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ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」。 ラインスドルフ/ボストン響

職場の同僚の中で一人クラシック音楽好きがおりまして、コイツは盤鬼であって、日本だけでなく海外からも買い漁る剛の者なのですが、僕と同じボケが始まっており、よくダブリ買いをします。
もう、お互いにしょっちゅう。情けないくらい。
で、また僕のところに回ってきました。ラインスドルフのベートーヴェン全集。
「こんなモン、何でダブるんかいなぁ?」と思いつつも、僕はシメシメと頂くわけであります。

で、今日はその中から。
ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調「田園」。
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団の演奏。
1969年の録音。RCAの廉価盤全集から。

基本的にインテンポの演奏なのだが、途中、少しテンポを揺らすところがある。アッチェランドをかけてみたり、グッと落としてみたり。独特のアゴーギクが面白い。

第1楽章など、畳みかけるところがいくつかあって、実に面白く聴ける。精力的で元気もある。「あ、ここでこんな風にヤルかなぁ・・・」という部分が随所に出てくる。演奏そのものは端正な感じで、品は悪くないのだが、1960年代のベートーヴェン演奏ってこんな感じだったのかしら。
ボストン響の弦は、シルクタッチで美しい。田舎に着いたときの晴れやかな気分が、浮ついたものにならないのは、この弦楽セクションがあってこそ。

第2楽章は素朴な演奏。ボストン響の響きはやや暗めで落ち着いた、シックなもの。ギラつかないのがイイ。
ラインスドルフの指揮は、ここではオーソドックス。穏やかにすすめてゆく。
木管が目立って巧い。名手揃いなのだろう、実に達者で音楽的な味わいに満ちた演奏。シルクタッチの弦楽セクションばかりでない、管楽器のブレンドもなかなかのものだと思う。

第3楽章から4楽章は、精力的で迫力が増してくる。独特のアゴーギクが戻り、それにオーケストラがよくついていっていると思う。アンサンブルは緊密で、崩れなし。大音量でも響きが濁らないのはさすが。

そして感動の終楽章。アンサンブルはピタリと合って、崇高な精神を伝えてくれる。あらゆるものへの感謝。そして慰藉。謙虚に、素直に、この感動的な終曲を味わいたい。

録音はこの時期としては標準でしょうか。
今の耳で聴くと少々古ぼけてきたような感じもあります。
ま、貰いモンですからね・・・・・。

<「田園」は沢山聴いてきました。少し整理しておかないと・・・>
◆カイルベルト/バンベルク響
◆クレンペラー/フィルハーモニア管
◆バーンスタイン/ウィーン・フィル
◆カラヤン/ベルリン・フィル(1980年代録音)
◆ベーム/ウィーン・フィル
◆C・デイヴィス/ドレスデン・シュターツカペレ
◆ワルター/コロンビア響
◆ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
◆アバド/ウィーン・フィル
◆マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
◆ヨッフム/ロンドン響
◆セル/クリーヴランド管
◆スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレ
◆ケンペ/ミュンヘン・フィル




AUTHOR: よし URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 02/13/2007 08:25:59 うわぁ、たくさんお持ちなんですね。
あと、お勧めはイッセルシュテット、VPOです。
ラインスドルフとBSOの3番は聴いたことがありますが全集を入れていたのですね。
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コメント

>天ぬき 様
こんばんは。いつもお世話になります。
クリュイタンス/BPO盤もイイですね。カラヤンが終身指揮者になってまだ間もない頃の演奏で、クリュイタンスの洗練とBPOの剛毅な響きとの掛け合わせがとても印象的だったことを覚えています。
春日部ですか。埼玉の東部ですね。僕は入間市の産です。高校は川越でした。ですから、昔の級友は浦和にも大宮にも住んでます。

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