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ショパンの「24の前奏曲集」 ニキタ・マガロフ(Pf)

今日はショパンを聴いてます。

「24の前奏曲」 作品28。
ニキタ・マガロフのピアノ独奏。
1991年4月、江戸川区民総合センターでの録音。DENONのクレスト1000シリーズの廉価盤。
マガロフ79歳。死の前年の録音。ピアノはスタインウェイ。
明瞭で柔らかいタッチ。感情の起伏は大きいが、それに流されない構成力。老巨匠マガロフの穏やかな表情そのままのショパン。

DENONの優秀録音で、スタインウェイが大変美しく捉えられている。
カツンというタッチが、緩やかにホール全体に溶けてゆくのが「見える」ような録音。聞こえるというより、見える感じ。
音の余韻が得も言われぬ穏やかな表情を生んでゆく。心安まるショパン。味わい深く、しみじみ感動がこみ上げてくるショパン。
驚かせたり、ドキッとさせたりするショパンではなく、淡々としているショパン。
マガロフが永年親しんで、研鑽を積んできたのであろうショパンの小曲が、サラッと目の前に現れるだけなのだが、これが何とも清らかで美しい。
蒸留水のような澄み方ではなく、色々なものが混じっている感じ(ミネラルもおそらく不純物も)、だから自然な水の味わい。
すべて達観したようなピアノと云うべきか。

僕もこのように美しく淡々と年を取りたいものだと、つくづく思う。

特によいのは第13番のレント。15番雨だれ、17番のアレグレット。
4番のラルゴや9番、20番のラルゴもイイ。
技巧的な衰えもあるのだろうが、概して遅い曲の方がジンとくる。

自然なフレージングもイイし、あまりルバートを用いないところも良い。

DENONの録音はとにかく素晴らしい。
生演奏を彷彿とさせる臨場感。夢見るような余韻。これは日本のレーベルの誇りであります。(今は・・・・・・過去形にすべきでしょうか)


さて、今日3月1日は愛媛県の県立高校の卒業式。
次男が卒業です。3カ年皆勤だったと自慢しておりました。
そかそか、オマエは風邪も引けんのかい・・・・と云うとニヤリとしておりました。




AUTHOR: 天ぬき DATE: 03/01/2007 17:33:12 こんにちは
ショパンは好んで聴くほうではありません。
前奏曲でさえ全曲通して聴くことは稀です。そんな訳で手元にはアルゲリッチのが1枚あるだけです。
今夜はキーシンのリサイタル盤でも聴いてみますか。
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コメント

息子さんの卒業おめでとうございます。未履修問題で揺れた今年度の卒業式は、例年と違った日程で行われる学校が多いのかと思いましたら、意外にも例年通りという学校が多いようですね。急ピッチで補習をしたのでしょうか。私が習った世界史では、文化史の好きな先生で、作家と作品の概要を教えてくれたり、作曲家と代表作をちょこっと紹介してくれたり、面白い授業でした。
DENONの録音は、弦楽器の場合は、最初期には高音がきつくて閉口しましたが、ピアノ録音は、低音がゆるぎなく明快で、最初期から好きでした。ニキタ・マガロフとかクラウディオ・アラウとか、昔の巨匠風のピアニストの演奏は、なんとなく味がありますね(^_^)/

今晩は、マガロフと聞いて、昔、いや大昔、コンサートホール・ソサエティ
という通販レコードで購入したことを思い出して・・ショパン曲集でした。
このCDも聴いてみたくなりました。

しんころさん、こんばんは。
クラッシック愛好家なんですね。
私も昔はクラッシック、オンリーでイントロ、クイズに
出たことがあります。
三度の飯よりも音楽大好き人間です。

別館・リクエストのページへ曲を贈りますね。

>天ぬき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ショパンは若い頃よく聴きました。旋律が綺麗なのと、感傷的なのが良かったんですね。今は頻繁に聴くわけではありませんが、前奏曲と練習曲、ピアノ協奏曲は大好きです。
アルゲリッチのプレリュードは、個性豊かな演奏で好きです。LP盤ですが、今も愛聴しています。

>さすらい人 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
アラウの前奏曲集、持ってます。味わい深い名演だと思いましたし、「雨だれ」は、さすらい人さんの仰るとおりで、スケール豊かな名演でした。
あ、コンセルトヘボウでの録音だったですか・・・・・そこは見ていませんでした。録音がふわっとした感じで、ゆったり聴ける良い音でした。
アラウ盤、聴きたくなってきました。
ありがとうございました。

>narkejp 様
おはようございます。いつもお世話になります。
DENONのピアノ録音は、「PCM録音」と云っていた頃から、安心して聴けると思います。そうそう、弦楽器は時にヒステリックでしたね。
さすらい人さんも仰ってましたが、アラウ盤もエエですね。巨匠・ベテランの弾くショパンに惹かれるトシになってきました・・・・・。

次男の高校はセンター試験後の1月末まで世界史の補講をしておりました。2月はやらずに済んだようです。何かと騒々しい3年生の後半でした。

>hiromk35 様
おはようございます。コメントを有難うございました。嬉しく思います。
ショパンが主人公の映画なんですね。観たことはないんですが、きっと音楽関係の映画なんでしょうね。
さて、前奏曲集、アシュケナージ盤を長年愛聴してます。僕の中では、ショパンの基本はアシュケナージです。ありきたりですが・・・。
他に練習曲はポリーニ、前奏曲はアルゲリッチ、協奏曲ならツィメルマンにアラウ・・・・。フランソワやルービンシュタインのボックスセットも廉価盤になって入手しやすかったです。
エエ時代になりました。

>ジジー 様
おはようございます。
ホームページ拝見しました。MIDIと云うんですか、スゴイですね。
感心しながら観てます。
ありがとうございました。

>ドレドレ 様
おはようございます。コメント感謝です。
コンサートホール盤! 懐かしいです。
昔、中古盤屋にたくさんありました。ビンボー学生にとって、安く入手できたので、随分お世話になりました。
ああ、懐かしいです。時がさかのぼります。
ありがとうございました。

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