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ムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲「展覧会の絵」 アバド/ロンドン響

花冷えです。寒い春の一日でした。
新年度の激務は続きます。周囲で異動が多かったので、やや仕事に支障を来してますな。新人さん、転任さんに早く仕事を覚えてもらわなくちゃね。

さて、今日はオーケストラ曲の名曲を。

ムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲「展覧会の絵」。
クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団の演奏。
1981年11月の録音。DG盤。
アバドにとっては初めての録音。(後年、ベルリン・フィルと再録音している)

アバドがまだ若く、将来を嘱望されていた頃のイキのイイ演奏。
ラヴェルよりムソルグスキー寄りの演奏で、ロシアの土俗的な雰囲気と、西欧的な洗練を加えたような演奏。
フランス的な軽さを表出したり、キラキラとした管弦楽を追求する路線ではなく、あくまでもムソルグスキーの原曲のロシア風のところ、荒々しいところなどが前に出てくる感じ。
ロンドン響は好調。音が輝かしく、しかも重い。ズシッと来る重量感がある。イギリスのオーケストラから、腹にこたえるような重量級の音を引き出すのだから、さすが、アバドやなぁ、ただ者ではないなぁ・・と初めて聴いたときは思ったものだ。

「プロムナード」はその最たるもので、金管の荒っぽさ、野太さなど実に雰囲気豊か。全体的には洗練された感じなのに、個々の音は、荒々しく逞しい。

圧巻は「バーバ・ヤーガの小屋」から「キエフの大門」に至るラストのところ。
管弦楽が強靱で剛毅に鳴り渡る。逞しく強い響き。金管などゴリゴリ鳴っている感じ。

アバドの指揮は端正なもので、楽器のバランスもよく、管弦楽はしなやかに流れるのだが、音の強さがこのムソルグスキーの特徴といえそう。

デジタル初期の録音ですが、そんなに硬くもなく聴きやすい音です。
アバドのロンドン響時代の録音は、概して聴きやすいものが多いんです。
アナログ的な良さを感じる音質とでも言いましょうか。




AUTHOR: ドレドレ DATE: 04/05/2007 11:03:49 おはようございます。
アバド・ロンドン響、LP時代愛聴したのは、「ロッシーニ序曲集」です。
DGとRCAと2種類、同時期に違う演奏盤があったのも、驚きですが、DG盤が好きでした。この序曲集で、アバドに対抗できる演奏家は?展覧会の絵は聴いていないのですが、ロンドン響は英国オケの中でも、重厚で、渋い響きも出せる印象があります。今はどうかわかりませんが。
展覧会の絵では、マルケヴィッチ・ゲヴァントハウス(ベルリンクラッシクス)
のCDをよく聴きます。
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コメント

調べてみると、「展覧会の絵」は結構ありますね。
ショルティ、アンセルメ、デュトワをCDで、マゼール/ニューフィルハーモニア、オーマンディ(RCA盤)をLPで持ってます。なぜかDECCAが多いです。
今ショルティ/シカゴで聴いていますが、さすがにオケはうまいです。
録音も迫力満点。

好きなのは、音色がゴージャスなオーマンディ盤ですかね。
ライナー/シカゴは是非聴いてみたい一枚です。

こんばんは。改めて宜しくお願いいたします。現在のマイベストになっているアバド・ロンドン響盤を取り上げて頂き、嬉しくコメントを書いています。キエフの大門でのトランペットの卓越した素晴らしさが気に入っています。まるでソロを吹いているかのように聞こえてしまうのは首席奏者のモーリス・マーフィーの音でしょうか。クライマックスで高音での持続音を朗々と吹く姿に感動を覚えます。アドルフ・ハーセスの名技が光るショルティやヤルヴィとのシカゴ響盤も好きなのですが、キエフの大門を聴き終えるとやっぱりアバド・ロンドン響盤に気持ちが傾きます。
アバド・ロンドン響時代の録音は自分も好きで、本日ビゼーのアルバムを買い直した所でした。オリジナルジャケットでの仕様を見るとついつい手が伸びてしまいます(^^;


>ドレドレ 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうそう、アバドにはロッシーニ序曲集という素晴らしい演奏がありましたね。DGとRCAに同時期に録音したのでした。懐かしいですね。今も愛聴してます。最高ですね。
これに対抗するとなると。。。。。難しいですね・・・・・エレガントさを追求したデュトワなどは違ったアプローチで面白く聴いてます。

ロンドン響は、渋い響きを出せるオケですね。英国オケではこことフィルハーモニア管が良いなぁと思っています。

>hiromk35 様
おはようございます。こちらにもコメントを有難うございました。
ライナー/シカゴ響、懐かしいですね。僕はいまだLPです。CDでは買い直していないのですが、50年前の録音とは思えないですね。
1950年代のRCAには名盤が多いです。まさに栄光の「LIVING STEREO」シリーズですね。
トレースはなかなか大変・・・・・同感です。LPの再生は難しいです。
だから安直にCDを聴いてます・・・・・・(^^ゞ。

>ryo 様
おはようございます。コメント感謝です。嬉しく思います。
カラヤンの新旧両盤、プレヴィン、ライナー・・・・・エエですね。

そして、デイヴィス/ACO盤! 挙げていただいて有難うございます。
これ、初出の時、高田馬場のBIGBOX内にあったビクターのショールームで試聴して(何故かビクターなのにフィリップスのレコード試聴会が多かったのですが)、とても感動し、しかもその後のプレゼント会で、そのLPが当たってしまった・・・・ビンボーだった学生時代の思い出も含めて、今も宝物のような1枚なんです。
嬉しいです。懐かしいです。今夜、僕も久しぶりに取り出してみようと思います。

>Summy 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕もDECCA盤を聴くことが多いようです・・・・・というのは、ショルティ、アンセルメ、デュトワ盤は、もうすでにこのブログにエントリーしています。振り返ってみて、ああ、自分はDECCAが好きなんだなぁと、改めて想いマイsた。
我が家の装置と相性が良いのかもしれません。DECCAの録音は、ホンマにハズレがありません。聞こえすぎる不自然さを時々感じますが、それでも自宅で聴く音楽としては素晴らしい録音だと思うんです。

>れお 様
おはようございます。コメントを有難うございました。

ロンドン響の首席奏者のモーリス・マーフィーというんですか。よく知らないんですが、確かに素晴らしい音ですよね。キエフの大門をこれだけ盛り上げてくれる高音は最高ですね。
アドルフ・ハーセスも好きです。シカゴ響を聴く楽しみはハーセスのトランペットにグレベンジャーのホルンの音に酔うことにもありますね。ショルティの演奏が我が家に多いのですが、それはシカゴ響だからということもあります。

ところで、アバド・ロンドン響のビゼーのアルバム、僕も欲しいです。これ、持っていないんです・・・・聴きたいです。

こんにちは。年度始めのドタバタをやっとこ振り切っています.....(^^;

アバドとロンドン響といえば、アバド初期の名タッグですね。
アバドを今のアバドたらしめた一連の名盤、「チェネレントラ」「セヴィリア」で、ベルガンサと「黄金のトライアングル」を組んだことで、後のスカラ座監督就任にも繋がったのではないでしょうか。この「チェネレントラ」と「セヴィリア」がなければ、今のロッシーニ復興の隆盛も無かったのではないかなと思います。


>Verdi 様
おはようございます。コメントを有難うございました。年度初めは忙しいですね。
アバドのロッシーニは「セヴィリアの理髪師」が愛聴盤です。ベルガンサが素晴らしいですし、アバドの指揮も瑞々しく精力的で、とても楽しく聴けますね。
おっしゃるとおり、アバドはロッシーニを盛んに録音していました。まさに隆盛の元祖でしょうね。

こんにちは。
懐かしい1枚ですね。レコード発出で購入し、初めて聴いた時、なんて渋い響きだろうと思いました。
ムソルグスキーに傾倒するアバドらしい「展覧会」だと思います。
カップリングが「ラ・ヴァルス」でしたが、ベルリンでの2度目の録音は、これまた渋いムルグスキーの作品でした。

>yokochan 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
アバドはムソルグスキーを大切にしているようですね。初録音だったロンドン響盤の渋い音響、荒々しい音は、大変特徴的でした。懐かしいです。
レコードのカップリングはラ・ヴァルスでした。

僕はベルリン・フィルのシェフになる前の、若々しく精悍なロンドン響時代のアバドが好きです。シカゴやVPOとも良い録音がありました。

はじめまして

>アバドのロンドン響時代の録音は、概して聴きやすいものが多いんです。

アバドの「展覧会の絵」は聴いたことがありませんが、機会があったら聴いてみたいと思います。

>チャーリー432 様
こんばんは。初めまして。ようこそおいで下さいました。
コメント、嬉しく思います。

アバド/ロンドン響の演奏ではストラヴィンスキーのバレエ三部作、ラヴェルの管弦楽曲集などが特に良いなぁと思います。ゼルキンの伴奏で、モーツァルトのピアノ協奏曲も良かったです。
1980年前後の、若々しいアバドが聴けると思います。

コメントを有難うございました。感謝です。

お世話になります。これ、いい演奏ですね。「ババ・ヤーガの小屋」のスネアの扱いに疑問点はあるのですが、当時のアバトの音楽、今でも大好きです。
一方私がロンドンSOの方に関心するのは、この録音の前年の80年4月、来日公演したチェリビダッケとこのオケが、同じ「展覧会の絵」を演奏していて(最近DVD化された)、これが完璧にチェリビダッケ色に変化した別な名演だった事です。当時のこのオケの凄いのは、指揮者により音色が全く変わる事。ヨッフム指揮のベートーヴェンでは見事にドイツ的な音色に変化しており、それぞれの指揮者で、まるでカメレオンのような変わりぶりです。
名手ぞろいの50年代のフィルハーモニアは、カラヤンからクレンペラーに指揮者が変わって解釈が変わっても、ここまで音色自体は変わらなかったのではないかと思いますが、カラヤンBOX聴かれて、どうでしたか?

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
チェリビダッケの来日公演では「展覧会の絵」や「シェエラザード」などが演目だったでしょうか。当時、大変な話題で、FM放送でエア・チェックした記憶もあります。
とにかく遅かったですね。あまりの遅さに、当時初心者だった僕は「なんじゃ、こりゃ」と思ったものでした。ロンドン響の音色まではもう思い出せないんですが、大変ユニークな演奏でした。
ロンドン響は、指揮者で音色が変わる、確かにスゴイオケでしたね。

フィルハーモニア管のカラヤンBOX、面白いです。楽しく聴いております。音色のことはよく分かりませんです。

MEKONG DELTA Pictures At The Exhibition

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 連休中に、“「熱狂の日」音楽祭2007”に誘ってくれた人が、チャイコフスキー、ラヴェル以外にも、ムソルグスキーを見て「展覧会の絵、良かったよぉ♪」と連呼していたので、それなら私も、と久々に聴いてみました。

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