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R・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」 プレヴィン/ウィーン・フィル

今日は節分。2月に入って冷え込みが厳しいですが、天気予報では今日からまた暖冬が戻るとのこと。明日からは「春」です。
豆まきの準備でもしましょう。

さて、今日のCDは、1820円。消費税3%時代なので、定価1875円。廉価盤になります。
「R・コルサコフ大好き」という企画盤です。

1980年代末期、バブルの時代には、こういうクラシック音楽の企画モノ、作曲家別「大好き」なんていう細切れ缶詰CDが結構出ました。まあ、作曲家のアンソロジー、いいとこ取りのようなベスト盤のようなかんじですかね。
当時のボクは見向きもしなかったんですが、このCDだけは別格。プレヴィンの「シェエラザード」が「丸ごと」入って(細切れ、一部の楽章だけ入っているとか、でなく)、この価格は安いゾ・・・・。

というわけで。
R・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。
アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルの演奏。
1981年12月、ウィーンのムジークフェラインザールでの録音。

プレヴィンのとるテンポは全体的に遅め。時折テンポを速めることはあるものの、ほぼ全編にわたってゆっくりとメロディを歌わせながら、ロシア的な情緒を表出してゆく。
粘りやネットリ感はなく、表面はサラッとしているので、耳に馴染みやすい感じ。
ウィーン・フィルの音が輝かしく、雰囲気豊かに音楽が進んでゆく。

交響的と云うより、標題音楽としての「シェエラザード」。プレヴィンの語り口に上手に乗せられてしまう。
第1楽章の「海とシンドバッドの船」など、見事な表現だと思う。荒れる海、大海原の航海・・・目の前に現れそうな、素晴らしい再現。

第2楽章と第3楽章は、木管の名人芸を堪能できる。ファゴットもオーボエも全く巧いし、いかにもウィーン・フィルらしい管楽器の響きがたまらない。
金管の鮮烈な音も、木管に負けじと素晴らしい。

終楽章の迫力は相当なもの。尤も、ウィーン・フィルの演奏なので、あまりどぎつくならないのがイイ。プレヴィンの演出は巧みで、めくるめくR・コルサコフのオーケストレーションを楽しめる。イヤ、全く色彩的。

コンマスは、ライナー・キュッヒル。端正で品がよい。中庸の美徳とでもいうべき表現か。

デジタル初期の録音だが、硬い音もせず、さすがにフィリップスと感心。
美しいヨーロッパ・トーン。
適度な残響と、楽器の定位も良く、大変聴きやすいオーケストラ音楽に仕上がっております。


<「シェエラザード」は最も好きな管弦楽曲のひとつ>自己リンクです。
◆チョン・ミュンフン/パリ・バスティーユ管
◆コンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管
◆クリヴィヌ/フィルハーモニア管
◆マゼール/ベルリン・フィル
◆デュトワ/モントリオール響
◆ムーティ/フィラデルフィア管
◆アシュケナージ/フィルハーモニア管

やれやれ、「クラシック音楽のひとりごと」8枚目の「シェエラザード」エントリーでした。



AUTHOR: Verdi DATE: 02/04/2007 02:23:51 こんにちは。

 なるほど、プレヴィン=ウィーン・フィル、なんですね.........
 プレヴィンは、何故かウィーン・フィルとの録音があるんですよね。ウィーン・フィルで、グルベローヴァの歌った「こうもり」の指揮者がプレヴィンで、出立ての時に「なんでプレヴィンなの?」と首を捻った覚えがあります。
 聞いて納得。なるほどまぁこれなら文句はありません、という出来栄えでしたが、あまりオペラに縁が無いイメージの人でしたから....

 余談ですが、プレヴィンはジャズの方がよく聞いてるかも知れません<自分

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コメント

>shibera 様
こちらにもありがとうございました。早速お返事です。
プレヴィンはすでにムターとは離婚したとのことです(このブログのコメント書き込みで知りました)。芸術家の結婚・離婚って速いですね。
プレヴィン/VPOのR・シュトラウスは愛聴盤です。テラークの録音も素晴らしく、自然な音楽が目の前に展開します。
シェエラザードもそうでした。この人の自然な感じ、肩の力が抜けたゆったり感、エエなぁと思います。

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