スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトのフルート四重奏曲集 バルトルド・クイケン(fl)・コレギウム・アウレウム団員

連休の最終日は、四国は雨でした。初夏の雨です。
我が家周辺の田んぼには水が入りましたので、早速カエルの合唱が始まっています。毎年のこととはいえ、自然の生命力はスゴイですな。早くもカエル集団の登場です。これから真夏まで、夜の静けさはなくなります。
でも、自動車の排気音や人々の嬌声よりはマシかな。都会に比べりゃ、静かなもんです。

さて、今日はモーツァルトの室内楽を聴きます。

モーツァルトのフルート四重奏曲集。
バルトルド・クイケン(fl)・コレギウム・アウレウム団員による演奏。
1975年11月、ドイツのシュヴェッツィンゲン・狩の間での録音。ドイツ・ハルモニアムンディ原盤。

フルート四重奏曲は全4曲。
1 フルート四重奏曲第1番ニ長調 K.285
2 フルート四重奏曲第2番ト長調 K.285a
3 フルート四重奏曲第3番ハ長調 K.Anh.171(285b)
4 フルート四重奏曲第4番イ長調 K.298

バルトルド・クイケンのフラウト・トラヴェルソの音色が、実に素朴でひなびていて味わい豊か。現代楽器のフルートを聴き慣れている耳には実に新鮮で清冽、清々しく聞こえる。暖かく、柔らかく、そして古拙・稚拙の美しさと云うべきか。
聴いていて微笑ましくなるような愛らしい音。

クイケンの技巧は確かなものだが、録音当時まだまだ若かったクイケンの華やぎも感じる。瑞々しく精気に濡れた演奏ぶり。
表現も多彩で、ニュアンスの表出も巧いもんだと思う。後年、押しも押されもしない大家に成長するバルトルド・クイケンの、若き演奏として注目していいかもしれない。

バックのコレギウム・アウレウム合奏団員の演奏も見事。ヴァイオリンは、フランツ=ヨーゼフ・マイアー。コレギウム・アウレウム合奏団のコンマスを長らく務めた名手が参加している。
オリジナル楽器の青っぽい響きが何とも爽やかで、清々しい。清涼飲料を飲んだときの、スーッと喉を通ってゆく快感。

録音も最高水準と思う。アナログ全盛期の柔らかさ。
残響成分がとても美しく、ステレオの前で目を閉じると、録音場所の「狩の間」で聴いているような錯覚に陥る生々しさ。
素晴らしい音で今も聴けると思います。



AUTHOR: シャム猫 DATE: 05/07/2007 13:12:17 モーツァルトの室内楽は名曲の宝庫でこの曲集も二十歳ちょっとの若書きですけど実にいいですねえ。
Bクイケン盤は未聴です。聴いてみたいです。バッハの音楽の捧げ物は持っててこちらも素晴らしいので。
自分の愛聴盤はペータールーカスグラーフがフルートを吹いてたLPなんですが今は実家の押入れの中にあり自分は異国の地にいるので聴けません。
フルート協奏曲もよかったなあ。CDが出たって話きかないけどあったら欲しいなあ。
スポンサーサイト

コメント

>シャム猫 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
ペーター・ルーカス・グラーフは、懐かしい名前ですね。僕はスイス・クラーヴェス盤でバッハのフルート・ソナタ全集を愛聴しています。グラーフにモーツァルトのフルート四重奏曲の録音があったんですね。知りませんでした。きっと誠実なイイ演奏なんでしょう。

シャム猫さんは異国暮らしでしたか。故郷への思いは格別のものがあるでしょうね。お元気でお過ごし下さい。

>hsm 様
こんばんは。コメント感謝です。
今日の四国は蒸し暑い一日でした。風は心地よかったんですが、早くも夏の蒸し暑さ到来という感じの日でした。
ピリオド楽器のひなびた暖かさはイイですね。ホルン協奏曲もそうですね。おっしゃるように、ニュアンスが多彩で面白く聴けますね。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
この曲、モーツァルトは気乗りしていないと僕も読みました。
でも、出来た曲は素晴らしいです。そこがモーツァルトの天才でしょうか。

爽やかで薫風そのものですね。おっしゃるとおりだと思います。
グラフェナウアーもイイですね。彼女のフルート協奏曲はよく聴きます。
ありがとうございました。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。