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モーツァルトの交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」 セル/クリーヴランド管

セルのレコードを聴くために、カートリッジを付け替えてみました。
audio-technicaのAT15Ea/G(VM型カートリッジ)です。
MC型のような繊細さはなく、おおらかでホンワカした感じの音になります。
音の切れ込みが不足したり、チャンネル・セパレーションがイマイチだったりするんですが、ゆったり聴くにはエエ感じかもしれません。

そこで、セルのモーツァルトを。

モーツァルトの交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」。
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の演奏。
1963年10月の録音。CBSソニーの1300円の恋歌盤。昔懐かしいレコードであります。

第1楽章から快速で推進力満点。
実に速い。全く速い。
ただ速いだけでなく、アンサンブルが乱れずガシッとそろっていて、しかも中身が伴っているのが、セルの素晴らしいところ。
音の一つ一つが意味深いというか、しっかり聴き手の耳に飛び込んでくると云うか・・・。スポーツマン的なアッケラカンとした演奏とは一線を画す格調の高さ。これぞ、セルを聴く醍醐味じゃなかろうか。

第2楽章はアンダンテ。
管楽器はファゴット・オーボエ・ホルンだけで、あとは弦楽セクションのみというシンプルな響きが、心癒されるほど美しい。
第1楽章が速かっただけに、素朴な響きとゆったりしてテンポとが、実に暖かく聞こえる。

第3楽章はメヌエット。
精力的な演奏で、特に中間部が良い。ふっくらとした響きで、演奏は穏やかで明朗、ひなびた味わいもあって、心地よく聴ける。
アンサンブルが綺麗なので、透明感のある演奏になっているが、よく聴いていると、それぞれの弦楽器がきちんと弾いているのが分かる。きっと、セルが鋭い視線を送っているんだろうなぁ。

フィナーレはプレスト。
壮麗で華やかな演奏だが、セルはあまり音楽を肥大させすぎない。引き締まった響きで、最後まですっきりと気持ちいい。
テンポは快速で素っ気ないくらいだが、よく聴いているとロマンの香りが漂ってくる。清涼な響きの中に、伝統様式が息づいているというべきだろうか。
堂々たる終楽章。さすが、セル。快演と思う。


カートリッジを替えたため、響きは少し厚め、ゆったりした雰囲気が出てきました。
おおらかな鳴り方がエエです。
セル/クリーヴランド管の録音はイマイチと思いつつも、カートリッジ次第では結構聴けるもんです、
CBSの弱点(響きが薄い、弦が硬い)も少し薄まりました。

ただ、ティンパニは弱くなった感じ。これは、DL-103の方が断然よかった。
もう少し迫力があってもエエのにと思うのは、欲が深いですかね。


AUTHOR: Verdi DATE: 06/08/2007 02:18:28 こんにちは。今日は流石に「おはようございます」では...ないですよね?(^^; <これから寝る人

 セル!(^0^)/~~ <もーえーっちゅうに

 余談ながら、

>CBSソニーの1300円の恋歌盤。昔懐かしいレコードであります。

 というのも粋で宜しいですな。たまにはFEPも楽しいことしてくれますね。

 去年、輸入盤でセルのモーツァルト録音を集めたセットが出てるんですよね。実はあれ、買ってしまったのですが(かなりの部分確信犯的二重買い)、なかなか楽しいですよ。流石に、モーツァルトの交響曲などになると、セルよりも好んで聞く演奏が多いのですが、やはりそれはそれとしていろんな意味で60年代的モーツァルト - いや、もうちょっと古い、というか、ザッハリッヒカイトなのかな? - で、楽しませてもらいました。

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コメント

>Verdi 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
セルのモーツァルトはエエですね。僕はLPで聴いてます。リンツとプラハがないんですが。

いや、しかし、今日のFEPはアカンですね。最新のATOKなんですが、我が心を見透かしているのか、恋歌盤とは・・・・・・(^^ゞ。

そのまんまにしておきます。あはは(笑)

>ヨシ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
恋歌盤は文字通り、そのまんま、愛聴盤であります。セルの1300円の廉価盤は、昔、学生の頃はホンマにお金がなかったので、助かりました。
セラフィムの緑色の廉価盤も沢山持っていますよ。

僕が買った初めてのクラシックはグラモフォン・スペシャルの1300円盤、「ヨーロッパのバロック音楽」というLPで、ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭合奏団の演奏でした。懐かしい宝物です。

>ひろはや 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
ベーム/BPOの全集盤、懐かしいです。僕もLPで持っています。中古盤で買ったのですが、当時はまだまだLPは高価な時代でした。
引き締まった厳しい造形のモーツァルトでした。ガッチリとした(でも、時々柔和な微笑みが出現するんです)モーツァルトでした。あの演奏スタイルは、今はどうなんでしょう、廃れているんでしょうね。

でも、自分の基本はやはりベームだろうなと思います。(そしてワルターも)。セルのモーツァルトはもちろん素晴らしいですが、ベーム盤は僕にとってはとても懐かしいものです。

おはようございます
ひらがなの「よし」です(笑)。
カートリッジの比較でVM型の特徴が良く分かりますね。
そうですか、ティンパニなんかの切れ味が違うのですね。
昔はサテン(京都のメーカー)のMC型を愛用していましたが
今は気楽に使えるVM型に落ち着きました。

おはようございます。
そういえばレコード毎にカートリッジを交換して楽しんでいた時代もありました。友達はレコードのジャケットにカートリッジ名とトーンコントールの数値を記入した紙を貼り付けていまいた。
面倒でもあり、楽しくもあった旧き良き時代でした。
今は安心して聴きながら居眠りができる、これはCDのお陰ですか?

ハフナー、一番聴くのはスウィトナー/ドレスデン、心して聴く時はカザルス盤、今朝のように酒が残っているような時はパイヤール盤です。
この柔らかくてフランス的な響きのハフナーはとてこ心地いいです。

>よし 様
こんにちは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
サテンは懐かしいですね。久しぶりに名前を聞きました。僕は持っていませんでしたが(高かったので(^^ゞ)、オーディオ雑誌ではよく眺めておりました。
VM型はティンパニが少し弱い感じがしました。MC型のように切れ味のいい低音ではありません。モコモコした感じになります。
しかし、それ以外では録音の良くないセルの演奏も結構聴けます。
アナログの世界はおもしろいですね。
もちろん、よしさんと同じ、レコード・スタビライザーも活躍しております。

>天ぬき 様
こんにちは。コメント感謝です。いつもお世話になります。
昔はいろいろカートリッジを替えて楽しみましたね。懐かしいですね。
アナログは趣味としてはおもしろかったですね。

パイヤールのモーツァルトは懐かしい!
僕は40番とジュピターを持ってます。フランス系のおしゃれなモーツァルト。二日酔いにはエエでしょう。

演奏家の違いによる差にはあまり気を遣わなくなった(それだけズボラになったとも)昨今ですが、だからといって私の中でセルの位置が下がったというわけではありません。ハフナーも、もちろん安心して聴ける一枚ですね。

普段のカートリッジは、シュアーV15 TYpe IV ですが、ときどきオルトフォンのVMS 20E(だったかな?)も引っぱり出します。音楽のカタチをホワッと浮かび上がらせて、聴き疲れがしません。一歩間違えると“ムード音楽”になりそうな、でも音楽の芯はしっかりと抑えている、そんなカートリッジです。ティンパニはやはり弱い感じもしますが、生演奏でもあんな感じ?、と思うこともあります。

セルのハフナーは第一楽章冒頭から「火を噴くように」というモーツァルトの指定そのままの演奏。もっと熱いのがカザルス/マルボロ管ですね。どちらも好きです。
 カートリッジの話は懐かしいです。昔、いろいろと差し替えて楽しんだ頃を思い出します。中でもエンパイヤは弦が最高に美しく、ぞっこん惚れていたのですが、CD登場後間もなく姿を消してしまい、針が傷んだ後はしばらくLPからとおざかってしまいました。エンパイヤの魔力的な呪縛がやっと解けたのが数年前、今はDL-103に落ち着いています。

こんばんは。
セルのモーツアルト、どれも良いですね私も好きです。録音の良し悪しより演奏に引き込まれるのが『セル』だと思います。
カートリッジのお話は、楽しいですね。一時期私もいろいろなメーカー、アイテムを取替え使っていましたが、今は『オルトフォン:MC-ER』を3ヶ月くらい前から常用しています。長期保管していたため最近やっと、好ましい音になってきたような気がします。

>e g u c h i 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
カートリッジを付け替えて楽しむ・・・・アナログの趣味は、なかなか奥が深いですね。
シュアーV15 TYpe IV にオルトフォンのVMS 20E・・・・なんて、懐かしいですね。僕はシュアーのタイプⅢを一時使っていました。
総じて、アナログ盤は聴き疲れがしないですね。CDは時々、疲れます。デジタルの音は身体によくないのかな・・・・と思いつつ、ラクなのでCDばかり聴くことが多いんですが・・・。
コメント感謝です。嬉しく思います。

>hiromk35 様
こんばんは。いつもお世話になります。
セルの「ハフナー」、第1楽章はまさにおっしゃるとおりの、火を吹く名演だと思います。
DL-103は僕もメイン・カートリッジです。イイ音ですね。
ただ、今回VM型のカートリッジに替えて、セルを聴いてみると、CBS特有の録音の弱点が目立たずに聴けるかな、と思いました。
アナログは奥深いです。
あ、エンパイア・・・は懐かしい名前でした。昔、エンパイヤ400を使っていましたので・・・・・。MMの名機でした。

>あるべりっひ 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
カートリッジの話は、楽しいですね。盛り上がりますね。
CDでは、その楽しみがないですもんね。

コメントを下さる皆さんの、微笑んでいる表情が想像されます。

実は僕もそのコメントに刺激されてしまい、新しいカートリッジを(そんなに高くないの・・・・実売2万円程度の)を買おうかな・・・・と思っている次第です(^^ゞ。
クラシック音楽を聴くのは、楽しいですね。

こんにちは。
このレコード、テクニカでは良く鳴るのはわかっているので、30年ほど前のADC-XLMを引っ張り出して聴いてみました。
針圧1gという軽針圧カートリッジで、弦がなかなかつややかです。
CDで気になる高域のきつさが全く感じられません。
低域の締まりがイマイチの感じはありますが、セルのレコードには良さそうです。

B&O SP-15のサブで買ったのですが、ごく普通の音質だったので、妖艶なB&Oの陰に隠れて殆ど使っていませんでした。
古い録音の再生にはいいかもしれません。

>Summy 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
ADCは懐かしいメーカーですね。昔、秋葉原の第一家庭電器(DACと云っておりました)では、カートリッジ2本でバーゲン価格にするというセールスをよくやっていました。買うと、DACオリジナルの(EMI音源の)45回転盤をサービスでくれるんです。
それが欲しくて、DACにはよく行きました。その中で、ADCなどは目玉商品でした。僕も1個は持っていたと思います。
安いけれどソコソコ鳴ってくれるカートリッジでした。型番は失念しましたが・・・・・・。

mozart1889さん、こんばんは。
「ハフナー」も素敵な曲ですね。
第二楽章の「心癒されるほど美しい」は、ほんとそうですね。
この第二楽章だけは、何度も聴いてしまいます。

今日は久しぶりに演奏会へ足を運び、帰宅途中にCDを衝動買いしてしまいました。
交響曲25番・38番・39番が、どうしても欲しかったので・・・

>yuri 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
「ハフナー」の第2楽章は、いい曲ですね。ホッとするような音楽です。
yuriさんは、塩素会ですか。エエですね。やはり実演はいいです。音の鮮度が違いますね。
25番の小ト短調もイイですね。38番のプラハも。
そして、39番の晴朗で孤高の表情は素晴らしいですね。「衝動買い」、その気持ち分かります。

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