スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調 「イタリア」 ストコフスキー/ナショナル・フィル

早春の晴天。
わが部屋の南面、四国山地は穏やかな稜線であります。
秀峰石鎚は今月初めの寒さですっかり冠雪、美しい化粧であります。絶景哉。

抜けるような青空が、これまた綺麗。
今日は、こんな青空の日に聴きたくなる音楽であります。

メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
レオポルド・ストコフスキー指揮ナショナル・フィルハーモニックの演奏。
1977年の録音。CBSソニー盤。懐かしいLPです。

録音が行われたのは、老巨匠95歳のとき。その死に先立つこと3カ月。
それにしても、何という瑞々しさ。若々しさ。
弦楽も管楽も精気に濡れて、爽やかで艶やか。
いや、全くストコフスキーは死ぬまで万年青年だった。

ちょうど30年前の録音だが、解像度は水準以上。ステージにオケが綺麗に並んで、ホールの上席で聴くような気分になる。
奥行きも十分で、ホールトーンも豊かに味わえる、上々の音。

ナショナル・フィルのテクニックやアンサンブルはもう一歩かなとも思うが、老巨匠の元で元気に一生懸命吹いているのが微笑ましい。オケが頑張っている演奏を聴くのは気持ちが良いものだ。
少々ゆるいアンサンブルで結構、この明るさ、この活気に比べれば小さいことだろう。
第1楽章でのクレッシェンドの快感。気持ちがスッキリする。

ストコフスキーの指揮ぶりは、若々しく新鮮。鋭いフレージングと古典的な佇まいが特徴か。若手指揮者の演奏家と錯覚してしまう。

しかし、もっとスゴイのは、どうもこの録音はストコフスキー95歳にして初めての「イタリア」録音だったということ。
膨大なレパートリーとディスコグラフィを誇る大巨匠にもかかわらず、この年齢でチャレンジし続ける意欲、精力。素晴らしい。脱帽。
僕は謹聴しました。


<「イタリア」は大好き交響曲・自己リンクです>
★ドホナーニ/VPO
★ショルティ/CSO
★セル/クリーヴランド管
★デイヴィス/BSO





AUTHOR: hiromk35 DATE: 02/06/2007 10:04:22 イタリア交響曲! 私も大好きですよ。
昔々、昭和30年代、ステレオ初期にサヴァリッシュ指揮で10吋盤があって、これが「爽快」という言葉をそのまま音にしたような快演でした。たしかフィリップス盤だったと記憶しています。幼い娘たちも大好きで、演奏が始まるとキャッキャッと飛び跳ねたものでした。おかげてLPは傷だらけに・・・。CD復刻盤があれば買いなおしたいと思っています。

スポンサーサイト

コメント

>Verdi 様
おはようございます。コメント感謝です。
コメントの時刻が深夜、Verdiさん、遅くまで起きてますね。僕はその時間帯は熟睡です。今、起床したところです。

ストコフスキーは、Verdiさんのおっしゃるとおり、異才にして偉才ですね。何でも出来ちゃうんですから。
彼のシェエラザードやチャイコフスキーの5番などは、本当に面白かったです。あと、幻想交響曲も。

こんばんは。
このレコード、ずっと探していたのですが、本日やっと中古店でゲットしました。
ジャケット、盤質とも良好で480円でしたよ。

ストコフスキーが亡くなるわずか3ヶ月前の録音というのが信じられないほど、溌剌として推進力のある演奏ですね。
なによりオーケストラの音色に膨らみがあって、自在なテンポ、豊かな詩情があり、素晴らしい演奏かと思います。
カップリングのビゼーも聴き応えのある演奏でした。

僕にとって、メンデルスゾーンはさほど頻繁に聴く音楽ではないのですが、わずか一週間前、バーンスタイン/IPOの4、5番の交響曲を中古LPでゲットしたばかりです。
なにかの巡り合わせなんでしょうかね。

>Summy 様
コメント感謝です。
ストコフスキーの、死者の復活ですね。凄いなぁといつも思うんです。あの高齢からは信じられないような瑞々しさ。もう参ります。
ストコフスキーは、万年青年だったんですね。
480円ゲット、おめでとうございます。なかなか出ない代物と思うんですが、良かったですね。

あ、バーンスタインとイスラエル・フィルのメンデルスゾーンもエエですね。僕はCDで聴いてます。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。