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バッハのブランデンブルク協奏曲第5番 BWV1050 バウムガルトナー/ルツェルン祝祭弦楽合奏団

早くも2月。仕事はさらに多忙を極めます。
昨年4月から職掌が替わって、仕事量も責任も増えて辟易しとりますが、この2月から4月上旬までがどうも激務のピークのようです。いやはや。

さて、昨日はハイドン、今日はバッハ。
J・S・バッハのブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV1050。
ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン祝祭弦楽合奏団の演奏。
1978年5月、スイスのラ・ショードフォンでの録音。

何と幸福なバッハ。
音楽する喜びに溢れ、しかも、「バッハの音楽はこうだよなぁ」という確信に満ちたバッハ演奏。盤石の安定感と、新鮮な愉悦と。素晴らしいバッハだと思う。
ソロを受け持つヴァイオリン、フルート、チェンバロがみんな生き生きとしている。音楽の表情が若々しく、明るく、笑顔一杯。いや、もう、聴いていて楽しいことこの上ない。
そして、見事なアンサンブル。
フルートは名手オーレル・ニコレ。この人のフルートはいつも真剣真摯で正調正統。真面目なのだが決して音楽は冷たくならず、常に温かく穏やかなのがイイ。
「愛媛の真面目なジュースです」というのは当地の青果連「ポン・ジュース」のコピーだが、ニコレのフルートは、ホンマに真面目で美味い(巧い)のだ。

ヴァイオリンにはチェコの至宝、ヨセフ・スーク。細身でしなやかで軽やか、透きとおるような響きで、クリアに聴かせる。この音も快感。

チェンバロはスイスの女流、クリスティアーヌ・ジャコッテ。この人の通奏低音はれは聴きごたえあり。ソロも立派なもので、格調高い。この第5番は、いわばチェンバロ協奏曲全集だから、チェンバロは巧くないとね。

演奏はどこも素晴らしいのだが、あえて云えば、聴きどころは第1楽章のジャコッテのソロ・プレイ。これは圧巻。
そして、第2楽章の名手3人のソロとアンサンブル。息を呑む美しさ・・・とはよく云うが、こういう演奏のことを指すんじゃないか。

バウムガルトナーの指揮は安定。テンポは少し速め、背筋がピンと伸びて、堅実な指揮ぶり。随所に、個々のプレーヤーの自主性に任せて、「好きにやってエエよぉ」的なところがある。これも聴いていて楽しいものだ。


録音は今も極上。アナログ末期の、素晴らしい音。
CDもありますが、LPで聴く方が、弦の柔らかさがイイように思います。

あ、ボクの持つ全曲LP2枚組じは廉価盤で3000円でありました。
(レギュラー盤は5000円もした!!)
先日、DENONのクレスト1000シリーズで復活したらしいです。この名盤が安価に購入できるのは、クラシック音楽好きにとってはご同慶の至り。
いや、目出度いです。



AUTHOR: hiromk35 DATE: 02/01/2007 22:42:34 バウムガルトナーのブランデンブルクはおっしゃるようにハピーな雰囲気に溢れていますね。
リヒターも聴いていますが、まるで別の曲に聴こえます。

第1番のⅠ.アレグロは
バウムガルトナー 4分39秒
リヒター 3分33秒
といった具合になんと1分以上の違い!

ところが第5番は
バウムガルトナー 10分02秒
リヒター 9分49秒
と、両者かなり接近しています。

幸福感のバウムガルトナー、峻厳なリヒター。両方とも愛するという無節操な私なのでした。
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コメント

>猫よしお 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
バウムガルトナー/ルツェルン祝祭管のブランデンブルク協奏曲は、今も僕にとって最高の演奏です。クラシック音楽を聴き始めたときに出会った演奏だからでしょうか、愛着がひときわ強い演奏です。
ニコレやジャコッテの名手のプレイも素晴らしく、安心して聴けます。小楽器で聴くより、こちらの方が心休まる感じです。

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