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プロコフィエフのバレエ組曲「ロメオとジュリエット」 ムーティ/フィラデルフィア管

春の嵐の後は冷え込みました。
でも、冬の寒さではないですな。春先の、花冷えのような寒さ。日中は暖房が要らない程度の。
間もなく愛媛県は高校入試、中学校では卒業式であります。
高校を先日卒業した次男坊も、荷物をまとめ始めました。春です。

さて、今日はバレエ音楽を。

プロコフィエフのバレエ組曲「ロメオとジュリエット」。
リッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
1981年2月18日、フィラデルフィアのオールド・メットでの録音。EMI盤。
何と、1日でのセッション。1200円の廉価盤CD。

この曲は、美しい旋律と場面描写の劇的な鮮やかさが素晴らしいプロコフィエフの名曲。
ムーティは、フィラデルフィア管のゴージャス・サウンドを生かして、大胆に、ダイナミックに描いてゆく。バレエ音楽というよりは、交響詩に近い感じの表現。シンフォニックなスケール感は、他の演奏と比べると、より際だつ感じ。バレエのための付随音楽ではない、大作名作の価値ある作品だと云わんばかりの迫力であり、豪快さ。
大袈裟な表現だなぁと思う部分もあるが、そこは若武者ムーティ、騎虎の勢いで乗り切ってしまう。

もちろん、ムーティらしい、輝かしいカンタービレも楽しい。よく歌い、元気よく演奏するオーケストラ。やっぱり、ムーティはこうでなくちゃね。

第1組曲の3曲目、「マドリガル」の美しさは絶品。
ヴァイオリンはロメオを、フルートはジュリエットを表しているのだが、このフルートの旋律は、プロコフィエフが書いた最も可憐なメロディの一つあって、フィラデルフィア管の演奏も素晴らしく美しい。フルートの音色など、ホンマに綺麗。

このジュリエットのテーマはその後も出てくるのだが、ムーティは実にデリケートに弾かせてゆく。ソロ・ヴァイオリンで出てくる時の美しさは、ちょっと表現できないほど、優しく美しい。匂うような艶やかさもある。

第2組曲の冒頭「モンタギュー家とキャプレット家」は、今や有名曲。
「のだめカンタービレ」ではシュトレーゼマン登場のテーマ、ソフトバンクの携帯電話のCMで、さんざん聴かされた音楽だが、フィラデルフィア管で聴くとまた格別の味わい。何しろ勇壮でシンフォニック、そして鮮烈なフィラデルフィア・サウンドが炸裂する。
いや、まことムーティはカッコイイ。

1981年といえば、オーマンディの後を受けて、ムーティはフィラデルフィア管の音楽監督に就任したばかりの頃だが、すっかりオケを掌握して指揮している感じ。
オケは生き生き、指揮者も楽しそうだ。

録音は標準的。
EMI的な平板さは致し方ないにしても、もう少し楽器の解像度が高ければ、あるいは奥行き感があればエエのにと思います。
弦楽セクションは良い音なんですが。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 03/07/2007 06:22:19 おはようございます。プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」、いい曲ですね~。以前、テレビでバレエのハイライトを見ましたが、場面の情景にぴったりあった、繊細な音楽であることに驚きました。以来、CDで聞くときも、派手さのない曲に、どんな場面か想像するようになりました。mozart1889さんのまねをして、「ほんまにエエ曲やね」と申し上げます(^_^)/
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コメント

>narkejp 様
今晩は。コメントを有難うございました。
この曲、観たことはないんです。音楽ばかりなんです。
バレエは見ると聞くとは大違いで、実は観る方が数段楽しいのは、佳連れ、ドリーブの「コッペリア」の実演を観たときに感じました。
「ロメオとジュリエット」、観てみたいです。音楽は、ホンマに素晴らしいと思います。特にジュリエットのテーマは絶品ですね。

>さすらい人 様
今晩は。いつもお世話になります。
この曲、全曲盤はプレヴィンのブリリアント(実はEMI)盤で聴いています。2時間くらいで聴けますね。「シンデレラ」も入っている徳用盤でした。
盤鬼の同僚が、さすらい人さんと同じように、マゼール盤を勧めるんです。これは、是非ともマゼールの全曲盤を入手せねばなりませんね。
ありがとうございました。

>天ぬき 様
今晩は。いつも有難うございます。
天ぬきさんも、マゼール盤ですか。これは、いよいよマゼ-ル盤を聴いてみないわけにはいきませんね。
某オークションで探してみます。
楽しみです。

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