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モーツァルトのディヴェルティメント第17番ニ長調 K.334 コレギウム・アウレウム合奏団

この頃、LPづいています。
針先を掃除して、レコードをクリーナーでサッと一拭き、ターンテーブルを廻し、カートリッジを落としてゆく・・・・やがてA面とB面をひっくり返し・・・・・・。
この面倒な手順を楽しめるのは、トシを取った余裕でしょうか。

しかし、パチパチノイズが壮大に出てくると、やっぱりCDの方がエエわなぁとも思うんでありまして・・・・・聴き手はわがままで贅沢なもんです。

さて、今日はモーツァルトです。

モーツァルトのディヴェルティメント第17番ニ長調 K.334。
コレギウム・アウレウム合奏団員の演奏。
1981年1月、ドイツ、ヴェナウの教区教会での録音。ドイツ・ハルモニアムンディ原盤を日本ではテイチクが発売していた。その廉価盤1500円のLP。

レコードのタスキのコピーにこう書いてある。
「優雅な響き、新鮮な表現、黄金の楽団による名盤!」。
なるほど、その通りだわいなぁ・・・と思いつつ聴いていた(尤も、この程度のコピーならワシでも書けるぞいと思いつつ・・・・(^^ゞ)

演奏は各パート1人ずつの七重奏。リーダーは第1ヴァイオリンのフランツヨーゼフ・マイヤーだろう。

第1楽章は冒頭から微笑みにあふれた幸福な音楽。古楽器を用いているので、響きが新鮮。録音の加減か。音が少々きつめに感じられることもあるが、余韻が美しいので心地よい演奏になっている。テンポは中庸。速くもなく遅くもなく、コレギウム・アウレウム合奏団らしい、落ち着いた演奏ぶりと思う。

第2楽章は哀しみの変奏曲。艶やかで美しい余韻が、この音楽をより一層魅力的にしている。ホルンの古雅な響きが味わい深く、心に染みとおる感じ。

第3楽章はお馴染みのメヌエット。典雅な音楽。
古楽器の技術的な制約によるものか、優美で滑らかにやるのではなく、ややゴツゴツした感じの演奏。ウィーン・スタイルというよりは、ドイツ風の音楽と云うべきかな。
教会録音が功を奏して、響きは非常に美しい。

第4楽章のアダージョは、かなり遅め。止まってしまいそうなところもある。その分、歌が一杯。しみじみと、あるいは朗々と7つの楽器が歌うのは美しい。マーヤーのヴァイオリンが、突き抜ける高音で歌うところなどは特に綺麗。

第5楽章は溌剌爽快なメヌエット。若々しく颯爽とした演奏で、好感が持てる。ここへ来てアンサンブルも格段に良くなった感じ。

フィナーレは永遠のロンド。テンポは遅い。指定のアレグロよりも遅い、アレグレットくらいかな。コレギウム・アウレウム合奏団員がじっくりと歌い込んでゆく。ラストまで続く艶やかな歌が美しい。
いつまでも続いて欲しい、終わって欲しくないと思わせる音楽。さすがモーツァルト。

録音年代はデジタル初期のはずだが、表記はアナログ録音。
クッキリした音像と、抜けるような余韻が対照的で美しい。
コレギウム・アウレウム合奏団のレコードとしては、かなりオンマイクの録音なので、購入当初は少々きつめに感じたものですが、今の耳で聴くとそうでもないです。
教会の余韻が楽しめる好録音と思いました。



AUTHOR: ひろはや EMAIL: hirohaya@yellow.plala.or.jp DATE: 05/29/2007 07:48:27 おはようございます。
私のCD棚にモーツァルトのK.344が私の手に取られること無く、ひそかに置かれているのを見つけました。ジャン=ピエール・ランパルのフルートとフランスのパスキエ三重奏団他の演奏(SONY1990年11月)のものです。第一楽章から第6楽章まで流れるように優雅で悲しみのスパイスがちりばめられた曲に新たな発見をした気持ちです。第3楽章のメヌエットはあまりにも有名ですがね。mozartさまにご紹介されなければ、この曲全体が私と再会を果たすことはいつになったでしょうか。感謝です!!
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コメント

こんにちは。
これほどの名曲なのに新録音があまり出てこないのが不思議でなりません。 おなじみのウィーン八重奏団とカラヤンの旧盤で聴いていますがそれらに代わる新しい演奏で聴きたいところです。
コープマンなんていいと思うのですが。。。

ディヴェルティメント第17番、ウィーン八重奏団員による1961年の録音(LONDON)で聴いています。若い頃に、送別の記念にと友人からいただいたものです。当時の楽しい記憶やほろ苦い記憶がよみがえり、ありがたいものです。

>ひろはや 様
こんばんは。早速にコメントを有難うございました。
「ジャン=ピエール・ランパルのフルートとフランスのパスキエ三重奏団ほか」という編成のディヴェルティメント第17番は珍しいですね。フルートが入ってくるのが面白いですね。
これは、いつか聴いてみたいと思います。
第3楽章のメヌエットは有名曲ですが、やはり、いかにもモーツァルトという感じの曲で、僕は愛してやみません。
後半にもイイ音楽が連続してきますので、この曲はエエですね。レコード店で見かけると、ついつい買ってしまいます。

コメント感謝です。いつもありがとうございます。

>hiromk35 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。

シャンドール・ヴェーグの10枚組は、HMVのバーゲンで入手しました。10年以上前に、日本コロムビアからレーザーライト・レーベルで1000円盤で何枚か出ていたのを持っておりまして、ダブってしまったんですが、声は仕方ないなと納得して買いました。
名曲の名演。素晴らしいセットでした。ヴェーグは素晴らしいですね。
このブログでも何枚かエントリーしました。

>yuri 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもありがとうございます。
モーツァルトのこのディヴェルティメント第17番は、室内楽版もイイですし、室内合奏団の編成で聴いても雰囲気豊かで楽しいです。

モーツァルトのCDを少しずつ揃えてゆく・・・・・・ああ、それはエエですね。1枚1枚大切に聴いてゆくのがエエですね。

実は昨年のモーツァルト・イヤーで、ブリリアント・レーベルの「モーツァルト大全集」を激安価格で買って、ほくそ笑んだものの、結局なかなか全部は聴けないものです
(何枚聴けたんでしょうか・・・・?・・・(^^ゞ) 全く僕は反省しきりです。

>天ぬき 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもお世話になります。
最近はこの曲の新録音を見かけないですね。自分が新譜に興味がなくなったせいかもしれませんが、コープマンなんかで聴いたら、確かに楽しそうですね。

ウィーン八重奏団に新旧カラヤン・・・・・嬉しいです。
同好の方がいらしてくれて。
大好きな演奏です。特にウィーン八重奏団は、懐かしの名盤ですね。

>narkejp 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
ウィーン八重奏団はまさにエヴァーグリーン、往年の名盤ですね。
我が家にはLPに加えて、LONDONの1000円盤で買い直したCDもあります。ウィーンの香り満載の名演、これは唯一無二の演奏でしょうね。
narkejpさん同様、僕にも思い出の1枚で、ビンボーだった大学生や新婚時代が思い出されます。

こんばんは。
我が家にあるのは、ベルリン・フィルハーモニー八重奏団の演奏です。
「アイネ・クライネ」とのカップリング。
1975年頃1300円で出たLPを買いました。
1968年の録音、土屋邦雄氏がヴィオラを弾いています。

さすがにフィリップスの録音だけ有って、古いながらなかなか瑞々しい音で鳴ってくれます。

こんばんは。
この曲、ライナー&シカゴ響のレコードが愛聴盤です。と言うかこれしか持っていません。名曲なのに録音少ないですよね。
ボスコフスキーの演奏を友人宅で聴き欲しいなとは思ってハヤ何年・・・。オリジナル・レコードは高価なのでCDでもと思って入るのですが、この機会に購入します。

>Summy 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。
ベルリン・フィルの八重奏団のフィリップス盤は、LP時代に廉価盤だったので、そのうちに買おう・・・・と思っているうちに、CD時代になってしまい見かけなくなってしまいました。
室内楽版は、DECCAのウィーン八重奏団の方を買ったのでした。(これはレギュラー価格の2000円盤でした・・・・・) 懐かしいです。

なるほど、さすがにフィリップス、録音はエエですか・・・・・・・。
どこかで、また出会うかもしれませんね。
ありがとうございました。

>あるべりっひ 様
こんばんは。コメント感謝です。
おおっ! さすがに、あるべりっひさんはライナー/シカゴですか。
ライナーにディヴェルティメント第17番の録音があることを、知りませんでした。ライナーのレパートリー、広かったんですね・・・・・。

ボスコフスキーは、レコードで持っていたと思います。ウィーン・モーツァルト合奏団を振って、雰囲気豊かなイイ演奏でした。
少しムード音楽的なところもありました。

コメントをありがとうございました。いつもお世話になります。

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