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ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」 ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレ

ネット購入で、ノートPCのHDDが届きました。今日から再設定です。
しかし、安くなってますね。80GBで7000円くらいで買えるんですね。
2.5インチのノート用HDDでも1GB100円を切っています。驚きであります。
昔、一太郎Ver5を使うのに外付けHDDが必要になって、これが今思えば高かった・・・ICMの500MBのHDDが5万円したはず・・・・500GBじゃない、500MBでっせ(^^ゞ
いや、もう隔世の感であります。・・・と、これ以上書くのは止めましょう。トシですなぁ。

さて、今日は古今無双の名曲を。

ベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。

渋く黒光りのするベートーヴェン。
独シャルプラッテンの録音は、いたずらに華美にならず、渋く落ち着いた音でこの名曲を聴かせてくれる。重心が低く、質実剛健なベートーヴェン。そして、素朴で飾り気のない、それでいて暖かくどこまでもクリーミーな管弦楽が聴ける。

ドレスデン・シュターツカペレは、いつもの通り個々の楽器がよく溶け合ってまろやかな響き。
ブロムシュテットの指揮は自然で端正なもの。伝統様式にのっとったものだと思うが、低音をドンドン鳴らすかつてのドイツ風の塩演奏とは一線を画している。やや軽いところもある。重厚ではあるのだが、軽く爽やかに抜けるようなベートーヴェンとでも云おうか。
そして、堅牢にして堅実なベートーヴェンでもある。
いかにもブロムシュテットらしく、真摯であって、ひたすら作曲者に奉仕する、作曲家の意図を具現化しようとする、そんな情熱を感じる。

第1楽章は、どこからどう見ても格調高い演奏ぶり。
第2楽章は、強弱の対比が鮮やかで、カッチリした構成の演奏。フォルティシモの爆発力、音の引き延ばしは印象的。
第3楽章は、中庸のテンポで穏やかな演奏。ドレスデン・シュターツカペレの響きがクリーミーで心地よい。特に、フォルティシモでの豊満な響き、ゆったりとした大らかな音は抜群によい。
そして見事なフィナーレ。金管と弦楽セクションがよく溶け合って、アンサンブルも極上、着実にヒタヒタと感動が押し寄せてくるような演奏。劇性よりは、音楽の構成や安定感に力点を置いた演奏と思うが、ドレスデン・シュターツカペレの好演もあって、実に格調高い、正統派の「運命」になっている。

録音は上々で、ドレスデン・シュターツカペレの響きが十全に発揮されているものになっている。
全集は超激安の廉価盤であります。


★「運命」の自己リンクです★
●スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレ
●ベーム/ウィーン・フィル
●ジンマン/チューリヒ・トーンハレ管
●マゼール/ウィーン・フィル
●クレンペラー/ウィーン・フィル
●ジュリーニ/ロサンゼルス・フィル
●カラヤン/ベルリン・フィル(1977年録音盤)



AUTHOR: hiromk35 DATE: 05/26/2007 08:09:53 おはようございます。
80GBですか! 私のノートパソコンは、買ったときに20GBのHDと聴き「こりゃー、一生かかっても使い切れないワイ」と思ったのですが、それがもう満杯。外付けHDDを追加購入してなんとか凌いでいる有様です。

「運命」はいまや二から三年に一度聴くこともあるかナ、といったご無沙汰関係にあります。それがたまたまこの二三日の間に聴きなおしたばかりでした。このたぴ新規購入のオリジナル紙ジャケCDでセル/クリーヴランドで、です。それと対極的位置にあると思われるフルトヴェングラー/ウィンフィルのスタジオ録音を。両者の解釈や姿勢などについては言い尽くされていることですし、省略しますが、これはも~、どちらも凄いとしか言いようがない!と、改めて感銘しました。
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コメント

>Verdi 様
こんにちは。コメント感謝です。ありがとうございました。
ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレ盤は、様々なレーベルで出ていますね。僕は徳間音工の1万円盤LP全集でも持っています。
昔から好きな全集です。

でも、新装開店パチンコ店なみですね。
昔はよくしました。保留玉連チャン機では、だいぶ稼がせてもらいました。
我が家のCDのマーラー全集は、その賜物であります(笑)

あ、ボクは今でも一太郎です。2007になっても使い続けるワープロ右翼であります。
表計算はEXCEL、プレゼンはPowerpointなのに・・・・(^^ゞ

こんにちは。
このセット自分も買って全曲聴きました。久しぶりに未聴でないCDについて書かれてて嬉しいです。
演奏内容は文面に書かれてる通り全く素晴らしいですね。5番もそうですが全曲とも粒が揃った演奏で特に7番はマイベストです。
細かいことは殆どおっしゃってくれたのでひと言だけ。「ゾンダーマンのティンパニは凄い」。おそらくブラインドテストしても誰だか分かるユニークな音色ですね。
音質についてはちょっとドライな感じがしますがほぼ満足しています。
しかしURLにHP貼っときますがキングレコードから非常に悩ましい物が出ました。発売後の評判もいいみたいです。
今の時代にしてはちょっと高価ですが帰国の際試しに2,3枚買ってみようと思っています。


こんにちは。いつも楽しく読ませていただいております。

この全集は激安でしたので見つけた瞬間に買ったのを覚えております。

ペーター・ダム(ホルン)が大好きで彼の出演していた70年代のCDは
とても貴重なのでこの値段でありながら「お宝」ですね。

全曲が素晴らしい演奏ですが個人的には3番、8番が好きです。

ティンパニの締まったサウンド、木管楽器の極上な美しいハーモニーもポイントです。

30年前の録音にもかかわらず状態も良く、LP時代の暖かい肌触りが心地よいほっとさせる録音でクラシックの全盛期はこの頃かななんて思います。
最近は録音も少なくレーベルは不景気ですが例えば20年後に「2000年代はよい録音がない」なんていわれないように頑張ってもらいたいですね。

こんにちは。
古い雑誌、別冊FMfan39号、を読み返していたら和田則彦氏による1万円のLP全集の紹介記事がありました。1983年に発売されたのでもう24年前の話しで1万円でも立派な廉価盤だったのです!
私は丁度CDへの転換期だったので見送った覚えがあります。
後年ベルリン・クラッシックのCDを6000円くらいで購入できて喜んでいましたが最近の価格にはただただビックリです。

こんばんわ。
まさにクラシックに馴染む前から知っていた曲。当然最初に買ったクラシックのレコードはこの曲でした。LP2枚組で第9番『合唱』とカップリングされたオーマンディ/フィラデルフィア管でした。その頃は初めて買ったので何度も何度も聴きましたっけ。懐かしい思い出です。
CDになってからは、数えたら10種類のものを持っていました。主にケンペ盤(2種/ミュンヘンPOとチューリッヒ・トンハーレともに1971年)、ハイティンク盤(2種/ACO1986年とロンドン響2006年)、セル盤(クリーヴランド管1963年)などで聴きことが多いです。
ドレスデン・シュターツ・カペレは好きなオーケストラなので、出来ればハイティンクで聴きたかったのですが、望みは無いですかね。今度移ったシカゴ響ででもいいですが。。。

mozart1889 、ごめんください。僕もこの演奏LP時代からの愛聴盤で、今は記事でお書きのCDで聴いています。ブロムシュテットとドレスデンの良く練り尽くされたベートーヴェンは本当に魅力的です。ドレスデンはコリン・デイビスとの全集も買ってしまいました。こちらは更にふくらみのある響きで、味わい深いですね。ドレスデンは自然体の指揮者と相性が良いですね。ブロムシュテットと録音していた頃のドレスデン… 今でもあこがれています。

>シャム猫 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
おお、おっしゃるとおり、「ゾンダーマンのティンパニは凄い」ですね。彼の存在感は、ホルンのペーター・ダムとともに、大きなものでした。
ドレスデン・シュターツカペレを聴く楽しみの一つでもありました。実に同感です。

ブロムシュテットの7番も素晴らしかったですね。特に終楽章が熱い演奏だったと思います。エネルギーが爆発するような、凄まじい演奏でありました。

>ニョッキ 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。
クラシック音楽の新譜にイイものがありませんね。思えば、1970年代から80年代末くらいまでが、クラシック音楽の録音の全盛期だったのかもしれません。あの頃は録音も多く、名演奏が次々に生まれていましたね。

さて、ブロムシュテットのベートーヴェンはLP時代からの愛聴盤です。最も好きなのは6番「田園」です。大好きな演奏なんですがまだエントリーしていません。
ニョッキさんご推薦の3番と8番、聴き直してみたいと思います。
ありがとうございました。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
1983年当時ですから、1万円は、まだまだ高価でありましたし、なかなか手が出ませんでした。この全集は思い切って購入したものです。
徳間音工は時々1000円盤などを発売してくれて、助かったものです。

今や激安廉価盤。2000円しないんじゃないですかね。
スゴイ時代になったもんです・・・・・・・。

>ひろはや 様
こんばんは。コメント感謝です。有難うございます。
「運命」は僕も沢山持っています。ついつい買ってしまう名曲です。あの終楽章の勝利の行進は、いつ聴いても興奮します。
ケンペ/ミュンヘン・フィルやハイティンク/ACOの演奏は僕も大好きです。ケンペのは回顧録風、ハイティンクのは格調高い模範的な名演だったと思います。
あ、セルの圧倒的アンサンブルもありましたね。

ドレスデン・シュターツカペレの「運命」は、このブロムシュテット盤と、もう一つ、コリン・デイヴィス指揮の全集(フィリップス)もなかなかエエです。
気に入っています。

>kazu9410008 様
こんばんは。コメント感謝です。どうもありがとうございます。
ドレスデン・シュターツカペレのベートーヴェンは、このブロムシュテット盤とC・デイヴィス盤で聴いています。デイヴィス盤は、ドレスデン・シュターツカペレの音を前面に押し出してくるような演奏で、ふっくらと暖かい響きが実に良かったですね。

kazu9410008 さんのブログにもお邪魔させていただきます。
どうもありがとうございました。

こんばんは。
『運命』と言えば、年少の頃自宅にあった『名曲全集』のレコードをポータブル・プレーヤーで聴いてました。演奏はライナー&シカゴ響でした。
ブロムシュテットのこの演奏は本当に爽やかで気持ちがいいと思います。N響で聴いたベートーベンとちょっと印象が違い驚きでもありました。N響の時はもう少し重厚な感じがしたのですが・・・。
最近は、少し前に入手したカイルベルト&バンベルク響の『ゴリゴリ』した演奏を楽しむ機会が多いです。

>あるべりっひ 様
こんばんは。いつもお世話になります。
N響でのブロムシュテットは、放送でよく聴きました。実演でのベートーヴェンは聴いたことがないんです。惜しかったなぁ思います。聴いておけば良かった・・・・・。

カイルベルト盤はドイツ風のゴツッとした感じがエエですね。
今ではなかなか聴けない重厚さだと思います。同じ路線だとは思うんですが、コンヴィチュニー盤をよく聴いています。

ショップで見かけるたびに、あまりの安さに愕然として手が引っ込んでしまう。と、理由にもなんにもなりませんが、ずっと気になっている全集です。
先々月だったか、フリッチャイの運命を買いまして、その重さと暗さに驚きました。その口直しに買ってみましょう。(といってはフリッチャイに申し訳ないですが)

>e g u c h i 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
そうです、このブロムシュテットの全集はホンマに激安で、大丈夫かと思ってしまう価格なんです。
でも、よく揃ったイイ演奏だと思います。

フリッチャイのベートーヴェンは聴いたことがないんですが、「新世界」や「悲愴」は重量級でした。晩年は、フルトヴェングラーのような指揮者だったですね。

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