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モーツァルトのピアノ協奏曲第27番 K.595 シュミット(Pf)・マズア/ドレスデンPO

春雨の中、自治会の会費などを集めておりました。
今年は我が家に役員が当たる年、区民運動会やお祭りなどのお世話をしなくちゃいけません。昨日はノンビリと、暖かい雨の中、地域を歩きました。
新緑が雨に濡れて、田舎らしい美しさでありました。田んぼも今年の準備が進んでます。春です。

さて、今日はモーツァルトのピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595。

アンネローゼ・シュミットのピアノ独奏、クルト・マズア指揮ドレスデン・フィルの演奏。
録音は1970年~77年頃、ベルリン・クラシックスから出た輸入廉価盤のCD10枚組全集からの1枚。この全集は激安もさることながら、どの演奏も粒ぞろいで質が高いのがイイ。録音も穏やかで豊かな残響を楽しめるもの。

この人はいいピアニストだったと思う。モーツァルトのピアノ協奏曲全集はその代表盤と思うが、どの曲も滋味あふれる佳演だった。

この第27番は、シュミット女史にしては力が入った演奏。他の演奏では、淡々と優美に弾くことが多かったが、ラスト27番は少し力みが聞こえる演奏になっている。
タッチは力強く克明。一音一音しっかり弾いている感じ。特に一拍目が強い。

モーツァルト最後のピアノ協奏曲。白鳥の歌のような曲、色で云えば純白のイメージ。彼岸の世界を表現しているような独特の曲想。
ギャラントな雰囲気は消えて、枯淡と云ってもいいような演奏がこの曲には多かった。

それだけに、(しかもシュミットだけに)、この力強さは特徴的だと思う。

ドレスデン・フィルの音が素晴らしく(ルカ教会での録音が効いている)、聴きごたえがある。何とも心地よく落ち着きのある音で、ドレスデン・シュターツカペレの音に近い。楽器の融け合いが美しく、優しい響きが全く印象的。
マズアの指揮は平均点的。可もなく不可もなしと云うべきか。テンポは中庸だが、時々個性的なアクセントがある。東独の実力者なのだろうが、僕にはちょっと、よく分からない。

第1楽章からフィナーレのロンドまで、克明で力強い演奏。早春の喜びというよりは、春たけなわの明朗さという感じ。

ピアノの響きは、よく粒が揃ってとても綺麗。
面白く、素敵な協奏曲に仕上がっております。




AUTHOR: hiromk35 DATE: 04/23/2007 09:31:53 アンネローゼ・シュミットのモーツァルトはいいですね。凛としていて清冽な演奏で。クルト・マズアの指揮は「一本調子」とか「大根!」とか、いまひとつ評判がよくないようですが、この協奏曲集の指揮ぶりは好きですよ。でしゃばりすぎず、引っ込みすぎず、わざとらしい作為もなく、愉悦感が溢れているし、だいいちピアノとの呼吸がピッタリだよ、と。
 中でも中期の10番台が特によいと思いますが、どうでしょう? 特に17番ト長調K.453などが大のお気に入りで、幸せを感じますヨ。
それにしてもこんなに激安でいいのかね?と、そらおそろしくなります。
いつまでたってもビンボー性の抜け切らない私でした。
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コメント

hiromk35様
この曲に限りませんが名曲を聴くと漠然と思うものがあります。
文才の無い私にはそれをうまく文章にはできませんが。。。^^;
貴殿のコメントを読ませていただいて
そうだ、そうなんだ、と思った次第です。
エドシェークの演奏はさしずめ「あちらの側」にいけない、浮世に未練たっぷりの演奏でしょうか??

K453、私も大好きです。
オペラ・ブッファがそのまま協奏曲になったようで、ホント聴いていると幸せな気分になります。

シュミットのモーツァルトは、昔廉価盤で買った20、21番と、19、26番の2枚を持っています。かっちりとした演奏だった記憶があります。
CDだと確かに恐るべき値段で出てますね。

27番はバックハウスとハスキルの演奏で持っています。
どちらも随分古い録音です。
この曲はブレンデルの演奏で聴いてみたい気分です。

こんばんは。

昔々、アンネローゼ・シュミット女史のソロコンサートに接しております。演奏内容よりその美形と長いブロンドヘヤーが、年少の私に『憧れ』の気持ちを抱かせました。女史に対しては、あの時のまま時間が止まっています。
少ない小遣いで、モーツアルトの協奏曲集を何枚か購入しそれが今の糧になっていると思います。今は、格安CD全集で楽しんでいます。このCDも素晴らしいルカ教会の響きに満たされており、幸せに思います。

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
シュミットのモーツァルト、おっしゃるように10番台が軽やかで清冽、心地よい演奏でイイですね。17番・・・・・こんど気をつけて聴いてみます。
ありがとうございました。

マズアの指揮は、やはりよく分かりません。マズア/LGOのベートーヴェン全集(旧盤・フィリップスからの全集です)を聴いてピンと来なかったこと、アンサンブルが雑で、音も良くなかった・・・・・のが、よく分からない要因だと思うんですが・・・・。
今度、注意深く伴奏を聴いてみますね。ありがとうございました。新境地開拓です(^-^)。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
出ました、エドシェーク・・・・・! さすが天ぬきさん、エドシェークと呼びますね。
エリック・ハイドシェックですね。あのピアノ協奏曲集は、東芝のセラフィムの緑の廉価盤LPで、何度も聴きました。23番は今も最高の名演と思います。ヴァンデルノートの指揮も素晴らしかったですね。

大好きな演奏、ありがとうございました。

>Summy 様
おはようございます。コメント感謝です。
シュミット盤は、ルカ教会の録音が素晴らしく、聴いていて心地よい演奏になっています。ドレスデン・フィルが、まるでシュターツカペレのように響きます。全集が激安、イイ時代ですね。

バックハウス盤はシューマンとのカップリングで聴いてます。
枯淡の境地が素晴らしい演奏でしたね。ベームのバックも良かったです。
ブレンデル盤はマリナー/アカデミー室内管とのフィリップス盤で聴いていますが・・・・・(しばらく聴いていないので、忘れました(^^ゞ) すみません。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもお世話になります。
シュミット女史の実演!・・・・・そうですか、美人でしたか。そうでしょうね・・・・写真で見ても本当に綺麗な女性ですもんね。
エエですね。羨ましいです・・・・

ルカ教会の響きが素晴らしい全集ですね。激安なのもスゴイ・・・・イイ時代に生きていることを実感します。有り難いことやなぁと思います。
安いからと放り出さずに、大事に聴いてあげたいです。

>hiromki35 様
あ・・バレンボイムの旧盤もエエですね。イギリス室内管のバックも素晴らしいです。
なるほど、彼岸と此岸・・・・言い得て妙ですね。
最後のロンドなど不滅の演奏と思います。

ありがとうございました。

こんばんは。
シュミット/マズアの21番をLPで聴いてみました。
やはり少し硬質の演奏に感じます。
左手のタッチが強めで、メリハリが効いているせいかも知れません。

僕はもう少し柔らかな印象のモーツァルトが好きです。
録音は非常に鮮明で、当時の日本コロンビアに共通する寒色系の音に仕上がっています。
CDだと印象が違うかもしれません。

>Summy 様
おはようございます。コメント感謝です。
僕もLPで、シュミットの21番は20番とのカップリング1300円廉価盤LPで持っています。オイロディスク(DENON)のもので、ザンデルリンク/SKDのブラームス全集などと同時期に発売だった物と記憶しています。
ザンデルリンクのLPがパサパサしている感じだったので、残念だったんですが、シュミットのはそう思いませんでした。
ただ、CDの方が音が良いように思います。
演奏は、清潔でしっかり克明に弾いてますね。

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