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ヘンデルの「水上の音楽」 ホグウッド/エンシェント室内管弦楽団

関東甲信越も梅雨入りとのこと。これからジメジメ蒸し暑い季節ですね。

暑くなると聴きたくなるのが、「水上の音楽」。
これはもう、情けないくらい、クラシック音楽好きの条件反射のようなものでありまして、「水上の音楽」と「シェエラザードは」、夏の定番、いや定盤であります。

そこで。
ヘンデルの「水上の音楽」。
クリストファー・ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団の演奏。
1978年4月、ロンドンのウォルサムストウでの録音。
オワゾリール原盤のLP(日本発売はロンドン)2枚組廉価盤。

暑くなると聴きたくなるのが、ヘンデルの「水上の音楽」。
そしてこのホグウッド盤を聴いていると、涼しい風が部屋に吹き込んでくる感じ。

ヴァイオリンの響きが最高。爽やかな音で、清涼飲料水のような、いやもっと高級な石清水のような自然水か。もう、この音を聴いているだけで、気分がスッキリするような音。爽快で胸がスッとする。高原の空気のような、快適な響き。素晴らしい。
羊腸弦の素朴で透きとおる音、そしてその倍音がつくりだす品の良い余韻がたまらない。
他の楽器もイイ。ナチュラルホルンは相当難しいはずなのだが、大健闘、巧いもんだと思う。アラホーンパイプなども端正で上品な出来。ヴァイオリンの美しい響きが下支えになって、ホルンが映える。

ホグウッドの演奏は、本格的な古楽器演奏の時代に入ったころのもので、アーティキュレーションに極端な色づけがなく、概して聴きやすい。発売当初は斬新だったはずなのだが、今聴くと、おっとりしたイギリス紳士という感じ。月日の経過は早い。

レコードはA面がホルン組曲、B面にフルート組曲・トランペット組曲が収められている。

フルート組曲が絶品の美しさ。
何て美しい弦楽合奏。トラヴェルソのひなびた味わいもイイ。
テンポもあまり緩急の差がなく、ゆったりと聴けるのがよい。特に「カントリー・ダンス」が美しく、この田園の円舞曲は四国の田舎・青くそよぐ田植え後の水田にふさわしいかも。

トランペット組曲はさすがに勇壮。堂々としていてスケール豊かな音楽が広がる。技術的なところが少々危なっかしいが、それがかえって素朴な味わいにもなっている。
ティンパニの音が特にイイ。スッキリと爽快な音で、実在感あり。


録音は今も最高レベル。
アナログ録音時代末期の優秀録音と思います。

「水上の音楽」を、イギリス人の団体で聴くのはエエですね。
ジョージ1世の気分で心地よく聴きました。


★「水上の音楽」過去のエントリーです★

■セル/ロンドン響」(ハーティ/セル編曲版)
■プレヴィン/ピッツバーグ響
■マリナー/アカデミー室内管
■バウムガルトナー/ルツェルン祝祭弦楽合奏団
■ピノック/イングリッシュ・コンサート
■コレギウム・アウレウム合奏団
■ヴェンツィンガー/バーゼル・スコラ・カントールム合奏団




AUTHOR: ひろはや EMAIL: hirohaya@yellow.plala.or.jp DATE: 06/15/2007 05:41:14 おはようございます。
ヘンデルの『水上の音楽』は中学の音楽の授業のレコード鑑賞で聴いていたかなという記憶があるくらいで、ほとんどご無沙汰していた作品です。
私の手元には、ジャン=フランソワ・パイヤール指揮のパイヤール室内管のCD(RCA、1990年2月)(買った当時3000円もしたんですね!)があるのみで、mozartさまのように熱心な聴き手ではありません。でも、いま久しぶりに取り出して聴いてみますと、なかなかイイではありませんか。食わず嫌いという言葉がありますが、まさしくそれですね。
いつもながら、私の眠るCDたちを起こしていただき、感謝です。
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コメント

>hiromk35 様
おはようございます。早速のコメントを有難うございました。
ターンベリーは古楽器得意ですね。爽やかな世界が広がります。ホグウッドにピノック、コレギウム・アウレウム合奏団・・・・水上の音楽は、ピリオド楽器の演奏が好みです。ふだんは、現代楽器のバロックが好きなんですが、古楽器の涼やかさが夏には良いせいでしょうか。
カルミニョーラの「四季」は、ヴェニス・バロック・オーケウトラと共演したCBSソニー盤でしょうか。この演奏は買ったまま未開封でした。早速聴いてみたいと思います・・・・・ありがとうございました。

おはようございます。
ヘンデルも好きです。バッハとまた違った趣きがありますね。
朝はバロック音楽が似合います。爽やかな気分になります。


>猫よしお 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
朝はバロックがエエですね。NHK-FMでも長年バロック音楽の放送を早朝にやってますが、やはり朝の気分によろしいんでしょうね。
ヘンデルの大らかさが好きです。と言っても、水上の音楽と合奏協奏曲集ばかりで、他にはあまり知らないんですが(^^ゞ。

>MOZART1889様
>ヴェニス・バロック・オーケウトラと共演したCBSソニー盤でしょうか。

手元のBRILLIANT CLSSICS盤では
Giuliano Carmignola (Vn)
Sonatori de la gioiosa Marca
Andrea Marcom, harpsicord & organ
とあります。

おはようございます。
ホグウッド盤は初期のCD(西独プレス400 059-2)で購入しましたが
怒りのCDでした^^; 輸入盤の常で解説書など読んで買う訳ではありませんので家で聴いてびっくり。ヘ長調の組曲だけで一番美しいメヌエットやカントリーダンスが入った組曲は収録されていなかったのです!!
版のことなど詳しいことはしりませんが今日のエントリーを拝見して久しぶりに怒りがこみあげてきました(^^ゞ
そんな訳ヴェンツィンガー盤を愛聴しています。
おおらかで鄙びた感じがなんとも好ましくピノック盤より好きです。
暑くなってくると王宮の花火の音楽とともに仕事場で毎日のように聴くようになります。

こんにちは。
四国も入梅しましたね。
普通に雨が降ってくれると良いのですが。

水上の音楽カッコイイですね。
同じ英のフィリップ・ジョーンズBEが組曲版を出しています。
ロンドンの腕っこきが集まっているだけに、こちらも素晴らしい演奏です。

こんばんは。珍しく二度書きします。
書き忘れたことがありまして。
水上の音楽はセラフィムのLP、ウェルドン盤が懐かしいです。良く聴きました。

こんばんは。
ホグウッドのこの曲は、バッハの録音と組み合わせた2枚組CDで持っています。
これがなかなか良かったので、ヘンデルの合奏協奏曲作品6全曲も買ってしまいました。

バロックは昔から大好きで、ヴィヴァルディやアルビノーニを中心に聴いています。
ただモダン楽器の演奏で育ったものですから、古楽器は未だに苦手です。
ホグウッドの演奏は、古楽器演奏にありがちなアクの強さが無くて聴きやすいです。

>hiromk35 様
おはようございます。ご返信、恐れ入ります。ありがとうございました。
カルミニョーラにはブリリアント盤がありましたね。思い出しました。
僕の持つCBSソニーのものとは違うようです。ただ、音楽監督のアンドレーア・マルコンという人は同じですね。

>天ぬき 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
ホグウッド盤、それは残念な経験でしたね。輸入盤は当たり外れがありますし、だいたい解説読まんと買いますしね。
ヴェンツィンガー盤は懐かしいですね。古楽器草創期の録音、ひなびた味わいは独特ですね。
僕はピノック盤から入りましたので、今もベスト1はイングリッシュ・コンサート盤になりましょうか。愛聴盤です。

>hsm 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
梅雨入りしたものの、どんよりとした曇り空、雨はパラパラで水不足甲斐性にはほど遠い天候です。

そうです、そうです、フィリップ・ショーンズ・ブラスアンサンブルがありました。これ、聴いたことがないんです。是非聴いてみたい演奏ですね。
探してみたいと思います。管楽器の名手の演奏、ワクワクしますね。

>猫よしお 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
ヴェルドン盤は未聴です。セラフィムですから、緑のジャケットの廉価盤でしょうか。これは聴いたことがありませんでした。
すみませんです。

>Summy 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
ホグウッドのヘンデルはなかなか良かったですね。僕は結局ホグウッドの良い聴き手ではなかったかもしれません。モーツァルトのラスト三大交響曲集とセレナード、モーツァルト管楽器協奏曲集、ヴィヴァルディの「和声とインヴェンションの試み」、それにヘンデルの「王宮の花火の音楽」・・・・。オワゾリールのジャケットは品の良いもので所有する悦びがありました。

古楽器のキツイ演奏は苦手ですが、コレギウム・アウレウム合奏団を筆頭に、ピノックやホグウッドくらいまでは、ほのぼのノンビリした感じの演奏で聴きやすいので、このあたりはよく聴きます。
最新のものはチョイと苦手なんですが。

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