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モーツァルトのセレナード第7番 「ハフナー」 ボスコフスキー/ウィーン・モーツァルト合奏団

涼しい風が吹く梅雨の晴れ間でありました。
「梅雨のあとさきの トパーズ色の風は・・・・」などと、古い歌の文句を思い出しつつ、今日もクラシック音楽を聴いています。
さあ、モーツァルト。管弦楽曲です。

モーツァルトのセレナード第7番 ニ長調 K.250「ハフナー」。
ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・モーツァルト合奏団の演奏。
ヴァイオリン独奏はアルフレート・シュタール。
1972年5月、ウィーンのソフィエンザールでの録音。

ボスコフスキーの演奏は楽しい。明るく、オシャレで、粋な紳士の音楽になる。
ヴァイオリンの出身のせいか、弦楽セクションの扱い方が巧いのも特徴だと思う。
艶やかで、匂うような色気も漂ってくるストリングスを聴くのは、快感でもある。

第1楽章はアレグロ・マエストーソ。
キュッ、キュッと艶やかに鳴るヴァイオリン群が魅力的。ああ、この音、ウィーンの音。
演奏は精力的で明朗快活なもの。爽快で推進力にあふれていて、気持ちよい。

第2楽章以降はアルフレート・シュタールのヴァイオリン独奏が匂うような音で美しい。色っぽく、オシャレで、ウィーン的な情緒タップリのモーツァルト。安心して身を任せられるヴァイオリンであり、また弦楽合奏だと思う。
ボスコフスキーの指揮も蕩けるような甘さ。

第3楽章のメヌエットでの、ホルンとのアンサンブルはめっぽう綺麗で、聴きごたえあり。
第4楽章のロンドは、クライスラーの編曲でも有名だが、小鳥のさえずりのような、さざ波が寄せてくるような、ヴァイオリンのパッセージが印象的。
ああ、エエ音やなぁ・・・・・とつくづく思う。

第5楽章からはウィーン・モーツァルト合奏団のアンサンブルが美しさを聴こう。
優美で典雅な音楽が続く中で、ホルンが抜群の音色で、ふっくらとした美しさを加えてゆく。
ボスコフスキーの指揮がまた良くて、ほんのちょっとした間合い、フレージングが粋でカッコイイ。
これぞ、ウィーンスタイルと云いたくなる演奏。
この端正さ、この気品。曰く言い難い魅力でありますな。
そういえば、ウィーン・モーツァルト合奏団の団員は、殆どがウィーン・フィルのメンバーでしょ。気心の知れた、同じ根っこを持つ弾き方であり、アンサンブル。これで悪いわけがないわいなぁ。

録音はDECCA特有の、個々の楽器を鮮やかに捉えているもので、今もちっとも古びていないし、実に聴きやすいもの。
さすがだなぁと思います。



AUTHOR: ひろはや DATE: 07/02/2007 06:58:11 おはようございます。
ウィリー・ボスコフスキー指揮の演奏って、何か楽しそうですね。モーツァルトのセレナード第7番は未聴ですが、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇『こうもり』のLP(EMI)で初めて彼の指揮によるウキウキとした楽しさを満喫したことからの想像です。
私自身は、サー・ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管のCD(1984年PHILIPS)で聴いてますが、こちらは優美で爽やかな清潔感のある演奏です。
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コメント

こんにちは。
雨、少し降りましたね。

「俺達、何も特別なことはしてませんゼ」とでも言いながら演奏している感じなのに、
聞こえてくる音、音楽は追随を許さないウィーン風。
そんな感じの演奏なのでしょうか。

こんばんは。
ボスコフスキーのセレナード集は、美しく、お洒落な感じが良いですよね。演奏者自らが本当に楽しんでいることが、手に取るように感じられます。

私のところでは、今日も熱い一日でした。夜もエアコンが必需品です。蛍を近くで見ることの出来る私も『水彩画の陽炎のような・・・』と古い歌を思い出しながら、夜に川岸を時々散歩してます。

>ひろはや 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。いつもお世話になります。
ボスコフスキーの演奏は、楽しいですね。ウキウキするような気分です。彼のウィンナ・ワルツ集は今も大好きな演奏です。

マリナー盤も定評がありますね。マリナーのセレナードやディヴェルティメント集は大好きなんですが、「ハフナー」だけ見あたりません(^^ゞ・・・・・確か持っていたような気がするんですが・・・・・・。

>猫よしお 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
ボスコフスキーの演奏は、普通にやっていることがもうウィーン風であって、心浮き立つような楽しさとセンスあふれるスタイルとで、実に素晴らしいと思います。

彼のワルツ集はいつ聴いても楽しいですね。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
ベーム盤は、LP3枚組の廉価盤で聴いています。ポストホルンが特にイイ演奏だったと思います。それと、協奏交響曲が抜群ですね。

ワールト盤は、未聴なんです。これは是非聴いてみたいです。ドレスデンの音でモーツァルトを聴いてみたいですね。

>hsm 様
こんばんは。コメント感謝です。どうもありがとうございます。
雨がまとまって降った感があります。ただ、松山や早明浦のダムはまだまだ少ないようです。

ボスコフスキーの演奏、hsmさんのおっしゃるとおり、普通にやっているのにかっこいい、ウィーン風で粋でおしゃれ・・・・という感じです。
本場物・・・としか云いようがないんでしょうね・・・・。
素晴らしいモーツァルトだと思います。

>あるべりっひ 様
こんばんは。いつもお世話になります。有り難うございます。
ボスコフスキーの演奏は、普通にやっているのに楽しく明るく、おしゃれなウィーン・スタイルで、聴いていて実に心地よいです。
今となっては、懐かしいスタイルなんでしょうね。

さだまさしもなかなかエエです。昔のレコードは。

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