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エルガーの行進曲「威風堂々」 マリナー/アムステルダム・コンセルトヘボウ管

今朝、伊予西条は雨です。何となく暖かい雨です。春雨です。
こういう日は無理して走らないのが肝心。何事もほどほどがよろしいようです。
ジョギング休養日。今月目標の150㎞、すでに達成してます。

さて、今日は録音の話を少し。

エルガーの行進曲「威風堂々」作品39から。
ネヴィル・マリナー指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。
1977年6月、コンセルトヘボウでの録音。フィリップス原盤。
LPでは「エニグマ変奏曲」のB面に収められていました。CDだと「惑星」の余白に収められている演奏です。

英国の指揮者マリナーが、オランダのオーケストラを振って見事な英国音楽を聴かせてくれる。
なにしろ、録音が素晴らしい。アナログ全盛期の、豊かな肉付きと柔らかい余韻がたまらない魅力を放っている。
マリナーの「惑星」でも触れたが、コンセルトヘボウの響きが素晴らしく、マイルドで上品、まったく英国紳士のような穏やかで品のある音響が展開する。

第1番ニ長調の中間部、イギリスの第2の国歌として有名な部分など、オケの融け合いがクリーミーな響きとなって現れる。音量を上げても、端正な音楽が全然崩れず、ホールトーンの豊かさはさらに増してゆく。
テンポもゆったりで、よく歌う演奏。フレージングが自然で深々としているのが心地よいし、マリナーの指揮はあくまでも中庸の表現を指向し、あざとさがないのも良い。実にダンディ。

第4番ト長調も有名な曲。
これもゆったりテンポで、スムーズな音楽の運びが気持ち良い。アンサンブルは1番よりさらに良いか。響きは全く素晴らしく、徐々に消えてゆく音の余韻の何とも云えない美しさ。言葉にならん・・・・。

アムステルダム・コンセルトヘボウ管は、蘭フィリップス自国のオケだけに、夥しい録音があって、優秀録音も数多いと思います。
挙げていけば、それこそ十指に余るほど。ナンボでもあります。
我が家にも素晴らしいフィリップスのコンセルトヘボウ録音が沢山ありますが、この「惑星」・「威風堂々」はその中でも屈指の名録音と思います。

我が家のオーディオは色々変わってきました。
スピーカーはDENONのSC101、YAMAHAのNS690Ⅲ、DAIATONEのDS800、そしてタンノイのターンベリーに変わりました。
そのスピーカーを決めるとき、この「惑星」と「威風堂々」はLP時代からテスト盤でありました。愛聴盤です。



AUTHOR: ドレドレ DATE: 02/23/2007 09:47:17 こんにちは、25年も前ですが、私もタンノイを(当時一番小型のイートン)
購入し、6畳間で聴いていました。梅雨時の湿気には泣かされましたが、フィリップスの好録音盤の再生音は今でも忘れられません。ハイティンク・ビゼー・交響曲他や、アメリンクのシューベルト歌曲。アメリンク盤など、部屋を暗くして聴くと、ホールトーンが左右だけでなく、自分の斜め後ろにも空間が感じられて、ちょっと怖いくらいでした。
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コメント

>ドレドレ 様
こんばんは。コメント感謝です。
タンノイのイートンは、友人が使っていました。小型ですが、定位も良いし弦も良かったですね。
ハイティンクのビゼーにアメリングのシューベルト、もう、最高でしたね。これ、今も十分に現役盤で通用する名録音だと思います。
アメリングのシューベルトの歌曲集は、目の前で歌ってくれるような臨場感がありました・・・・懐かしいですね。
ありがとうございました。

>天ぬき 様
今晩は。いつもお世話になります。
僕は律儀なようですが、いえいえグータラで、休みの日にはゴロゴロしております。天ぬきさんをはじめ、多くの方にこうしてコメントを頂けるので、それが励みでブログの更新が出来るのですね。感謝しております。

さて、プレヴィン盤の「威風堂々」も、まさに英国紳士的な端正な名演奏ですね。ボクも大好きな演奏です。

>みー太 様
今晩は。コメントを有難うございました。
DIATONEのDS800は、勢いが良く、音が前に出てくるスピーカーでした。
その前に使っていたYAMAHAのNS690Ⅲが、木目調の音だったのと、長年使ってエッジがへたっていたのとで、DS800に買えたときには、鮮烈で元気のよい音に驚いた覚えがあります。ボクはブランド志向のミーハーですので、DIATONEを持つ悦びもありました(^^ゞ。
ただ、定位は今一歩だったようです。タンノイに変えて、その差に驚きました。奥行き、臨場感はやはり同軸のタンノイが優ります。それにピアノの音色も。
あとは音の好みで決められたらいかがでしょうか。

こんばんは。録音やオーディオについては、一部では「それがどうした」的感覚で大昔の貧弱な音源を有難がるクラシック・ファンもいるようですが、曲や演奏の素晴らしさを十全に伝えるためには、優れた録音・再生といった要素が不可欠です。このブログでは録音面も丁寧なコメントが付されていますね。私もフィリップスは大体好ましいのですが、デッカは楽器が個別に浮き上がって全体として溶け合わず、音場がせせこましくなる傾向があって苦手です。カルショウのオペラは素晴らしかったのに_でもDGやEMIも含めて、CD時代になってレーベルごとの個性が薄められちゃったような気がするのは残念ですね(続く)。

そういえば二十数年前のオーディオブーム以来、「聖地」秋葉原はパソコンシティから今ではオタク文化の発祥地へと変貌してしまいました。再びあの頃へと戻る機会は来るのでしょうか_。
ところで音楽を聴かれるのは早朝のジョギング後ですか?だとしたらご近所対策?とかされているんでしょうか。我が家のリビングは(あくまで一応の)防音措置が施されているのですが、それでも音量には当然のごとく気を遣います。おそらくオーディオシステムの真価が発揮されるような大音量で聴いたことは一度もないと思います。思う存分楽しめるのはほんの一部の人たち_こんなところもブームが去ったままの原因があるのかも知れませんね。ではまた。

>shibera 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
おっしゃるように、CD時代になってから各レーベルの個性が薄まったような気がしますし、秋葉原の変貌に至っては哀しいくらいですね。25年くらい前ですが、秋葉原にはよく行きました。DAC第一家電でカートリッジ2本セットを買い、特別仕様のレコードをもらい、テレオンや石丸電気、オヤイデ電気などをはしごして楽しんでました。
ボクは、音楽は休日と平日の夜に楽しみます。四国の田園地帯在住の特権でしょうか、家族の了解さえあれば大丈夫で、ご近所には音が届きません。我が家周辺の田んぼは、クラシック音楽を聴いて、稲穂を実らせます(笑)。

こんばんは。このオリジナルジャケットは素適ですよね。
私はLPでは、惑星と2枚組の3000円のレコードでした。
私のスピーカーも当時タンノイでしたので、いぶし銀のサウンドが楽しめました。皆さんがおっしゃるように、フィリップス録音は素晴らしいです。

>yokochan 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
yokochanさんも、このLPをお持ちでしたか。タンノイも使われていたんですね。僕は今ようやく思い焦がれたタンノイを聴けるようになりました。
フィリップスの録音はホンマに素晴らしいです。我が家の装置のせいか、ボクの耳のせいか、フィリップスとDENONは実にイイ音で鳴ってくれます。

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