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「春の声~シュトラウス・コンサート」 ボスコフスキー/VPOのウィンナ・ワルツ集

春の声が聞こえます。だから、今日はウィンナ・ワルツ集です。

「春の声~シュトラウス・コンサート」と称した、ウィリー・ボスコフスキー指揮ウィーン・フィルの演奏。
1950年代から1970年代にかけての録音。DECCA原盤なので、おそらくソフィエンザールでの録音。
長いこと、LP3000円シリーズの、1970年代としては廉価盤だったものを聴いてきたが、今日はCDを取り出して気楽に聴いてます。

何を今さら、と云うべきド定盤のワルツ集。
しかし、これは何度聴いてもエエんだなぁ。ウィーン・フィルの音が、ふるいつきたくなるようなイイ音であって、指揮はイキでイナセなボスコフスキー。
このウィーン・フィルの魅惑的な響きに浸っていると、それだけで幸福になってしまう。
テンポといい、リズムといい、心地よいことこの上なしだし、ここぞでのルバートがまたカッコよく、垣間見せる粋な表情は微笑みをたたえて、陳腐な言い方だが、それこそ筆舌に尽くしがたい。

ウィーン・フィルの音は優美で優雅で、しかもしなやかな弾力と清の強さもある。さらに軟体動物のような柔らかさもある。繊細な響き、ニュアンス多彩な音色も最高。まあ、これほどのオケはあるんかいなぁと思いつつ、そのオケが親しみやすいワルツを演奏するのだから、これはたまらん。

「美しく青きドナウ」など、ワシらが音楽と云わんばかり。楽しんで演奏しているのが伝わってくる。

「南国のバラ」の開始部分などは、ため息の出る美しさ。そして、ウットリするような音楽の運び。微妙に音がずれる(ずれるように演奏しているんだろう)ところも、たまらない魅力。ヴァイオリンの艶やかな響きはもちろんだが、金管群のオシャレな響きも素晴らしい。こればかりは、他のオケがナンボ真似しようとしたって、出来ないところだろう。
「春の声」も同様の鮮やかさ。ヴァイオリンのキュッ、キュッという軽く艶やかな音は、「小股の切れ上がった女」のようなカッコよさ、あでやかさ。(表現が古いか(^^ゞ)

「ウィーンの森の物語」、チターは名手アントン・カラス。「第三の男」を思い出す。
そして「皇帝円舞曲」に「こうもり」序曲も、一気に楽しみました。
手拍子で一緒に踊りたくなる楽しさ。
ウキウキするような音楽ってのも、エエもんです。

DECCA録音も優秀です。今も鮮やかな音でVPOを聴けます。
録音年の間隔があいているようですが、音は一様、さすがです。
バラツキがありません。


AUTHOR: hiromk35 DATE: 04/24/2007 10:35:00 ボスコフスキーさん弾き振りは、TVで観るニューイヤーコンサートの楽しみでしたネ。懐かしく思い出されます。

話し変わって・・・。NHKTVで地方オーケストラの苦しい状態が放映されたことがあったのですが、紹介されたのが「ニューフィル千葉」というオケ。聞くも涙の物語。「我が地元のオケだよ。こりゃ~応援せにゃならんネ」と出かけましたよ、ニューイヤーコンサートへ。指揮は大町陽一郎さん。
演奏開始。これが意外に(失礼)うまい。アウフタクトからそっと入ったあとは弓の根本から先まで使った大胆な全弓で歌い上げて、こちらの身体も揺らぎ出しそう。コンサート・ミストレスは色白かつスリムな美人系で、これにも感銘しましたよ。最近の地方オケのレベルアップぶりは凄いですね。すっかりファンになってしまいました。
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コメント

>hiromk35 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
「クローズアップ現代」だったでしょうか、オーケストラ運営(経営)がしんどいこと、見ました。大阪センチュリー交響楽団などが出ていましたが、地方オケはどこも大変なようです。
しかし、生演奏は何物にも代え難いです。音が素晴らしい。
いくらターンベリーが良いスピーカーとはいえど、ナマの音には勝てません。地方オケには頑張って欲しいです。
愛媛には殆どない(演奏会もないです)のが残念です。

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
天ぬきさんは、入門がウィンナ・ワルツ集だったんですね。

ワルターのウィンナ・ワルツは聴いたことがないです。往年のSP盤の中にあったなんて、なかなかエエですね。
春日八郎や美空ひばりは少々知っております。
リタ・シュトライヒも名前だけは知ってます。でも聴いたことがないです。
有名な人ですよね。ちょっとついていけなくてスミマセン。

>hiromk35 様
どうぞどうぞ、横レスしてください。

リタ・シュトライヒは名前しか知りません。往年の名歌手だとは思うんですが・・・・・・こればかりは、どうもついて行けず、スミマセン。

今晩は、
このLPは長年、聴き込んだ、思い出の盤です。
1曲?モノラル録音があって、音が冴えなく不満だったのを
記憶しております。
ボスコフスキーが晩年?SKDを振った、ロザムンデ他もオケが
良く鳴って、イイ演奏ですね。

>ドレドレ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
これは懐かしいLPですね。ボスコフスキーにはホンマに楽しませてもらいました。感謝してます。
晩年のロザムンデ、聴いたことがありません。SKDを振っているのなら、是非その音を聴いてみたいですね。

どうも我が家にはウィンナ・ワルツ集は1枚も無いようなので、今日中古CD店で買ってきました。

フリッツ・ライナー/CSOのリビング・ステレオ盤。
シュヴァルツコップが無人島に持って行きたい一枚だとか。
「バラの騎士」のワルツが、さすがにR・シュトラウスを得意とするライナーらしい名演だと思います。
他の曲も思いのほか柔らかく、ライナーの隠された一面を垣間見たような気がします。
録音については、RCA全盛時のリビング・ステレオ盤ですから、文句のつけようが有りません。

>Summy 様
コメントを有難うございました。
ライナーのウィンナ・ワルツ集も良いらしいですね。聴いたことはないのですが、RCAのリビングステレオ盤は音が良いと評判ですね。
このブログのコメントでも、随分、推奨の言葉を頂戴しております。

我が家にはRCAのレコード・CDがあまりありません。廉価盤に熱心でなかったせいでしょうか、アメリカ系のアーティストが多いせいでしょうか・・・・・ですからライナーの演奏はあまり持っていないんです。ハイフェッツの伴奏とか、新世界・悲愴くらいです。

Summy 様 よくぞライナーを。嬉しさのあまり、J.シュトラウスのワルツ&ポルカの極私的フェイヴァリッツをピックアップしてみました。
ウィーン気質 F.ライナー/シカゴ響 本場顔負けの艶やかさ。アウフタクトからの「入り」は天下一品のお色気
皇帝円舞曲 カラヤン/ベルリン・フィル ハプスブルクへの郷愁がいっぱい
ウィーン森の物語 クナッパーブッシュ/ウィン・フィル 無骨な顔からは想像もできないようなお色気
うわ言 カラヤン/ウィン・フィル カラヤンお気に入りの一曲
酒・女・歌 ボスコフスキー/ウィン・フィル これに限らず、ボスコフスキーは聴く者を幸せにしてくれます
雷鳴と電光 カルロス・クライバー/バイエルン国立歌劇場管 「こうもり」の挿入
観光列車 ボスコフスキー/ウィン・フィル 汽笛の音が~
狩 ボスコフスキー/ウィン・フィル 鉄砲の音が~

>hiromk35 様
おはようございます。
私的フェイヴァリッツのウィンナ・ワルツ集、ありがとうございました。
挙げられているクライバーとカラヤン、クナッパーツブッシュの演奏、ボクも大好きです。
ありがとうございました。

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