいと思います。
トシを取ると、辛いもんですね。

>ensemble 様
こんにちは。いつもお世話になります。
いやいや、ホンマに腰痛です。たまらんです。
ゆっくりゆっくり動いて、仕事しています。
まっすぐ立てません。腰に負担をかけないよう、だましだまし動いている感じであります。やれやれです。

>yuri 様
こんにちは。暖かいコメントを有り難うございました。
お恥ずかしい話ですが、トシは取りたくないもんです。
無理しちゃイカンということですな。
・・・・・痛いです(^^ゞ。

>hiromk35 様
こんにちは。いつもお世話になります。有り難うございます。
モントゥーのブラームスやベートーヴェンは素晴らしいです。フランス系の人なのに、ドイツ音楽が上手いですね。そちらの方がモントゥー自身、好きだったのかもしれません。
ラヴェルも聴きますが、ドビュッシーは聴いたことがないんです。
これは、是非聴いてみたいですね。

こんばんは。
雨ようやく降ってますね。

腰の調子はどうですか。私も痛めたことがあるので、気持ちは良く分かります。
何もできずただただ寝ていた毎日でしたが、変な話腰という漢字に要という字が入っているのを実感しました。
どうぞ大事にして下さい。

ブラームスは不思議な作曲家ですね。
この曲の第4楽章の場合だと冒頭のトランペットのオクターヴ、
クラリネットの掛け合い、フルートとトロンボーンのオクターヴ、
トロンボーンの下降音形…どれもすんなり演奏しているようで実は難しいようです。
チューバが加わっているのはこの曲だけですね。

モントゥーはウィーンPOでも録音していたでしょうか。




こんばんわ。
腰の具合いかがですか。お大事になさってください。
さて、モントゥーは高名な指揮者ですが、私のCD棚にはモントゥー/ロンドン響の演奏がベルリオーズの劇的交響曲『ロメオとジュリエット』(Westminster1962年6月)のCDのみしか持っていません。今後は注目していきたいと思います。

こんばんは。ご無沙汰してます。
偶然にも同日にブラームスの交響曲第2番を取り上げられていたので、嬉しくなりました。しかもロンドンのオケ。ドイツのオケとはまた違った味わいがありますよね。残念ながらモントゥーのものは聴いた事がないのですが、ロンドン響の奏でるブラームスは好きです。
70年代のカール・ベームとの第2番は自分にとってのベスト盤になってますし、80年代にヤルヴィと残した交響曲全集はストリングスの美しさとそれを包み込むような録音の良さで愛聴盤の一つになっています。
ちなみにmozart1889さんと世代は違っても腰痛持ちは一緒です・・・私のように接骨院通いにはならないように願っています(^^;

>hsm 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
腰はまさに要、痛めると歩くのさえ億劫になりますね。いやはや、参りました。

ブラームスは、なるほど、演奏するのは難しいんですね。弦楽器なども、内声部が細かな動きをするので、弾いていて面白いと云いますね。ヴィオラなんか、たまらないほど楽しいというのを聞いたことがあります。
管楽器のオクターブには、気づかなかったんですが、今度聴くときは注意して聴きたいと思います。有り難うございました。

モントゥーにはVPO盤がDECCAにあったように思います。あやふやな記憶ではありますが・・・・・・。

>ひろはや 様
おはようございます。お見舞い、恐縮です。
モントゥーのドイツ音楽は、なかなかエエです。フランス系の指揮者なのに、本領はドイツ音楽、ブラームスやベートーヴェンにあったのかなとも思います。
でも、ラヴェルもエエですし、ドビュッシーもイイとのコメントを頂戴しましたし・・・・・・そういえば、ベルリオーズの幻想交響曲も、スゴイ演奏がありましたし・・・・・・何でも出来たんですね(^o^)。

>れお 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
あら、まあ、れおさんも腰痛持ちですか。あれは、ツライですね。座っていても痛いんですから、たまりません。

ブラームスの2番交響曲は、4曲の交響曲野中では、一番のお気に入りです。おっしゃるように、ロンドン響のサウンドが良かったです。けばけばしくないのがイイですね。
ヤルヴィのブラームスは聴いたことがないんです。機会があれば聴いてみたいですね。(ヤルヴィはオールマイティな人ですね。)

接骨院に行かなイカンなぁと思いつつ・・・。

こんばんは。

モントゥー渋いですね。

ブラームスの2番は一番好きな曲(聴くのも演奏するのも)です。

特に2楽章は落葉の季節に聴くと昔どこかに置いてきたピュアな!?感覚を揺り覚ますようなロマンティックな気分になります。

hsmさまのおっしゃるように
トランペットのオクターブはただの強弱記号Pののばしですが演奏者は結構緊張するようですね(音が低く出しづらい?)。
クラリネットは上昇&下降の掛け合いが1本に聴こえなければなりません。
ホルンは2ndパートがペダル音から跳躍(一気に2オクターブとか)が多く大変です。

結構ブラームスはサディスト?でしょうか・・。





>ニョッキ 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
なるほど、トランペットにクラリネット、ホルンなど、、それぞれ演奏するのが難しいところがあるんですね。普段聴いていると、ぼんやり聴き流してしまいそうなところです。
さすが、ニョッキさん、演奏する人のコメントですね。有り難うございました。

モントゥーのブラームスは渋いです。老巨匠の含蓄ある表現がエエなぁと思いました。

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