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ワーグナーの管弦楽曲集 オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団

今日はワーグナーの管弦楽曲集。
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の演奏。
1970年前後の録音、RCA原盤。

BMGビクターが出している「The Best Collection of Classical Music」という名曲全集からの1枚。中古盤屋や古本屋で格安で売っているアレです。
P1988とあるので、1988年の発売。
ああ、バブル全盛期。

CDはまだまだ高価であって、だからこそというべきか、80~100枚単位のクラシック音楽名曲全集が各社から発売され、家庭に販売されたのだろう。当時のバブル景気、家庭にはこのくらい(全集では多分定価で20万円くらいしたのではないか?)は買える可処分所得があったということか。一つの贅沢品ですな。百科事典を揃えてみたくなる心情と似ているかもしれません。収入も増えた、新居も成った、子供も出来た、さあ、次は百科事典と名曲、教養と情操の教育だ・・・。

今やその役目も済んで(イヤ、殆ど聴かずに置き場所に困って売り飛ばしたか?)、古本屋にボロボロ出てくる時代。某オークションでは1枚あたり100~200円程度で落札できる有り難さ。
そして、巡りめぐってボクの手元に。ボクとしては、これ、貴重な音源であり、供給源であります。重宝してます。

ということで、オーマンディのワーグナー管弦楽曲集をCDプレーヤーに載せて、聴き始めたところ・・・・。
録音は1970年頃、さすがに古くなりました。しかも、このころのRCAはあまり録音技術に関心がなかったのか、イイ録音が少ないんです。
案の定、録音イマイチやなぁ・・・と思って、CDを換えようとしたら、動けなくなりました。

何たる美音!
美しい、豊麗、鮮やか、ゴージャス。いや全く、素晴らしいフィラデルフィア・サウンド。
この音に捉えられたら、もう動けない。録音の古さなど関係なし。オーケストラの音としては極致のような美音。

もちろん、ワーグナーの音とは違うんです。ドイツの深々とした木質感の音とは違うんです。磨きぬかれた、屈託ない、ピカピカのアメリカン・サウンドであります。ワーグナーには豪華すぎる、こんな音をワーグナーは予定していなかっただろうと思うんです。
しかし、これだけの美音でワーグナーを聴ける贅沢・幸福。たまりませんな。

ワーグナーの音楽には、確かにフィラデルフィア・サウンドのような、言わば媚薬のように美しく感覚的な音、そしてゴージャスな音を出せるオーケストラを期待している要素があるようにも思います。

全6曲の管弦楽曲集。
1「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2「タンホイザー」序曲とバッカナール
3「ワルキューレ」ワルキューレの騎行
4「ローエングリン」第3幕前奏曲
5「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死
6「指環~神々の黄昏ジークフリート」ジークフリートの葬送行進曲


ワーグナー管弦楽曲集も沢山聴いてきました(自己リンクです)

■カラヤン/ベルリン・フィルの「タンホイザー」序曲
■ティーレマン/フィラデルフィア管の「パルジファル」の音楽
■テンシュテット/ロンドン・フィルの「リエンツィ」序曲
■マゼール/ベルリン・フィルの「指環」管弦楽曲集
■ベーム/ウィーン・フィルの「タンホイザー」序曲
■カラヤン/ドレスデン・シュターツカペレの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
■ショルティ/ウィーン・フィルの「指環」管弦楽曲集
■ハイティンク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管の管弦楽曲集
■ショルティ/シカゴ響の管弦楽曲集
■バレンボイム/シカゴ響の管弦楽曲集
■ホルスト・シュタイン/ウィーン・フィルの管弦楽曲集


AUTHOR: しんころ EMAIL: soi-winnie0228@nifty.com URL: http://blog.livedoor.jp/soiwinnie/?blog_id=1683435 DATE: 01/25/2007 20:36:59 初めまして
名盤探訪さんのサイトから来ました
名盤さんのサイトに驚いていたら、他にも
すごい方がおられるのですね。
ブログの凄さに驚きました
またよらせてください
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コメント

このコンビ、真実の瞬間に立ち会った者=実演を聴いた者と、そうでない者=録音でしか知らない者とでかなり印象に温度差がある様ですね。実演はホントに凄かった、という声を良く聴きます。まあ、日本での不人気ぶりこそ世界的に見れば「異常」なんじゃないかな、とは思いますが・・。尤もかく言う私もこのコンビの録音、LPを足しても10枚も持っていないと思います。なにせ元がオーディオ好きなものですから、RCA、CBS、EMIと、よせば良いのにその時々のワースト録音レーベルに録音し続けたこのコンビの録音は無意識の内に選択肢の中から除外してしまう事が多かったのです。ローマ3部作などは名人の古典落語を聞いているような趣があってお気に入りですね。

>shibera 様
おはようございます。いつもお世話になります。
このテのCDは、ブック・オフによく出てますね。当時の国内のレギュラー盤と何ら変わりないので、貴重な音源です。時々購入しては、堪能してます。オークションなどにもまとまって出されるので、落札してしまうこともあります。
ワーグナーは管弦楽作曲家としてもスゴイです。精神論はあまり得意ではないので、オーマンディのような純粋にオケを立派に演奏させるタイプ、嫌いではありません。この盤に関しては、もう少し録音が良ければなと、惜しく思いました。
コメント感謝です。有難うございます。

>花岡ジッタ 様
こちらにもコメント感謝です。いつも有難うございます。
ボクはこのコンビの実演に立ち会えなかったんです。というのは、クラシック音楽を聴き始めた頃、ちょうどオーマンディからムーティに代わる頃だったのです。LPはソニーの1300円盤を沢山買いました。廉価盤が多かったので、助かりました。
ただ、CBS、RCA、EMIは、録音がイマイチですね。ホント、花岡さんのおっしゃるとおり。DECCAやフィリップス、DENONの録音ならもっと映えていたろうに・・・と惜しく思います。
あ、ローマ三部作は名人の古典落語、同感ですよ。

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