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シューベルトの交響曲第4番ハ短調 D.417 「悲劇的」 ホルスト・シュタイン/バンベルク響

久しぶりのおしめりでした。
どんよりと暗い空、しとしと雨。いかにも春先の雨で、湿った空気も早春の匂いでありました。2月も中旬、もうすぐ春です。

昨日はDoblogのメンテナンスということで早朝更新が出来ませんでしたが、午前中には復旧していたようです。ここは時々、突然のメンテが入ります。そういう日は無理せず僕はノンビリしてます。
さて、ここのところ、アクセス数が増えています。検索ロボットなのか、クラシック音楽ブームなのか、何とかリーダーでしたかね?・・・そのせいなのか、よく分かりませんが、初めてご覧になる方もいらっしゃると思います。どうぞよろしくお願いします。

さて、今日はシューベルトの交響曲第4番ハ短調 D.417 「悲劇的」。
ホルスト・シュタイン指揮バンベルク交響楽団の演奏。
1986年5月の録音。オイロディスク原盤。日本では今BMGが発売しているシューベルト交響曲全集から。

これはシューベルト19歳の時の作品。二十歳に満たない青年の作品とはとても思えない完成度の高い交響曲で、彼の天才が遺憾なく発揮されている佳品。
解説書を読むと、ベートーヴェンのハ短調を意識したらしいのだが(ということは第五交響曲「運命」か!)、やはりシューベルトは抒情と憂愁の作曲家だったと思う。ここには、ベートーヴェン的な闘争と勝利の風はない。

シュタイン/バンベルク響の演奏には気品が漂う。
シューベルトらしい清らかな音楽の佇まいで、彼の初期作品の古典派的な風貌と、ロマン派に今にも入っていこうとする淡く切ない抒情とが、好ましく再現されている。
シュタインの指揮は、いつもながらの職人気質。妙な演出がないのがイイ。
(尤も、このシューベルト全集全てに云えることだが。)

バンベルク響の音は素朴で渋い。
やや暗い音なのだが、肌触りが自然な感じで、テカテカ・ピカピカしたところが皆無。木製の道具の手に馴染む触感とでも云おうか。弦も管もひなびた味わいで心地よい。
バイエルン州の古都たるバンベルクの、中世的な街並みの反映と云ったらいいのか、ヨーロッパの良き伝統が音に現れている感じ。

録音は適度な残響が心地よく、聴き疲れしないのがイイ。
解像度は決して高くないのだが、倍音成分が多く、柔らかい残響、ホールトーンが味わえる。ヨーロッパ風の音づくり。
ドミニカーナバウという修道院を改築した演奏会場が、当時のバンベルク響の本拠地だった由。いい音響だと思う。
(今は「カイルベルト・ザール」という専用のホールが完成しているらしいです)




AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 02/10/2007 08:50:49 おはようございます。
へぇ、ホルスト・シュタインとバンベルク響のシューベルトなんてのがあるのですか!それはよさそうですね。興味津津。シューベルトの交響曲は、後期のものしか知らないので、こういう落ち着いた全集があると、ありがたいですね。
ブログサイトの保守の件、私も同感です。無理せず、マイペースで、というのが長く続けるコツかもしれません。
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コメント

>narkejp 様
こんにちは。コメントを有難うございました。
ホルスト・シュタインのCDはあまり数多くないのですが、このシューベルト全集は良かったです。BMGの廉価盤、定価4000円弱です。
シュタインのベートーヴェン全集を是非聴いてみたいのですが、「英雄」しかありません。

「無理せず、マイペース」・・・・これがエエですね。

>Verdi 様
こんにちは。コメント感謝です。
ホルスト・シュタインといえば、まずグルダとのベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集が良かったですね。それと、同じDECCAでのワーグナー管弦楽曲集(VPO)あたりも大好きでした。
容貌は何とも云えませんが(^^ゞ・・・・・音楽は質実剛健でボクは好きです。録音が少ないのが残念ですね。
この人のベートーヴェン全集は是非効いてみたいのです。

>天ぬき 様
こんにちは。いつもお世話になります。
シューベルトの交響曲全集はCD時代になって、しかも価格崩壊の時代になってからは非常に購いやすくなりました。沢山買ってしまいました。
30分ほどで聴ける交響曲が多いので、気楽に流しています。
でも、シューベルトの交響曲は5番8番9番。これは僕も同じです。
昔から名曲ですよね。大好きです。

初めて聴いたFMのバイロイトLIVEがこの人のマイスタージンガーでした。そのせいかワーグナー指揮者のイメージが強いですね。で、当然ながらエアチェックなどを敢行するわけです。私のカセットデッキはオートリバースなんて装備していませんでしたから、テープ終端近くになったら速やかに右手でフェードOUT&ボタン操作,左手でカセットを換装し再度右手でボタン操作&フェードIN・・。いや、忙しかった。なかなか手際は良かったらしく、人に言わせると「疾き事風の如し」だったとの事でした。今では良い想い出です。「ドラゴン」なんて凄いデッキも有りましたね。
聴く所によるとこの人のブラ全が良い、との事ですが絶版なんですよねえ・・。

>花岡ジッタ 様
おはようございます。コメント感謝です。
シュタインは、年末のバイロイトFM放送の常連でした。カセットを必死で裏返す話、僕も経験しています。「あの涙ぐましい努力を知らない若い士とは、まだまだクラシック音楽の話は出来ねえなぁ」と、偉そうなオヤジの一言を言ってみたい気もします(^^ゞ。ナカミチの「ドラゴン」!懐かしいですね・・・・。
さて、シュタイン/バンベルク響のブラームス全集は中古屋で見かけます。僕は上京した折りに、御茶ノ水のディスクユニオンで買いました。廉価盤ですので、中古だと実に安かったです。

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