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R・シュトラウスの管弦楽曲集 ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレ

次男坊が大学でパソコンが必要ということで、ノートパソコンを久しぶりに買おうと思っております。で、Web上で探してみたら、今や時代はVistaなんですね。Officeは2007になってるし・・・・。OSもアプリもどんどん新しくして、一緒くたにして買わせて・・・う~ん・・・・またもMicrosoftを儲けさせることになるのかと思うと、ムカムカしてきますな・・・・。ありゃ、OSはHomeBasicばかりだが、それじゃ、「エアロ」が使えないやんか。
手持ちのXPに2003をセットアップできるノートパソコンでも探そうかなと思いますが、時代遅れでしょうかね?入学祝いに新しいのを買わないのも変やしなぁ・・・・・。


さて、今日はR・シュトラウスの管弦楽曲集。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1989年2月、ドレスデンのルカ教会での録音。DENON原盤。
クレスト1000シリーズからの1枚。

一聴、その音のまろやかさに驚く。ほんのりと甘くまたほろ苦く、上質のチョコレートのようなまったり感。ああ、これぞ、ドレスデン・シュターツカペレの音。
いつ聴いても見事なアンサンブル、楽器の音の融け合い、味わい深い響き。

R・シュトラウスの管弦楽曲を聴くときの刺激音が全くと云っていいほど、ない。楽器のバランスや音量がちょうど良いのだろうが、ルカ教会の音響、楽器のブレンドも素晴らしいのだろうと思う。何とも云えない良い音で、耳をつんざくような金属音が皆無なのがスゴイ。
派手ではないし、聞こえよがしのところもない。それこそ、飾り気のない質朴な音なのだが、聴けば聴くほど、自然な感じで、肌に馴染んでくる音。
そして、初めに書いたように、甘かったりほろ苦かったり、実に味わい多彩の音。

「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」では、ホルンの見事な音が聴ける。力強く朗々と、しかも深々とした包容力のある音が素晴らしい。男性的な逞しさもある。ペーター・ダムのホルンだろう。
これに絡んでくるオーボエやフルートの可愛らしさも良い。ティンパニの堅実で多彩な音もイイ。弦楽セクションの柔らかくほの暗い響きも、この曲に落ち着いたドイツの伝統の重みを加えている。
ブロムシュテットの設計・演出もあざとくないもので、見通しの良い見事なもの。その棒に敏感に反応するドレスデン・シュターツカペレの素晴らしさは、今さら云うまでもない。

「メタモルフォーゼン」の哀しみは痛切。爆撃を受けたドレスデンへの作曲者想いを、奏者も共有しているような演奏。R・シュトラウスの書いた23声部の対位法も見事だし、美しくも儚い祈りのオマージュになっている。弦楽セクションの落ち着いた音、見事なホールトーン。
同様のことが「死と変容」でも云える。全く、美しさの極み。その美しさに、ちっともイヤミがなく、こうとしか表現しようがないといった迫力、切羽詰まった緊張感も感じられるのがイイ。誠実で、真摯な演奏というのは、いつ聴いても心地よいものだと思う。

録音は今も最高レベル。
ブロムシュテットがドレスデン・シュターツカペレと録音したDENON盤は、すべてが優秀録音と云って良いと思う。
我が家では相性抜群に良し。
最高の席で、SKDの音を鑑賞できる贅沢・・・・。
いつも書いておりますが、この名演奏が1050円(税込み)で買えてしまう幸福。有り難い時代です。



AUTHOR: 天ぬき DATE: 03/14/2007 10:46:11 おはようございます
R・シュトラウスというと思い浮かぶのが「2001年宇宙の旅」
冒頭のツァラトゥストラ・・・は本当に印象的でした。
ブロムシュテットでは英雄の生涯しか持っていません。
ドラティ盤やカラヤン盤をよく取り出します
そしてデュ・プレ、バルビローリによるドン・キホーテ!
フルニエとのカラヤン盤も素晴らしいが心情的に薄幸の天才に軍配を挙げたいです。
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コメント

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
「2001年宇宙の旅」は衝撃でした。内容が哲学的で、分かりにくかったですけれど、音楽の効果はすごかったですね。R・シュトラウスの「ツァラ」などは、この映画で一躍有名になったんでした。
ブロムシュテット/SKDのR・シュトラウスはDENONの録音も素晴らしく、名演が多いです。「ツァラ」はカラヤン/BPOもドラティ/デトロイト響の演奏もエエですね。
デュ・プレの演奏は別格でしょうね。まさに薄命の佳人でした。

>mattina 様
こんばんは。いつもお世話になります。
R・シュトラウスの管弦楽曲は、19世紀西欧音楽の爛熟を聴く想いです。噎せ返るようなロマンと、作曲の手練手管、すごいです。
ベームにも名演が多いですね。VPOとの「英雄の生涯」は大好きな演奏です。
R・シュトラウスは録音のよい演奏で聴きたいです。録音が良いと、ゾクゾクするほどオケがよく鳴ってくれる感じです。
コメント感謝です。嬉しく思います。

>E原 様
こんばんは。コメントを有難うございました。とても嬉しく思います。
E原さんは、リストやコダーイがお好きなんですね。僕はこの二人の作曲家はあまり聴かないので、このブログにはエントリーがないんです。
良い曲があったら教えてくださいね。
そういえばホンマにリストのピアノ曲は、聴いていないです。「前奏曲」は先日聴いて、良いなぁと思いました。
ドヴォルザークは大好きです。交響曲の7~9番はエエですね。スラヴ舞曲やチェロ協奏曲、弦楽四重奏も良いですね。哀愁漂う旋律が何とも云えませんね。

こんばんは。
R・シュトラウスの管弦楽集と言えば、『ケンペ&シュターツカペラ・ドレスデン』の1970年代の名演です。ブロムシュテットと同じオーケストラ、同じルカ教会、同じエンジニア。ブロムシュッテト盤は未聴の為コメントできませんが、雰囲気は似てるのでしょうね。
ケンペ盤の録音も私の英EMI盤は、素晴らしい録音と思います。オリジナルは東ドイツ『エテルナ盤』とのこと、凄い音みたいです。
R・シュトラウス、ベーム&VPOの『英雄の生涯』いいと思いますが、ドレスデンとの『MONO』録音はまた別の魅力で捨てがたいです。
クレンペラー、ライナー、カラヤン、セル、フルトヴェングラー、メンゲルベルク・・・・、素晴らしい指揮者の素晴らしい演奏が多く残されており幸せに思います。


すみません。
下記のコメント、あくまでも『私見&思い込み』です。
>R・シュトラウスの管弦楽集と言えば・・・。

言葉不足で・・・・。m( _ _ )m

R・シュトラウスといえば、カラヤンが1960年前後にVPOと録音したLPをよく聴いていました。
それからサロメの全曲を買ったり、当初はカラヤン一色でした。

気が変わったのは、マゼールがクリーブランドを振ったCBSの「英雄の生涯」。
素晴らしい演奏と録音で、僕のシュトラウス観を一変させた名演奏でした。

最近はフリッツ・ライナーのシュトラウスにはまっています。
1950年代なかばの古い録音ながら、リビング・ステレオの見事なマスタリングによって、驚異的な音質で蘇っています。
昔廉価盤LPで出たときとは、比べ物にならない高音質です。
むろん、演奏に文句の付けようはありません。
これは断然オススメです。

>あるべりっひ 様
こんばんは。コメントを有難うございました。私見&思いこみ、歓迎です。僕も全くの私見でひとりごとを書いてます。
ケンペのR・シュトラウス管弦楽曲集、良かったですね。レコードはもっと良いんでしょうね。エテルナ盤はさらにスゴイ録音だというのは何かの本で読んだことあります。ヨッフム/SKDのブルックナーもそうらしいですね。
我が家にはヨッフムのCDボックスもEMI盤LP全集もあるんですが、8番以外は素晴らしい録音だと思います。しかし、東独エテルナ盤は、さらに驚愕的な録音だとか・・・・。聴いてみたいですね。
僕はモノラル盤はあまり聴かないんですが、クレンペラー、ライナー、カラヤン、セルのR・シュトラウスは大好きです。あるべりっひさんに、同感です。

>Summy 様
こんばんは。コメント感謝です。ありがとうございました。
マゼール・CBSの「英雄の生涯」!・・・・あれ、良かったですね。新鮮で、瑞々しい演奏だったと思います。確か、レコードアカデミー賞を受賞したはずです。R・シュトラウス管弦楽2枚組のLPで今も愛聴してます。
リビング・ステレオの評判もエエですね。
そうですか・・・・フリッツ・ライナー・・・・録音が良いなら、これは是非、チェックしておきますね。
コメントを有難うございました。嬉しく思います。

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