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シューベルトの劇音楽「ロザムンデ」 D.797 マズア/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管

「のだめカンタービレ」のアニメ版が始まった・・・・・そうです。
・・・・そうです、というのはネットでそのことを知ったのであります。深夜枠なのに視聴率もいいそうです。
でも、愛媛県では放送していない!
残念。これ、田舎の悲哀ですな。
僕が四国に住み始めた20年前は、民法は2局しかなかったしなぁ・・・(日テレとフジ系のみ)。都会と地方の格差は、まだまだ続きます。

さて、気を取り直して音楽を。
今日も、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の音を聴きます。
フィリップスの録音が良く、素晴らしい音響で聴けます。

シューベルトの劇音楽「ロザムンデ」 D.797。
クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏。
ソプラノ独唱はエリー・アメリング。
1983年12月、ライプツィヒでの録音。

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の音が滑らかで温かく、大変心地よい。
木質の肌触りで何とも云えないふっくらした感触。肌理の細かい質感。しっとりとした上質の絹織物に包まれるような感触がたまらない。聴き手の心に安心感が芽生えてくるような音。ホールトーンも最高だと思う。

このCDはフィリップスが東独のドイツ・シャルプラッテンと共同で制作したものだが、実に良い音だと思う。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管が持つふくよかさ、自然な肌触り、柔らかい残響などを、フィリップスの録音スタッフが見事に捉えていると思う。

思えば東独当時、このライプツィヒ・ゲヴァントハウス管をはじめ、ドレスデン・シュターツカペレやベルリン・シュターツカペレは、ドイツ的な渋い音色の伝統を保持しつつ、まろやかで温かみのある音のレコードを世に送り出していた。ベルリン・フィルやウィーン・フィル、あるいは英仏蘭のオーケストラが国際的・汎世界的な音になっていったのに対して、田舎の素朴さ・地方都市の方言のような温もりが、これら東独のオケには、あった。時に取り出して聴くその音は、今も極上。至福の響きを醸し出す。

このシューベルト「ロザムンデ」もそんな音、そんな音楽であって、弦楽合奏などはホンマに美しい限り。
この音楽はシューベルトの佳作。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管は初期のロマン派らしい爽やかな香気を美しく再現している。そしてシューベルトらしくよく歌う。
マズアの指揮は安定したもの。あまり手管を加えていない感じ。何もしていないというと、言葉が悪いか。

ロマンツェで聴けるエリー・アメリングの歌。これ絶品。
このころのアメリングは絶好調、フィリップス・レーベルの女性リートのエース。シューベルトの歌曲集など、最高だった。

間奏曲第3番は、お馴染み「ロザムンデの音楽」。即興曲にも弦楽四重奏「ロザムンデ」にも使われた著名な旋律だが、ゲヴァントハウス管のストリングスの合奏で聴くのは、また感興あふれるもの。落ち着いたテンポでシックに決めている。
いい音楽だなぁと思う。

劇音楽全曲で約60分。こういう音楽を、素晴らしい音で聴けるのは幸福なことでありますな。



AUTHOR: ryo EMAIL: kasuga.ryota@jp.fujitsu.com DATE: 01/16/2007 21:27:21 いつも楽しく拝見しております。

先日中古CD屋で、ジャケットの綺麗さとアメリングの声に興味がわき購入しました。

初めて聞く曲で何気なく聞き始めると、とてもやさしい気持ちになる音楽でとても気に入り最近何度か聞いております。

最近のお気に入りのCDが掲載されておりうれしくなりコメント書かせて頂きました。

これからも楽しく拝見させていただきますので、宜しくお願いします。

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コメント

>猫よしお 様
おはようございます。コメント感謝です。
マズア時代のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管は、これといった名録音がないようにも思います。ベートーヴェン全集やブルックナー全集が、最も良い演奏でしょうか。
僕はマズアのイイ聴き手ではないので、何とも云いかねるんですが、比較的地味な存在だったんでしょうね。

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