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ブラームスの交響曲第1番ハ短調 クレンペラー/フィルハーモニア管

花冷えの寒さ。四国は夜来の風雨です・・・といえば「春眠暁を覚えず」でありますが、ワタシは早朝に目覚めます。目覚めてしまいます。トシですなぁ・・・・。
そのかわり夜はすぐに眠くなります。10時には床に入りたくなります。出来ればもっと早く眠りたいくらい。
明るくなると目覚め、暗くなると寝てしまう・・・・・・四国の島国田園田舎生活を満喫と言いたいところですが、仕事は激務です。この2カ月は全く忙しい・・・・・。何とかならんもんかいな。

さて、今日はブラームスの交響曲第1番ハ短調 作品68。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管の演奏。
1956年10月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。EMI盤。

第1楽章の冒頭から、ブラームスの1番交響曲らしく、ものものしい感じの開始。
ティンパニの強打が凄まじい。迫力満点。ズシッと来るのが心地よい。響きがこもり気味なのが残念だが、録音から50年経過したことを考えれば仕方ないかな。
テンポはクレンペラーにしては速め。推進力十分で、熱気に溢れている。フィルハーモニア管の奏者たちのヤル気が伝わってくる感じ。
ヴァイオリンの両翼配置が効いていて、掛け合いが楽しいし、音楽が徐々に盛り上がってゆく時の音の広がりが楽しめる。

第2楽章はオーボエの活躍が楽しめる。達者なソロだと思う。
この時期のフィルハーモニア管は概して木管が味わい深いようだ。そして弦の美しさも格別。特に音の持続感というか、音が伸びてゆくときの響きはとても美しい。
クレンペラーは旋律線を生かしながら、ノスタルジックな雰囲気を作り出してゆく。

第3楽章は余裕たっぷり。貫禄の演奏というべきかな。特に何もしていないようで、生まれてくる音楽は豊饒そのもの。ここでも、オケの巧さに感心する。

そして、終楽章の盛り上がり。グイグイと音楽が進んで、燃焼度も高い。
クレンペラーといえばクールな演奏、堅固な造形が特徴の指揮者だと思うのだが、ここではさすがに熱く燃え上がっている。オケの熱気もハンパじゃない。
フィルハーモニア管は全く好演。おそらく、当時、絶好調だったのじゃないかと思われる。ソロも巧い。コーダ近くでのソロ・ヴァイオリンの浮遊するような響きはたいそう魅力的だし、ホルンの懐かしさを誘う響きもこれまた美しい。

録音から50年。
さすがに音は古びてきた感じです。もともとブラームスの交響曲はそんなに鮮やかに鳴らない曲だとは思いますが、それにしても響きはくすんできている感じ。
ただ、演奏は素晴らしいです。
オケの巧さも感心しますしね。


AUTHOR: よし URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 04/04/2007 08:13:17 実はクレンペラーのブラームスは持っていないのですが十分想像がつきます。録音は問題にならない名演でしょうね。
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コメント

>天ぬき 様
こんにちは。いつもお世話になります。
クレンペラーのブラームス全集はCDでしか聴いたことがないのですが、CD初期のためか、音が硬い感じです。
セラフィムのLPで聴くのはエエでしょうね。分厚いアナログサウンド・・・・・僕は好きです。

こんばんは、
LP廉価国内盤(セラフィム)でクレンペラー・シリーズが出た時に
購入しました。ブラームス以外では、モーツアルト・29番の
交響曲が録音・演奏とも、自分の好みの中ではベストです。
このモーツアルトのフィルハーモニアは素晴らしいです。

こんばんは。
クレンペラーのブラームスは大好きで、LPで1番と4番、CDでは全曲を揃えています。
この1番は英EMIのART処理されたもので持っていますが、切れ込み鋭い素晴らしい音質で鳴ってくれます。
あとは国内版24ビットリマスタリングのCDですが、こちらの方がアナログらしい自然な音質のように感じます。

4番についてはURLでも書いていますが、LPの時点でなかなかの優秀録音と感じました。

こんばんは。また、お邪魔します。
『クレンペラー』素晴らしいです。クレンペラーの演奏を本格的に意識して聴くようになったのは、友人に紹介されたモーツアルトからでした。
老人の締りの無いインテンポを想像していたら・・・。素晴らしい演奏、素晴らしい録音のオンパレードです。
ブラームスの交響曲は幸い4曲とも英オリジナルで楽しむことが出来る幸せは言葉に出来ません。

>ドレドレ 様
こんばんは。コメント感謝です。
そうなんです、モーツァルトも評判良いですね。実は僕は聴いたことがありません。今度探してみます。29番ですね。
この時期のフィルハーモニア管は絶好調だったと思っています。腕達者で
味わい深い演奏が多いです。

>Summy 様
こんばんは。いつもお世話になります。
さすがですね。沢山持ってらっしゃいますね。僕は国内盤初期のCD全集(というか、1枚ものが4枚あるんですが)で聴いています。
熱気とスケール、クレンペラーらしい名盤と思います。
LPでも聴いてみたいと思います。
ありがとうございました。

>あるべりっひ 様
今晩は。コメント感謝です。
「LPでも聴きたいですね」とSummyさんのコメントに書き込みしていたら、何と、あるべりっひさんは英オリジナル盤ですか!
スゴイですね。オリジナル盤はなかなか入手しにくいんでしょうね。羨ましいなぁ・・・・・と言っても、僕の装置では十分な成果が得られないでしょうけれど・・・・・・(^^ゞ。
クレンペラーの演奏は素晴らしいです。ホンマの巨匠でありました。

こんばんは。
ちょっと気になってクレンペラーの「田園」をLPで聴いています。
例の家内が持参した全集に入ってました。
しかし、こればかりはワルターの名盤と比べると分が悪いですかね。
堂々としすぎて、ちょっと居心地が悪い。
音質もぼやっとしてます。

クレンペラーのモーツァルトは昨年集中的に集めました。
25、29、31、35、38、39、40、41盤です。
これは最新のARTリマスタリング版なので、音質もかなり良好です。
買ってから気付いたのですが、40、41番は家内持参の大全集に入ってました(^^;;
若い頃は、クレンペラーの良さは全然わからなかったということです。

>Summy 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
実はボクも若い頃はクレンペラーの良さが分からなかったんです。
ベートーヴェンは重々しく感じ、シューマンなども野暮ったい演奏に思えました。
クレンペラー/フィルハーモニア管のマーラー7番交響曲を聴いて衝撃を受け、以後、クレンペラーを沢山聴くようになりました。
モーツァルトはart盤ですね。探してみようと思います。
ありがとうございました。

クレンペラーに惹かれたなれそめは、ベートーヴェンの「英雄」でした。再生に苦労したフルトヴェングラーより音がよかったし、演奏だって風袋が大きいし、格調もけっこう高いし・・・。いまは国内盤のHS-2088シリーズでベートーヴェンの全集を聴いています。このシリーズ、悪口ばかりが聴こえていたのですが、ナニ、けっこう自然な好い音じゃない!?と気に入っています。
ブラームスはまだ聴いていませんが、いいでしょうね。mozart様からいただいた刺激が醒めないうちに探しに出かけてきます。

こんにちは。
春らしくなったかと思いきや昨日は寒かったですね。

クレンペラーのブラームス、56年の録音ということはHnはD.ブレインでしょうか。
同僚にA.シヴィルも座っていたような。
4楽章のHnの掛け合いは彼らによるかも知れませんね。
スパッと竹を割ったようなD.ブレインのHn良いですね。

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
僕も、hiromk35さんに同感で、HS-2088シリーズの音質はそんなに悪くないと思っています。ターンベリーと相性が良いのかもしれませんね。
クレンペラーの「英雄」や「運命」はさすがの貫禄で、素晴らしいですね。堂々としたベートーヴェンは、このごろ流行らないので、懐かしく感じてしまいます。
ブラームスも全曲とも良い出来だと思いました。

>hsm 様
おはようございます。花冷えの季節ですね。コメント感謝です。

そうです、そうです、クレンペラーが振っているフィルハーモニア管のホルン、デニス・ブレインにアラン・シヴィル・・・・かもしれないですよね。
だとしたら、凄いメンバーですよね。巧いはずですよね。

デニス・ブレインのホルンはまさに別格、モーツァルトのホルン協奏曲集はたまらない演奏です・・・・・。

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