スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

サン=サーンスの交響曲第3番 「オルガン付き」 デュトワ/モントリオール響

ああ、寒い。日中はそうでもないが、朝晩は冷える。
朝は7時に家を出て、帰宅は夜も8時半頃だと、いやはや、この冷え込みが応えるなぁ・・・。こういう時期の風呂は有り難い・・・・いっぺんに温もりますな。

さて、今日は華麗な音楽を聴きます。

サン=サーンスの交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付き」。
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
オルガン独奏はピーター・ ハーフォード。
1982年6月、モントリオールの聖ユスターシュ教会での録音。

サン=サーンスの「オルガン付き」はロマンの香り高い交響曲。
デュトワ/モントリオール響のコンビだと噎せ返るようなロマンの芳香はやや薄くなるが、オーケストラは非常に巧いし、DECCA録音は相変わらず素晴らしいので、華やかで鮮烈な音楽になる。特に録音は今も極上、オーディオ的快感に浸れる名録音。

全編にわたって、デュトワの舵取りに安心して身を任せられる名曲の名演奏だが、やはり素晴らしいのは第2楽章か。
バックにオルガンが上品に流れ、聴き手に宗教的な感情さえ喚起させる美しさ。弦楽合奏がまた最高に美しい。キメの細かいアンサンブルがとにかく素晴らしい。
静謐静寂、心洗われる美麗な演奏になっている。

そして第4楽章の華麗さ。
オルガンはイギリスの名手・ハーフォード。華やかでありながら上品さも併せもつ見事な演奏ぶり。音色もあまり派手にならず、モントリオール響と一体となって交響的な演奏を行っている。
弦はもちろん、管楽器の自発性あふれるアンサンブルも好ましい。

この当時、まさにデュトワは絶好調だった。
ラヴェルの管弦楽曲集を2枚出して、次はファリャだったか。
そして4枚目の国内発売がこのサン=サーンスだったと思う。演奏は極上だし、オーディオ的にも極上録音であって、好評を博したと思う。
DECCAレーベルではアンセルメ以来のフランス音楽のスペシャリストとして、かなりプッシュしていたんじゃないかな。
アルゲリッチに逃げられたり、協奏曲の伴奏ばかりしていたり、やや不遇の時代を越えて、ようやくデュトワの時代が来た・・・・という感じだったか。

僕がクラシック音楽を好きになって懸命に聴いていた頃と、デュトワがどんどん録音して一気に大指揮者になってゆく時期が同じなので、思い出深い演奏でもあります。
そして、今聴いても、ホンマに素晴らしい録音。
デュトワ/モントリオールの録音はほぼすべて極上と言ってエエでしょう。


AUTHOR: のすけの母 URL: http://blog.so-net.ne.jp/shachinoie/ DATE: 01/12/2007 14:13:07 こんにちは。
正月休みのだらだらが抜けきれず、仕事の手を休めて、お邪魔しています(←とっとと仕事しろ!!と叱られそう……)。

で、このCD、私も持っています。
「オルガン付」が聴きたくて、だいぶ前に買ったもので、よく聴いています。
なにがいいのかよくわからず買ったものですが、「いいCD買ったね」と人に言われ、心の中でガッツポーズした覚えがあります。
スポンサーサイト

コメント

こんばんは。
このCD、私も持っています。大好きです。
いつかこの「オルガン付」をコンサートホールで生で聴いてみたいと思っています。デュトワ&N響で演奏してくれないかなと密かに期待しています。
TBさせていただきました。よろしくお願いします。

>のすけの母 様
おはようございます。コメント感謝です。
のすけの母さんは、まだ正月休みですか。エエですね。いつまでも休みなら良いのになぁとボクはいつも思います。早く隠居したいです。そうすれば、毎日クラシック音楽三昧・・・・・ええなぁ・・・・ガハハ。
ところで、デュトワのオルガン交響曲、僕はベストの出来だなぁと思います。演奏はエレガント、しかも上手いですし、録音も極上でしょう。家庭で聴くクラシック音楽として、これ以上のもの望んじゃイカンのではないかと・・・・思ったりします。
TBもありがとうございました。お世話になります。嬉しく思います。

>花岡ジッタ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
「時あたかもLPからCDへと切り替わる頃=日本のオーディオが一番熱かった頃。」・・・・僧ですね、本当に熱かったですね。僕は一生懸命オーディオ雑誌を読んでました。ビンボーな学生なのに、音友の「ステレオ」とか、「オーディオ・アクセサリー」誌など、大好きでした。「Stereo Sound」誌は今もそうですが高級すぎて・・・・(^^ゞ。
デュトワのラヴェルはLPで全部買いました。オルガン交響曲ももとはLPです。あ、レヴァイン/BPOのも好きですし。チョン・ミュンフンのもイイなぁと思っています。
いつもありがとうございます。

>しじみ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
デュトワのオルガン交響曲、これに勝る演奏はなかなかないんじゃないかと思います。しじみさんがおっしゃるように、N響とのコンビで聴いてみたかったですね。想像するだけでワクワクしますね・・・尤も、僕は渋谷までなかなか行けませんけれど・・・・・(^^ゞ。
TBもありがとうございました。感謝です。嬉しく思います。

興味深く読ませていただきました。
なるほど、デュトワ・モントリオール響そしてデッカとヒット連発のノリに乗っている時に録音したものなんですね。第2楽章後半、中間部のオケとオルガンとの掛け合い・・・いつ聴いても鳥肌が立ちます。「デュトワ、こんな神懸かり的な一体感ある演奏が出来るんやあ」と思っておりましたが、このエントリーを見て、納得です!

>ヒロノミンV 様
おはようございます。コメント感謝です。
デュトワ/モントリオール響のコンビは、ちょうど僕がクラシック音楽を聴き始めた頃に一気にブレイクしましたので、思い出深いです。演奏はエレガント、オケは上手い、録音は極上。今も、このコンビのCDなら欲しいと思います。尤も、殆ど購入してきてしまいましたが。
ヒロノミンVさんがおっしゃるように、オケとオルガンの掛け合いは聴きごたえがありますね。名演だと思います。

mozart1889さん
こんばんは。

私は恥ずかしながらデュトワのこのCDは持ってません。
自分的に結構変な癖があり
1)安くて新しい録音(ベストもの)
2)安くて(また同じですね)評判が良いもの
 or 安くて自分が好きな指揮者&オケ
3)安くなくてもとても評判が良いもの

と、上から順番に買う傾向にあります(好物を後に取っておくタイプ)

というわけで最上級と評判のデュトアはまだ買ってません。
(これから楽しみがあるので・・)

ひねくれものでスミマセンです。

>ニョッキ 様
こんばんは。コメント感謝です。いつもお世話になります。
デュトワのオルガン交響曲は、僕は中古盤で買ったのだと思います。
今、輸入盤が全体的に安いので、国内のレギュラー盤は高価な感じがしますね。僕も購入するのに抵抗がありますので、こういうのは中古がエエですね。

ニョッキさんと同じで、僕も安いCDをメインに買います。廉価盤大好きです。若い頃から、ずっとこの買い方だったと思います。
・・・・・時々、安物買いの何とやら・・・・・になりそうでもあるんですが・・・(^^ゞ

僕の拙ブログへコメントとTBありがとうございました。この演奏のオーケストラの響きにはほれぼれしますね。デュトワの指揮も軽妙かつダイナミックでこの曲の録音のなかではトップクラスだと思います。

>kazu9410008 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
デュトワのオルガン交響曲は、エレガントな名演ですね。録音も非常に良いですし、モントリオールSOがまた巧いです。
聴き応えのある演奏と思いました。
まったく、惚れ惚れします。

「交響曲第3番『オルガン付』/サン・サーンス」

PING:
BLOG NAME
mozart1889さんのブログに触発されて、私も「交響曲第3番『オルガン付』/サン・サーンス」を聴いてみました。mozart1889さんと同じく、デュトワ/モントリオール交響楽団です。「オルガン付」が聴きたくて買ったCDですが、やはり極めつけは第2楽章第2部冒頭ですね。いきなりオルガンが大音響で響くその荘厳さ。いつもこれを聴くと、いつも目の前に大きな物(建造物など)が聳え立ちます。こんな映画を見たような……(よく覚えてないのですが)。あるいは、「ドラクエ6」で城が浮かぶような(もうだいぶ前にやった...

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」より

PING:
BLOG NAME
今夜は会社の飲み会でした。
服薬中のためお酒は飲めないのですが、飲まなくたって充分ハイになれる自分に気付きました。
いやしかし、飲まないでハイになるのは疲れますね~。
でも気持ちよーく酔っ払っている方々とお話し、場を盛り上げ、私自身も楽しむためにはハイにならざ

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。