スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415 ブレンデル(Pf)・マリナー/アカデミーCO

近所のアサヒビール園で大宴会。(我が家から歩いていけるのがまたエエですね)
いやぁ、喰った喰った。もう肉は要りません。許してください。
この膨満感、反省してます。
この頃ジョギングも腰痛と膝痛で、サボリ気味。イカン、イカン、頑張りましょう。

さて、今日はモーツァルトを聴いてます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415。
アルフレート・ブレンデルのピアノ独奏、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団の演奏。
1978年6月、ロンドンでの録音。フィリップス原盤。

第1楽章はアレグロ。
序奏が始まった途端、もう聴き惚れてしまう。ああ、モーツァルトはどうしてこんなに美しいのか。そして、天衣無縫の音楽、自由闊達に羽ばたくような晴れやかさ。ほんの数秒で心がとらえられてしまう音楽。
ブレンデルのピアノは知的な制御が行き届いて、精密。微妙なニュアンスにも満ちていて、センスが実によろしい。音がまたイイ。少し肌色がかった白色の音色。その、落ち着いた色合いが、このギャラントな協奏曲にはふさわしいと思う。
マリナー/アカデミー室内管の伴奏は、気心の知れたコンビの楽しい語らいと云うべきもので、とても安定した管弦楽を聴かせてくれる。特にヴァイオリンが良い。アンサンブルは極上だし、爽やかで時に香り立つような響きを聴かせてくれる。
ファゴットにトランペット、ティンパニも加わった、当時のモーツァルトとしては最大の編成だが、スケール豊かに鳴って、気持ちよい。アポロン的な名演と言えると思う。

第2楽章はアンダンテ。
ピアノのしっとりとした響きと、それを支える弦楽セクションの囁くような音が、何とも云えず味わい深い。
ピアノはよく歌う。カンティレーナというべき楽章だが、ブレンデルのピアノはその柔らかな歌を引き出して余すところがない。表情づけも良く、知性的で上品。
モーツァルトはこうでなくちゃ、と思わせる演奏。

フィナーレはアレグロ。爽快で晴朗なロンド。
調性がハ長調なので、スケールが大きいロンド。バックも良い。マリナー/アカデミー室内管の伴奏は、ブレンデルに合わせて上品、紳士的。落ち着きがあって心地よい。
ブレンデルのピアノはテクニック万全。途中、ハ短調のアダージョになるところなどは絶品の美しさ。巧いなぁと思う。

録音からほぼ30年を経過したにもかかわらず、今も上々の音で鳴ります。
アナログ最盛期の名録音。
この時期以降のフィリップスには、録音の面では全幅の信頼が置けます。
家庭で聴く、最上質のモーツァルトであろうと思われます。


AUTHOR: ひろはや EMAIL: hirohaya@yellow.plala.or.jp DATE: 06/06/2007 06:32:55 おはようございます。
この間morzartさまご推薦のアンネローゼ・シュミット(Pf.)とマズア指揮ドレスデンフィルのピアノ協奏曲全集で聴いています。優美でうっとりとさせる演奏をいつでも好きな時間に聴くことのできる喜びを感じます。
ブレンデルは私の大好きなピアニスト(シューベルトのピアノ曲でファンになりました)ですが、この曲は未聴です。PHILIPSのマリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールド(何て長い・・・・)の同じ組み合わせで、第15番と第21番(1981年)の入ったCDは持っていますが、この曲も是非聴いてみたいです。ありがとうございました。
スポンサーサイト

コメント

こんにちは。
ビール園が歩いていける距離にあるとは何とも羨ましい!!
今日のような暑い日は飛んで行きたくなります。
 13番の協奏曲ですが持っていないのです!
別に13という数字を嫌ったわけではありません(^^ゞ
内田光子女史の演奏で聴いたことはあります、確か戴冠式のような曲調と記憶していますが?
近いうち揃えておきましょう、ペライアが第一候補です。

>ひろはや 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもお世話になります。
アンネローゼ・シュミットは、優美で素晴らしいですね。
このごろシュミット女史の演奏をエントリーすることが多かったので、今日は懐かしいブレンデルを取り出してみたんです。
シューベルトのピアノ曲集は僕も愛聴盤です。ベートーヴェンのソナタもよく聴きました。
ブレンデルの弾く21番の協奏曲は名演ですね。録音も素晴らしく、昔から大好きな演奏なんですよ。
同好の方がいらしてくれて嬉しいです。

>まじっくばすーん 様
こんばんは。コメントをありがとうございました。
ブレンデル・マリナーのコンビで聴くモーツァルトのピアノ協奏曲は、とても素晴らしく気分が良くなります。
名演だなぁと思います。

まじっくばすーんさんがおっしゃるように、この曲が実演であまり聴けないのは残念なことですね。
10番台の協奏曲も本当に素晴らしいですものね。

こんにちは。
ピアノ協奏曲第13番は、CDを持っていなくて・・・
恥ずかしいのですが、一度も聴いた事がないんです。
きっと、この曲もモーツァルトらしい素敵な曲なんでしょうね。

>ドレドレ 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございます。
三多摩も都市化しているんですね。蛙の声が聞こえないのは、夏を迎えて少し寂しいでしょうか。
四国の田舎では盛大にカエルが合唱しております。やれやれ(^^ゞ。

ブレンデル・マリナー盤は廉価版LPボックスで持ってました。全集ではなかったんですが(21番・26番などが未録音でした)、初めて聴く曲も僕は多く、楽しませてもらいました。懐かしいです。
ツァハリスはソナタしか聴いたことがありません。ジンマンのバックは、興味あります。

>天ぬき 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもお世話になります。
ビール園が近いのはエエんですが、僕は下戸なんです。勿体ないですね・・・・(^^ゞ。
昨晩も肉をガバガバ食いながら、ソフトドリンクとアイスクリームを流し込んでおりました。

さて、13番はペライアで・・・・・いいですね。この人の清楚なピアノ、好きです。モーツァルトではあまり大声を上げないんですが、品よく端正な演奏を聴かせてくれます。
内田光子のは未聴です。財布が許せば、全集で欲しいところなんですが、20番以降しか聴いたことがありません。

>yuri 様
こんばんは。いつもありがとうございます。感謝です。
13番をはじめとして、モーツァルトのピアノ協奏曲の10番台もなかなか捨てがたい魅力を放っています。
20番以降の円熟・スケール・技巧はないんですが、ギャランとでいかにもモーツァルトらしい屈託のない明るさが、実にいいなぁと思います。

でもね、yuriさん、ボクは本当は20番以降がエエなぁと思っているんです。時に聴く10番台は、すっきり爽快で明るく楽しいんですが。

そうでしたか・・・
20番以降が、お好きなんですね。
数少ない手持ちのCDの中で、私は21番が特に好きです。
今夜また、他の20番台も久しぶりに聴いてみます。

10番台のピアノ協奏曲は好きですよ。モーツァルトは昇り調子、いちばん耀いていた頃の作品ですよネ。ブレンデル盤は娘のところへ永久出張中ですので、手元のアンネローゼ・シュミット盤で聴きなおしてみました。
 モーツァルトの微笑みが感じられるような演奏。カデンツァはえらく気合を入れてバリバリとヴィルトゥオーゾふうに弾きまくっています。上機嫌なモーツァルトの得意な顔が目に浮かぶようです。20番以降は別として、10番台はこれくらいの元気があったほうが正解であろうと思います。この演奏はおおいに気に入っております。

こんばんは。お元気ですか?暑いですね。
ちなみに私は東京の下町在住です。
ブレンデルもマリナーも、いかにもフィリップスのアーティストらしいですね。
演奏も録音も堅実ですし。
モーツァルのピアノコンチェルトもいいですね。
心が和みます。

こんばんは。
ブレンデルのモーツァルトは、LPで20、23、24番を持ってます。
断然お気に入りです。

10番台だと、バーンスタインの15番、ハスキル、シュミットの19番くらい。
やはり圧倒的に20番台のコレクションの方が多いです。

こんばんは。
モーツァルトは一番好きな作曲家ですがその中でもピアノ協奏曲は一番好きなジャンルです。
ですので10番台どころかモーツァルトの完全オリジナルになる5番以降は程度の差はありますが全て好きかな。
13番はその前後の12番と14番がよりポピュラーなためかちょっと地味な存在に見られてますがやっぱりこれもいいですねえ。
ただ上記の事情のためか単発のCDがあまり無いような気がします。
自分はペライアと内田の各全集とブーニン盤を持っていますが意外にブーニン盤がいい味をだしてて惹きこまれます。
内田光子はCDもいいですが最近でた20番とカップリングされてる弾き振りによるDVDが素晴らしかったです。
ブレンデルはLPで何枚か持っていましたが今は実家の押入れの中・・・・

>yuri 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
21番はええですね。何度聴いても第2楽章は絶品だと思います。
第1楽章の晴れやかなのも心地よいですしね。
20番以降で最も聴くのは、23番でしょうか。この第2楽章は若い頃に本当によく聴きました。

>hiromk35 様
おはようございます。コメント感謝です。いつもお世話になります。
シュミットのカデンツァ、おっしゃるとおりですね。胸がすっとするくらい、気持ちいい弾き方だと思いました。
10番台は活気に満ちた佳品が多いですね。

そうでした、昇り調子の勢いのあるモーツァルトだったですね。

>ヨシ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
東京は暑いでしょうね。ヒートアイランドで、この夏も大変ですね。
田舎は田んぼの風が結構涼しく、心地よい時も多いです。

ブレンデルのピアノは、端正で克明、コントロールが聴いていて実に品が良いんです。マリナーのバックも清潔で、このコンビで聴くモーツァルトはなかなかよろしいですね。
フィリップスの録音も万全。今もイイ音で聴けますね。

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ブレンデルはLP廉価盤選集で長いこと聞いておりました。全集を聴きたいなと思ったのはもうCD時代になっていましたので、今はCDで楽しんでいます。
バーンスタインの弾くピアノ協奏曲はレコードです。愉悦に富んだいかにもバーンスタイン風で楽しかったですね。

>シャム猫 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
僕は10番台の協奏曲の楽しさに目覚めたのは最近です。シュミットやペライア、ブレンデルの演奏を聴きながら、面白いなと思うようになりました。今までは専ら20番以降を聴いていたのでした。

ブーニンや内田光子は聴いたことがないんです。
シャム猫さんのご推薦なら是非聴いてみたいです。
5番以降の魅力にも触れていきたいですしね。
ありがとうございました。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。