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ブルックナーの交響曲第6番 ヘ長調 <原典版> レーグナー/ベルリン放送響

四国は梅雨空です。でも、雨は降りそうで降りません。
松山では渇水対策本部が設置される模様ですし、香川・徳島でも早明浦ダムの貯水率がピンチとのこと。まとまった雨が欲しいところです。


さて、今日もブルックナーですみません。

ブルックナーの交響曲第6番 ヘ長調 <原典版>
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送交響楽団の演奏。
1980年6月、東ベルリンのキリスト教会での録音。ドイツ・シャルプラッテン原盤で日本では徳間音工が発売していた廉価盤(1000円盤のはしりだった)。

ブルックナーの第六交響曲は、実演であまり聴かないし、CDも多くない。
僕も取り出すことが比較的少ない。3・4・5番の傑作群と7・8・9の大傑作群に挟まれて、あまり目立たないのかな。よく聴いてみると、ブルックナーとしてはあまり規模が大きくないので、聴きやすい佳作と思われる。

レーグナー盤は速めのテンポをとって、推進力十分の演奏。溌剌とした感じで曲が進んでゆく。オケのアンサンブルは少々怪しいのだが、教会録音の残響が素晴らしくいので、それが演奏のキズになっていない。

第1楽章はマエストーソ。
勇壮で逞しい楽想を、レーグナーはサッサと演奏させてゆく感じ。少々素っ気ないところもあるが、オケの響きはふっくらとして心地よい。ブルックナーの懐の深い部分はよく表現していると思う。

第2楽章はアダージョ。
しっとりとした歌が徐々に高まっていくところが素晴らしい。実に美しい歌だし、それがゆっくりとクレッシェンドしていって最高潮に達するところは全く感動的。これぞブルックナーと云いたい。
オケの音色がイイ。特に弦楽セクション。華美ではないし、鮮やかなところもあるわけでなし、渋めのやや暗い音なのだが、切々と歌を響かせて品がよいし、なにより素朴。飾り気はないが、でも一生懸命弾くときのオケはホンマに美しい。ブルックナーの美しい旋律を、真摯にまじめに高めてゆくのを聴くのは嬉しい。

第3楽章はスケルツォ。
あまりスケールは大きくないものの、知的にコントロールされてスッキリと音楽が進んでゆく。金管も木管もよく頑張っていると思う。

終楽章は楽想が刻々と変化し、いかにもブルックナー的。オケもフォルティシモの大爆発からピアニシモの繊細なところまで忙しそう。ちょいと苦しいところもあるが、健闘と思う。ふっくらとした響きはとてもイイ。

録音は、鮮烈な感じはなく、少し古びた感じもしますが、教会の残響成分が多く、ゆったりと聴き疲れしないもの。
奥行きは抜群に広い。金管群がかなり奥の方で鳴っているのが分かるのがエエですな。
定位はイマイチなんですが、このふっくらとした残響は心地よいです。




AUTHOR: 猫よしお DATE: 06/19/2007 05:38:39 おはようございます。
レーグナーは地味な指揮者だけど、良い指揮者だと思います。ブルックナーもいいですね。
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コメント

mozart1889様

いつも楽しく拝見しております。
連日のブルックナーわくわくしますね。
第6番は第2楽章がとても好きで大好きな曲です。
ブルックナーはVPOかBPO,SKD等ドイツ系のオケでいい録音で聞きたいのですが手持ちの6番はお気に入りの録音盤がありません。

その中でお気に入りは、ムーティ・クレンペラー・ショルティでそれぞれ特色があり気分で聞き分けています。特に最近ショルティ/CSOがお気に入りです。
それと、まだ未聴のハイティンク/SKDがあります。

昨日の5番もショルティ盤是非聞いてみたいと思います。
明日以降も楽しみにしてます。




こんにちは。
同じCDを持っていて前半の2楽章だけをたまに聴きます。
音は少し柔らか過ぎる面もありますが残響が豊かで奥行き感が
抜群、好みのものです。

順調な自摸で一気通貫、間近でしょうか?? ^_^;

今晩は、蒸し暑い日でした。蝉の音、この夏初めて聞きました。ニイニイゼミかアブラゼミか?蝉は蒸し暑いのが好きなようです。
ブルックナー6番、このアダージョが好きな方、結構いますね。私も大好きです。レグナーは未聴ですが、FMエアチェックしたブロムシュテット/SKD(1983)をしばらく聴いていました。CDではブロムシュテット/サンフランシスコSO、デッカ録音はあまり好きでないのですが、これはいいです。アダージョ、シベリウスと近さを感じます。ブルックナーの方がはるかに思索的ですが・・。

こんばんは。
レーグナーのこのディスクは500円くらいで中古で買いました。
金管の鳴りが印象的だと思いました。
細かな印象は忘れてしまったので、また休日にでも聴いてみます。

連日のブルックナー、嬉しいです。
私は最近フルトベングラーさんのブル8、9を聴いてます。
1944年&オーケストラはウイーンフィルです。

>猫よしお 様
こんばんは。いつもお世話になります。
レーグナーは地味な指揮者なんだと思います。当たり外れも大きいような気がします。ブルックナーは全体的に速いテンポであっさり進むところも多いです。
シューベルトの「グレート」(DENON)が素晴らしかったです。あれが僕の中での、レーグナーの最高の演奏です。

>ひろはや 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
ハイティンク/SKDのライヴ盤、お聴きになったんですね。良さそうですね。僕も聴いてみようと思います。
ハイティンクがSKDを去ったのは残念ですね。そのかわり、シカゴ響との演奏が出始めているようです。
これはまた楽しみですね。

>hiromk35 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
僕もこの第6交響曲はあまり聴いたことがないんです。初エントリーでした。ボックス物は幾つかありますので、じっくり聴き比べしたいと思っています。
「アルルの女」はレコードで聴いています。これと、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」は良い演奏でしたね。

>ryo 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。
ブルックナーの6番交響曲は、ふだんあまり聴かないんです。アダージョは美しいですね。聴き比べしつつ、本命の6番を探そうと思います。
ショルティやムーティのは未聴なんです。ぜひ、聴いてみたいですね。
ryoさんがおっしゃるように、ブルックナーはドイツ系オケで聴くのが心地よいですね。BPOもVPOもSKDも、個性的で素晴らしい演奏を聴かせてくれますね。
有難うございました。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
第2楽章までは、確かに綺麗で心地よいですね。第2楽章のアダージョは佳品だと思います。レーグナー盤の録音もまずまずでした。

一気通貫と行きたいところですが、実は第2交響曲が抜けてます。これは、そのうちにヨッフム/SKDあたりを聴きたいと思っています。1番・3番はエントリー済みの嵌張待ち、いやぁ、なかなか来ないんですよね・・・・・(^^ゞ。
明日は違う牌を自模っているかもしれません(^^ゞ。

>ドレドレ 様
こんばんは。四国は降ったりやんだりの、湿度の高い一日でした。
ドレドレさんのエアチェックは貴重ですね。
「FMエアチェックしたブロムシュテット/SKD(1983)」は、ちょっと入手できない音源ですね。羨ましいです。
サンフランシスコ響とのブルックナーは、DENON盤のSKDとの演奏を聴いてしまうと、もう一つ物足りないような気もしました。音はDECCA録音なので優秀だと思いました。
コメントを有難うございました。いつもお世話になります。

>ピースうさぎ 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
レーグナーのブルックナーは、柔らかい音でのんびり聴ける録音ですね。金管が迫力ありました。
僕は第6交響曲はあまり聴いたことがないんですが、コメントを拝見すると、人気が高いようですね。
僕ももう少し丁寧に聴き比べしてみようと思います。

>おさかな♪ 様
こんばんは。お元気ですか。コメントを有難うございました。
こちら日本は現在夜の10時20分過ぎです。
ベルリンでの音楽修業、大変ですね。頑張って下さい。応援してまっせ\(・0・;)/

フルトヴェングラーの8番9番はスゴイですね。圧倒的だと思います。
第6交響曲は人気ありますね。おさかな♪さんもお好きでしたか。
こりゃ、いよいと聴き比べして、自分のものにしたいですね。
ベルリン生活、頑張って下さいね。

こんばんは。
ブルックナー作品すきですから、毎日のアップ楽しみにしています。
6番は、カイルベルト&ベルリンPOを愛聴盤にしています。カラヤン時世の63年録音です。重厚な野人的な響きで、約10年後のカラヤン演奏と同じオーケストラとはとても思えません。
すみません、レグナー指揮の録音は聞いた記憶がありません。何か推薦盤があればご紹介いただけないでしょうか。

>あるべりっひ 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
カイルベルト盤は全く知りませんでした。あるんですね・・・・・カイルベルトの第6交響曲。なるほど、カラヤン時代なのに別の音がする・・・・分かります、その感覚。
第6交響曲は、初めてのエントリーでして、ふだんはほとんど聴きません。推薦盤は、僕こそ教えて欲しいくらいです。スミマセン。

ただ、コメントを下さる皆さんが、第6交響曲はエエぞとおっしゃってくれています。僕も真剣に聴いていきたいと思います。

こんばんは。
この曲に関してはスター&大物指揮者とトップ・オケの演奏よりもレーグナーやライトナーといったちょっと地味目な、ナチュラルな響きを持った指揮者&オケの方がしっくりくる様な気がします。この曲のDiscはあまり持っていません。ライトナー盤があまりにも私の感性にジャスト・フィットだったもので、他の盤への購買意欲が無くなってしまいました。ある意味幸せなのでしょうが、ちょっと寂しさも感じます。
P.S.
先日アシュケナージ氏(多分ご本人)に話しかけられ、一言二言会話を交わしました。いや~、さすがにオーラを感じました。

>花岡ジッタ 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。

>この曲に関してはスター&大物指揮者とトップ・オケの演奏よりもレーグナーやライトナーといったちょっと地味目な、ナチュラルな響きを持った指揮者&オケの方がしっくりくる様な気がします

ホンマですね。確かに、大物指揮者よりも地味な感じの人のほうが良さそうですね。ライトナー盤は未聴ですが、是非、聞いてみたいと思います。

ところで、花岡さんは楽団か何かの関係者ですか?アシュケナージから話しかけられるなんて、すごいですね。僕はアシュケナージ大好きですから・・・・・。

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