スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトのグラン・パルティータ

映画「アマデウス」(監督:ミロス・フォアマン)をDVDで観た。
随分古くなった。
20年近く前だろうか。
アカデミー賞を8部門受賞した名作である。

そして、この映画の狂言廻し・サリエリが、初めてモーツァルトを知る場面で使われた音楽が、「グラン・パルティータ」の第3楽章アダージョだった。
その冒頭、オーボエが下降してくる部分が、実に効果的に用いられていた。

そして、サリエリは独り呟くのだ。

「神は、なぜ、かくも下劣な男を選ばれたのだ?」・・・・・。

何度観てもこの場面の音楽はスゴイ。
ゾクッとしてくる。
アダージョの何という美しさだろう。そして、何と効果的にモーツァルトの天才性を表現していることだろう。


このCDは、映画のサウンドトラックとは関係ありません。

演奏はベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル。オーボエにローター・コッホ、クラリネットにカール・ライスター、ホルンにザイフェルトなど、BPOの腕っこきを配したアンサンブル。
指揮者はいないが、見事なアンサンブルを聴かせる。

聴きどころの第3楽章アダージョは勿論、第5楽章のロマンツェ・第6楽章の主題と変奏も素晴らしい出来。
ソロ楽器が上手い。
とにかく音が揺れない。崩れない。
そして、アンサンブルが全く強固なのに、息苦しさがない。

クラリネットとオーボエの掛け合いは華やかだし、音が天井に立ち上ってゆくよう。
バセット・ホルンとファゴットの二重奏のところなどは渋く、甘く酔わせる響き。

そして、ところどころで、モーツァルトらしい燦めくようなパッセージが現れる・・・。
50分かかる大曲なのだが、どの楽章も弾むような愉悦感で一杯だから、飽きずに聴き惚れてしまう。


この曲、コレギウム・アウレウム合奏団やクレンペラー指揮のロンドン管楽アンサンブル、アカデミー室内管のアンサンブルなど、美しいCDに恵まれているのだが、今はこのBPOアンサンブル盤がお気に入りであります(^-^)。


ああ、また、あの第3楽章アダージョを聴きたくなった・・・・。


AUTHOR: nmzk DATE: 05/17/2005 04:08:44 モーツァルトの管楽器のためのディヴェルティメント、セレナードは皆好きです。特にこの名人同士が伸び伸びと互いに聴き合いながら掛け合いをする楽しさは、客席で鑑賞するのではなく、自分も楽器を持って参加したくなる(無理ですが)演奏をする喜びを感じさせてくれます。
スポンサーサイト

コメント

>森 広 先生
コメント有り難うございました。「アマデウス」、それぞれの場面で何と巧妙にモーツアルトの音楽を使っていたことか・・・。グラン・パルティータは、あの映画以来のお気に入りです。第3楽章、ホンマええ音楽です。そちらにもお邪魔しますね。

mozart1889-san へ

こんばんは!
今、真夜中の3時を過ぎたところです。今回も激しい雨音で起きてしまいました。
コメント、TBありがとうござ! です。
実は、私のライブラリーをチェックしてみると、以外にマリナー盤が多いことに気付きました。この盤は、ジャケットのデザインも演奏も、本当に当たりでした。ただひとつ贅沢な難を言うと、音が綺麗すぎます。
グラン・パルティータについては、カール・ベーム/ベルリン・フィルのレコードを愛聴しています。
今度、機会を見て記事にしようと思います。

>yuhoto 様
おはようございます。マリナーのハフナーやグラン・パルティータ、ジャケットがきれいでしたね。表題曲で活躍する楽器を大きくアップにしたジャケット、格好良かったです。
確かに音もきれいすぎますね(^-^)

おはようございます。

「アマデウス」はこの曲が流れるサリエリのシーンだけでも
見る価値がありますね。

私は天気の良い休日の朝にこの曲を聴いて、ストレス消去しております。

ショスタコービチやマーラーを聴いた後も口直し?で結構聴きますよ。
ベルリンフィルアンサンブルは憎いほど上手いですね。

>ニョッキ 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
TBも有り難うございました。

映画「アマデウス」、サリエリのシーンだったですね。印象的な場面でした。第3楽章はホンマに美しいとつくづく思いました。
マーラーやショスタコーヴィチの口直しにはエエですね。僕もよく聴いています。

クラシックCD紹介その37(モーツァルト セレナード第10番「グラン・パルティータ」)

PING:
BLOG NAME
今日は休日出勤でした。天気がとても良かったのでサイクリングでもしたかったのですがまぁ仕方ないですね(^_^;
今日聴くCDですが
モーツァルト セレナード第10番「グラン・パルティータ」
ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
モーツァルトの星の数...

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。