スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番 K.458「狩」 ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団

夜はまだ冷え込みます。
年度初めの仕事の山もようやく一息ついたかいなぁ・・・・・・・と思ったら、連休前に片付けなければいけない仕事がまたドンとやってきました。ヤレヤレであります。

さて、今日は室内楽をモゾモゾ聴いております。

モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458「狩」。
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団の演奏。
1990年12月、ウィーンでの録音。

タワーレコードが発売しているウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団の8枚組BOXセットからの1枚。モーツァルトやハイドン、シューベルト、ブラームスの室内楽の選集で、なかなか聴きごたえがある。
すでにベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集も同じ8枚組で出ており、いずれも6000円なので、廉価盤であります。

「狩」を聴くのは楽しい、冒頭のあのヴァイオリンの下降してくる弾むような旋律が耳に入ってくるだけで、心も弾んでくる。
鳥の囀りを思わせるヴァイオリンのトリル、ヴィオラの音色の渋さ、チェロの響きの豊かさ。いずれも計算され尽くした見事な室内楽だと思う。
(いや、モーツァルトの天才は、計算などこざかしい人間業を行うはずもないか?)

キュッヒルのヴァイオリンはとても綺麗。
優しく典雅なウィーンスタイルに、厳しさと格調とを加えたような演奏ぶり。しなやかで流麗なヴァイオリンの中に、凛とした潔さを感じる。

第1楽章のアレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイは全く快活爽快な演奏。アンサンブルも緊密で、聴きごたえ十分。キュッヒルのヴァイオリンはもちろん爽やかで素晴らしいし、ハインツ・コルのヴィオラがイイ味わい。やや控えめながら、存在感のある渋い音色で2本のヴァイオリンを下支えしている。

第2楽章は遅めのテンポ。メヌエットがクッキリと響く。

第3楽章はアダージョ。ハイドンセット唯一のアダージョ。
これはこの演奏の白眉かな。モーツァルトの憂愁と思索が聞こえてくるような音楽になっている。
アンサンブルがよいので、響きが透明。研ぎ澄まされた理性というべきか、理知的な演奏というべきか。

第4楽章アレグロ・アッサイは爽快躍動鮮烈な名演。
ああ、「狩」を聴く楽しさ、ここに極まれり。


録音は抜群であります。
室内楽の楽しみを最高に味わえる名録音。透明度、広がり、残響どれをとっても最高水準と思います。

演奏も録音も爽やかな8枚組のセット。ボチボチと聴いていきたいと思います。


AUTHOR: 天ぬき DATE: 04/20/2007 11:09:58 おはようございます

スメタナ四重奏団。DENONのPCM録音を謳い文句にしていたLPが最初でした。その頃は標題のついた曲がいい曲なんだと勝手に思いこんでいたもので、A面の狩ばかりを聴いていました。
暫らくしてからB面のK421を聴いて呆然とした思いがあります。
スポンサーサイト

コメント

モーツァルトはもう少し編成の大きなディヴェルティメントなどを聴くことが多く、弦楽四重奏は14、15番しか見つかりませんでした。
カール・ズスケ率いるベルリン四重奏団で、昔コロンビアから1300円で出ていた廉価LPです。
このジャンルは、バルトーク、スメタナ、ドヴォルザーク、ボロディンなど東欧系の曲ばかり聴いています。モーツァルト、ベートーヴェンは老後の楽しみに取っておくつもりです。

そうそう、先日買ったセルの「エロイカ」の中古LPですが、今日水洗いして聴き直したところ、凄い音で鳴ってくれました。低弦がうなりを上げて響き渡ります。高域も刺激的にならず、アナログの醍醐味を味わえます。
たった300円でこれだけ鳴ってくれれば大満足(^^)

我が家の装置は、セルの録音とは相性が良さそうです。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
スメタナSQの「PCM録音」、懐かしいですね。DENONはあのころ頑張っていました。
B面はK.421でしたか。「狩」ばかりではなく、他の弦楽四重奏曲も素晴らしです。

いや、モーツァルトは何でも素晴らしいんですけれど。

>hiromk35 様
おはようございます。コメント感謝です。
ジュリアードSQは持っていないんですが、アマデウスSQはCD初期に全集で買いました。DG盤です。柔らかくしっかりとした演奏で、ウィーン情緒も漂わせる名演だったと思います。

ズスケSQの演奏、これを聴いてみたいんです。ベートーヴェンとモーツァルトのBOXセットが廉価盤で出ていますので、入手したいと思案中です。

>あるべりっひ 様
コメントを有難うございました。
ご存じのように、実は僕も室内楽は苦手です。オーケストラ曲が好きで、渋い室内楽は敬遠してきました。
セット物は幾つかありますが、棚上げ状態です(^^ゞ。

でも、トシのせいか、この頃そういう渋いのがよくなってきました。宇キーン・ムジークフェラインザールSQの2つのボックス、イイ音で楽しめました。オーディオ的に言うと、響きの余韻が楽しめますね。

>Summy 様
おはようございます。コメントを有難うございます。
東欧系の弦楽四重奏曲は、ドヴォルザークにスメタナ、ボロディンがエエですね。バルトークはアルバン・ベルクSQのがありますが・・・・・殆ど聴きません。バルトークは難しいです。
ベルリンSQというのはズスケSQでしょうか。これ、ボックスの廉価盤、欲しいんです。

ところで、セルのLP、「低音がうなりを上げて」・・・エエですね。セルとの相性がイイのは羨ましいです。我が家のラックスとターンベリーはイマイチのようです。

mozart1889様もベルリン(ズスケ)SQにご注目とは嬉しいかぎりです。
モーツァルトもさることながら、ベートーヴェンがさらに快演!と思います。決して声高には泣き叫ばないのですが、深いところをゆすってくれます。

それにしてもこの時期のドイツ・シャルプラッテンには名盤が多いですね。音もスッピン美人ふうの私好み。これらの中古CDは格安で並んでいたので、一時は集中的に集めましたよ。

>hiromk35 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
ズスケ(ベルリン)SQのベートーヴェンは、ネットでは評判高いですね。
ドイツ・シャルプラッテンでのレコードやCD発売当時は、雑誌等ではあまり話題にならなかったと思うんですが、どうしてどうして、愛好している方が多いようです。
となると、気になります。聴いてみたくなります。欲しくなります。

・・・・・ということで、現在探しております。どうも、HMVのサイトでは入手困難とあるようですが、まあ気長く探してみます。オークションなどにも出てきそうですしね。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。